耶麻郡磐梯町(ばんだいまち)は福島県会津盆地北東部に位置し、磐梯山および猫魔ヶ岳の山麓の南斜面に位置する町です。猪苗代町、会津若松市、喜多方市、北塩原村に隣接。標高1819mの磐梯山や厩岳山・猫魔ケ岳等を北限として、南限は猪苗代湖を水源とする一級河川日橋川が流れ、町域には平坦地はほとんどありませんが、日射や湧水に恵まれ稲作に適した条件となっています。
平安初期の大同2年(807)、奈良の学僧『徳一』によって創建された慧日寺は、会津仏教文化の拠点として栄え、寺領18万石・寺僧3,800坊、衆徒4,000を擁していたといわれ、会津一円を寺領として支配していました。治承・寿永の乱で平氏方に味方しますが、横田河原の戦いで木曾義仲と戦って敗退。以後慧日寺は衰退し、天正17年(1589)に蘆名義広と伊達政宗が戦った摺上原の戦いの兵火を受け、堂塔伽藍のほとんどを焼失しました。
「町の木:こぶし」「町の花:りんどう」「町の鳥:オオルリ」を制定。
キャッチフレーズは「-自分たちの子や孫が暮らし続けたい-」
明治22年(1889)、町村制の施行により、摩耶郡赤枝村・大谷村・更科村・磐梯村の区域をもって磐梯村が発足。
1960年、磐梯村が町制を施行、摩耶郡磐梯町となる。
マンホールには「町の木:こぶし」に止まる「町の鳥:オオルリ」、下に「町の花:りんどう」がデザインされています。
昭和39年(1964)10月2日制定の町章は「輪郭は山の文字を形どり、内線はバン(磐)の文字を図案化し、 磐梯山を象徴せるものにして、 磐梯町の代表的磐梯山の雄姿を表現することによって町章とする。」公式HPより
磐梯町マスコットキャラクター『ロボばんじぃ』。「ばんだい」の響きが同じというご縁で、オモチャメーカー「バンダイ」の協力により誕生。名前は、ロボットの「ロボ」、磐梯町の「ばん」、慧日寺の「じぃ」から。得意技は「ばんじぃジャンプ」です。
中央公民館前にある謎の「トーテムポール(サンダーバードとキラーホエール)」。2001年のうつくしま未来博でカナダ館に展示されたもので、カナダ国オリバー市と姉妹都市を結んでいる縁で同町に寄贈されました。また後方には会津嶺万葉歌碑も建立されています。
【 会津嶺の 国をさ遠み 逢わなはば 偲(しの)びにせよと 紐結ばさね 】
(磐梯山のあるこの国が遠くなって逢えなくなったら、お前を偲ぶよすがにしよう。だから心を込めて下袴の紐を結んでおくれ。)「万葉集、東歌三四二六番」
撮影日:2015年6月27日
こんにちは!
町の木、町の花、町の鳥
みんな決まっているのですね。
町に寄って被ることは無いのでしょうか?
面白いなぁ。
札幌はなんだろう?
今度調べてみよう!!
ライラックとスズランはありそう😚😚
コメントありがとうございます。
自治体シンボルの花木や鳥は、かぶりまくりですよ(笑)
ここの自治体だけ!というのは、逆に珍しいかもしれません。
で、札幌市はだんちょうさん想像通り
「ライラック」は市の木、市の花が「スズラン」ですが、それ以外にも、恵庭市、砂川市、平取町、美瑛町、津別町、音更町、士幌町、上士幌町、清水町、幕別町の花もスズラン。
もちろん、北海道以外にも山梨の小淵沢町や広島県の世羅町等々・・数え上げるときりがないです(笑)