先日ヒドリガモの群れを見ていると、 その中に色味の違うカモを見つけました。
逆光で色が綺麗に出ませんでしたが、目の周囲から後頚に緑色の光沢のある黒色帯があります。
顔には黒い小斑が散らばっていて、背・肩・脇はヒドリガモの生殖羽の灰色ではなく赤茶色です。
(右の鳥はオオバン)
嘴の付け根には、黒線があります。
肩羽と脇の隙間から見えている雨覆いが白いので成鳥です。(この点は、ヒドリガモも同様)
ぜひ、脇羽を確かめたいと長い時間待ちましたが、脇羽を見せることはなく、人が近くにきて、飛んでしまいました。
とっさに撮りましたがボケボケです。しかし、拡大すると腹と同じくらい脇羽が白いように見えます
北アメリカ北部で繁殖し、北アメリカ中部からメキシコ・西インド諸島で越冬。
日本には、毎年少数が冬鳥として飛来。記録は北海道から南西諸島まで全国各地である。
TL45~56㎝
WS76~89㎝