車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

三石(みついし)八幡宮 in 岡山県備前市三石

2021年11月21日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岡山県

岡山県備前市三石に鎮座される「三石(みついし)八幡宮」。御祭神は『応神天皇・素盞鳴命・神功皇后・天照皇大神』

参道途中に大切に保存されている八幡宮の鳥居額と、かって鳥居を成していた柱等々・・どのような事情なのか案内がない為、不明。

「大正二年九月八日、村社:八幡宮・村社:素盞鳴命神社・村社:三石神社および境内末社:荒神社を八幡宮に合祀した。」岡山神社庁HPより。

境内入り口より神域を守護されるのは、安政四年六月建立の狛犬さん一対。それほど深い彫では有りませんが、優しいお顔で参拝者を迎えてくれます。

向かって左の注連縄に守られた巨石は、神功皇后の「孕み石」。遥か古の事、神功皇后はこの地に置いてしばしの休息をとられました。以来、ご懐妊されておられた皇后に倣うように、付近の岩が子を孕んだようになったと言われています。その故事により別名を「孕石神社」と呼ばれ、子宝を授かりたい人や安産を願う人々が祈願を受けに訪れるようになったと云い伝えられています。

境内社「稲荷社」

「稲荷社」の社殿前には、三対もの神狐さんが奉納されています。

どれほどの時をここで過ごし、この神域を守護されてきたのでしょうか?少しずつ表情を無くしていきながらも、その姿は健気。

参道途中、玉垣境内のすぐ近くに建立されていた『和気清麻呂公』像。和気氏は、第11代垂仁天皇の第5皇子である、『鐸石別命(ぬてしわけのみこと)』より始まります。命の曽孫である『弟彦王』は、神功皇后の新羅遠征に従軍し、皇后に命じられて、針磨(播磨)と吉備の境に関(備前市三石)を設けて防いだと云います。清麻呂公の像はそれに因んでの建立でしょう。

参拝日:2010年8月12日


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