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朝日村の道祖神:石仏~Ⅱ~ in 長野県朝日村

2022年09月07日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

朝日村針尾北村に「北村横道の抱肩握手像」と呼ばれる「握手肩抱き双体道祖神」 「弘化二巳(1845)九月日 幸神原村中」の刻。

固く口を閉ざして前を見つめる男女神。女神の手の親指をしっかり握る男神。二人の行く手に有るものはどんな未来でしょうか?

先の道祖神の近くに「文字碑」一基。「仏塔」三基

朝日村針尾中村の防火水槽横に「双体道祖神」三基。

「中村の抱肩握手像」と呼ばれる「握手肩抱き双体道祖神」。「天保四巳(1833)三月 針尾中村 」の刻。

「中村の合掌像」と呼ばれる「合掌双体道祖神」

「中村の祝言座像」と呼ばれる「酒器祝言跪坐双体道祖神」。「嘉永二酉(1849)六月 清沢儀右ヱ門 」の刻。

酒器を手に立ち上がろうとする女神に手を差し出す男神。が・・・何の偶然か男神の頬にまるで平手打ちのような跡が・・・(笑)時の流れが見せる悪戯です(^^;)

熱田神社前に「双体道祖神」二基。「二十三夜塔」「庚申塔」「文字碑」等数基。

「熱田神社前の抱肩握手像」と呼ばれる「握手双体道祖神」。「天保十四癸卯年(1843)三月吉日 針尾村中 」の刻。女神は右手に何かを持ち、男神は左手に盃のようなものを持っており、私には「酒器祝言」に感じられたのですが・・二人の頭上には飾り組紐で巻き上げた幔幕も見えます。

「熱田神社前の未完成像」と呼ばれる「酒器祝言跪坐双体道祖神」

これほど摩耗が進み、なおかつ未完成となると、もはや想像だけの世界になります。言われてみればそうなのかな・・と。でも仲良く並ぶ二人の輪郭は、やはり優しさに満ちて見えるのは、ひとえに道祖神への愛ゆえ (〃∇〃)

「文字碑」

近くの道路わきに建立されていた「念仏碑」「仏塔」等四基。

「念仏碑」「青面金剛仏」

朝日村の道祖神~Ⅲ~に続きます。

撮影日:2016年4月23日

 


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