浜松工場 新幹線なるほど発見デー2010 その２

浜松工場公開イベントの続きです。
この手の工場イベントでの定番は車体の台車取り付け実演。ここ、浜松工場のイベントでは新幹線の大きな車体（普通の電車は20m、新幹線は25mで車体幅も広い）をクレーンで持ち上げるのでなかなか豪快です。
例年だと現役車両を使用するのですが、今年はなんと0系。0系の現存する車両はほとんどが博物館などにあるため、工場でのクレーン移動作業が見られるのは、おそらく今回が最後でしょう。今回使用された車両も、8月9日にはJR東海博物館（仮称）への搬入が予定されていたため、間違いなく最後の大仕事になりました。


クレーンで抱えられ、台座に載った0系

K17編成の先頭車21-86である

車体全体を斜め前から

奥にある台車に取り付けする（ただし、乗せるだけで固定作業は省略）

雪かきのウイングには21-86の文字

ここからの行きの作業は動画でどうぞ

浜松工場新幹線なるほど発見デー　車体上げ・載せ作業実演



台車に乗せられた0系

再度持ち上げられ、移動を開始

新幹線の床下を見上げる。大宮の鉄道博物館でも、大阪の交通科学博物館でもここまでは見えない

大きな２つの穴は軸ばねの入る場所だ

先頭部の床下

もう少し明るめに

こんな角度で0系を見ることは、もう生涯あるまい

これぞ、空飛ぶ新幹線

こちらは0系の台車

貴重なシーンを堪能し、今度は展示車両の見学へ向かいます。
以下次回。