御殿場市(ごてんばし)は静岡県東部、霊峰富士の東麓に位置する緑豊かな高原都市です。富士山周辺・箱根観光への交通拠点となっている高原都市として知られています。地名は、徳川家康の遺体を移送する際に仮の御殿を建てて安置した事に由来。明治45年に陸軍の演習場が開設され、現在も陸上自衛隊の3つの駐屯地(板妻、駒門、滝ヶ原)と本州最大の東富士演習場を擁し、市域の3分の1が防衛関連で利用されています。「市の木:ケヤキ」「市の花:富士桜」「市の鳥:黒ツグミ」を制定。
キャッチフレーズは「緑きらきら、人いきいき、御殿場」
明治22年(1889)、町村制の施行により駿東郡御厨町、富士岡村、原里村、印野村、玉穂村、高根村が誕生。
1914年、駿東郡御厨町が、駿東郡御殿場町に改称。
1955年、駿東郡御殿場町、富士岡村、原里村、印野村、玉穂村が合併、御殿場市が発足。
1956年、駿東郡高根村を編入。
1957年、駿東郡小山町古沢地区を編入、現在に至っています。
マンホールには明治22年開通の東海道本線を走る「D51」と、「富士山」「市の花:富士桜」がデザインされています。
御殿場市庁舎内展示マンホール
駅前には昭和27年から昭和43年まで御殿場線で運用されていたSL「D5272」が静態保存されています。 富士山を背景に走るSL、乗り合わせる乗客の嬉しさは鉄道唱歌の15番目に。
【 ここぞ御殿場夏ならば われも登山をこころみん
高さは一万数千尺 十三州もただ一目 】
農業集落排水のマンホールには、富士の裾野に広がる田園風景と案山子の笠をつつくカラスがデザインされています。
デザイン仕切弁には、富士山を背景に二羽の「市の鳥:クロツグミ」が描かれています。
昭和32年9月20日制定の市章は、「GOTEMBAの頭文字Gを図案化。中央に富士山を、外枠に箱根外輪山を表現し、美しい自然に囲まれた御殿場の伸びゆく市勢と市民の協和を表現しています。 」公式HPより
展示SLの前には、富士と御殿場線を走るSLのモニュメント。
また御殿場駅前には「富士山噴火:火山弾」が二つ並べて展示されています。火山弾とはよくも名付けた物で、こんなものが噴火と共に飛んできたら・・想像するだけで恐怖に襲われます。
撮影日:2011年11月7日&2018年11月13日
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2018年12月14日、第9弾として全国60自治体で60種類(累計407自治体478種類)の マンホールカードの配布が 開始されました。「御殿場市」のマンホールカードは、「富士山交流センター 富士山樹空の森」でいただけます。
1989年に設置開始されたマンホールには「富士山」と「SL:D52」」と「フジザクラ」がデザインされています。
「富士の麓の高原都市 御殿場市では、周辺よりやや遅い4月上旬に、市の花 フジザクラをはじめとした桜が咲き誇り、まさにマンホールの図柄と同様の、富士山と桜の競演を市内各所で楽しむことができます。 また、富士山御殿場口からの富士登山は最長ルートではあるものの、毎年たくさん登山客が訪れます。 その登山客も利用するJR御殿場線では、1944年から25年間SL「D52」が活躍していました。 今では御殿場駅前ポッポ広場にて、行き交う人々を見守っています。 マンホールの中心には、1955年に誕生した御殿場市の幕開けの象徴として、このD52が描かれています。」
配布先で頂いたマンホールマップ
訪問日:2019年3月4日
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