車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

吉浜細工人形 in 高浜市吉浜

2016年09月10日 08時00分00秒 | 日本の伝統・芸能・技の美

高浜市吉浜地区、その一画に「吉浜細工人形」が並ぶ「人形小路」があるらしい・・高浜市への車中泊を計画するまで知る事が無かった「吉浜細工人形」。せっかくのチャンス、見逃すなんて勿体ない(⌒∇⌒)

吉浜に360年以上伝わる郷土の伝統文化「吉浜細工人形」。細工人形とは、貝殻や種子、木竹の皮などの自然物を、竹などで作った骨組みの上に飾り付け、歌舞伎や伝説、縁起物などの場面を作るもので、その起源は農閑期を利用しての人形づくりといわれています。県の無形文化財に指定されている「吉浜細工人形」を観ながら散策が楽しめる、約800mの「人形小路」。スタートは愛知県最大規模の雛人形・五月人形の専門店「吉浜人形」から。

まずは吉浜人形店のショウウインドウ、ガラスの反射が残念な「福助さん」と「雛めぐり 束帯立雛」

立雛の横に「花まつり 白象曳車」

そして吉浜細工人形、トップは「太閤秀吉の栄華」

「淀君」と幼い「秀頼公」

貧しい子供時代を経て天下を掌握するまでに出世し、自らを天下人と名乗った豊臣秀吉。世継ぎの秀頼を得、まさに栄華の頂点です。

「射放弓 (しゃほうきゅう) 」は、八幡社と神明社に「お弓奉納の儀」として伝わる約350年の歴史を誇る弓神事。裃に大小の刀を差した武者姿の若者が、厳しい作法にのっとり、東西へ白羽の矢を放ちます。(高浜市指定無形民俗文化財)

「龍馬伝」より「福山雅治演じる坂本龍馬とお龍さん」。

「勝海舟と西郷隆盛」

冒頭の画像は「菅原伝授手習鑑 三段目 車曳き」。白地に松柄の着物は藤原時平の舎人で頭脳派、三つ子の次男「松王丸」。小豆地に桜柄の着物は斉世親王の舎人で気立ての優しい 三つ子の三男「桜丸」

牛車の中から姿を現したのは、菅丞相(菅原道真)の政敵「左大臣:藤原時平」と、流罪となった菅丞相の舎人で腕っ節が自慢の三つ子の長男「梅王丸」。怒れる時平が足を踏みつけると牛車は粉々になってしまいました。

和服姿の女性が踊っているのは「吉浜音頭」「敗戦の痛手の残る世相にあって、人々の心を勇気づけ和ませた歌「吉浜音頭」。世相も変わりいつしか忘れられていましたが平成25年吉浜町づくり協議会の手でこの歌が蘇りました」現地看板より

人形小路にある「寄席 仲平座」

吉浜下地区「柳池院」山門の留め蓋瓦

整然と美しく「三十三観音」

柳池院の展示は、日本昔話「一休さん」。屏風の中の虎を退治してほしいと難題を申し付ける将軍様に、ではそこから寅を追い出してくださいと頓智で返す、有名な屏風の虎退治の一場面。

怪しい手つきの(笑)将軍様と、謎のお姫様(笑)

某局の大河ドラマ「お江」の一場面。「織田信長に槍を突き付けられるお江」

信長の後ろで存在感を示す謎のコアラ(笑)

浅井3姉妹の「初・茶々」と、後ろは多分「お市の方」

ポチに教えられて裏の畑を掘る花咲か爺さんとお婆さん」

吉浜上地区「宝満寺」の菩薩像

宝満寺の吉浜細工人形館は「水戸黄門」、お馴染みの助さん角さんとお蝶を連れて世直しの旅です。

春爛漫の桜の下、「元禄花見おどり」の一場面

人形小路 伝承工房では「徳川三代」家康と家光

後ろに控えているのは家光の乳母「春日局」

ラストはちょっと懐かしい「鞍馬天狗」

何故か鞍馬天狗の頭上を飛ぶ「ドラエモン」(^^;)

「人形小路スタンプラリー」制覇。でも、景品はありません(笑)

訪問日:2011年9月19日

 


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