
10/8-9で新潟、会津方面へ行ってきた話の続きです。
10/8の朝に東京を出て、新潟県の新津にある総合車輌製作所 新津事業所の見学にやってきました。
JR東日本の通勤形/一般形/近郊形電車の製造に特化したこの工場は、製造工場と言うだけに整備工場とは違った「製造途中」の電車を見ることが出来ました。
このイベント公開時に製造中だったのはJR東日本のE721系1000番台がほとんどで、この後もその製造中の姿を紹介します。

敷地内にあるトラバーサー。特に体験イベントなどは無し

空気ばね。車体と台車の間にあって、レールと車輪による車体への振動を軽減する役割があります。近年はこの空気バネの調整で車体を傾ける車体傾斜機構を持つ高速車両も多数登場しています

中心ピン。台車を取り付けるため車体側にあって、カーブで車体と台車が回転する際の軸になる物です



前回も紹介したモハE721-1009をこれからジャッキアップして、台車を取り付ける実演を行います




油圧ジャッキで上がったモハE721-1009





最初に車体側に中心ピンを取り付けます




続いて台車を運んで中心ピンの位置に合わせてから、車体を降ろします





ゆっくりと車体を降ろし、台車と車体の接続を確認。これは車輌製造としては最終行程に当たるでしょう。ボルスタレスで小型車輪のE721系なので、他の電車よりも車体位置が低いですね

先ほど中心ピンを運んできた台車

JR東日本の銘版と、なぜか来年の銘版の総合車輌製作所。あれ?10月でここまでできているってことは、先頭車2両を含めると来年納入ってこと?
さて、続いては内装工場の見学です。
総合車輌製作所 新津事業所はステンレス製電車の製造に特化した工場ですが、車体の鋼体ができたら、今度は内装をしないといけません。
今時の電車はドア部分に液晶モニタが付いているのが普通ですが、座席もモニタも取り付け途中の状態を見ることができました。

内装工場へ入ります

内装工事中のE721系1000番台

上の方を作業するために床を上げてありますね








整備工場で内装を外した車両を見ることはありますが、製造途中ということで、また違った感じです

奥の方も続いていますが、ここから先は立ち入り禁止
続いて台車製造場所に戻ります。前回も台車、車輪を見ましたけど、その奥側になります。

製造途中の台車

機械で持ち上げて溶接するんでしょうね

空気バネの水圧試験作業場だそうです

台車の枠としての状態

モーターです。最近の電車なので無論交流モーター
このあたりで車輌製造で公開されている部分はだいたい見終わりました。お腹も減ってきたので昼食に行きました。

社員食堂にて

カレーライスを食べました

累積落成両数432はおそらく平成28年1月1日〜9月26日の間の物でしょう。下の4725は通算の製造数かと




総合車輌製作所のブランドである「sustina」の展示コーナーでは、タイ王国に輸出されたパープルライン向け車両等の紹介がありました



こちらはNゲージで新津で作った車両の種類の紹介
これで新津事業所の見学は終了。続いて新津鉄道資料館へ向かいます。以下、次回。
10/8の朝に東京を出て、新潟県の新津にある総合車輌製作所 新津事業所の見学にやってきました。
JR東日本の通勤形/一般形/近郊形電車の製造に特化したこの工場は、製造工場と言うだけに整備工場とは違った「製造途中」の電車を見ることが出来ました。
このイベント公開時に製造中だったのはJR東日本のE721系1000番台がほとんどで、この後もその製造中の姿を紹介します。

敷地内にあるトラバーサー。特に体験イベントなどは無し

空気ばね。車体と台車の間にあって、レールと車輪による車体への振動を軽減する役割があります。近年はこの空気バネの調整で車体を傾ける車体傾斜機構を持つ高速車両も多数登場しています

中心ピン。台車を取り付けるため車体側にあって、カーブで車体と台車が回転する際の軸になる物です



前回も紹介したモハE721-1009をこれからジャッキアップして、台車を取り付ける実演を行います




油圧ジャッキで上がったモハE721-1009





最初に車体側に中心ピンを取り付けます




続いて台車を運んで中心ピンの位置に合わせてから、車体を降ろします





ゆっくりと車体を降ろし、台車と車体の接続を確認。これは車輌製造としては最終行程に当たるでしょう。ボルスタレスで小型車輪のE721系なので、他の電車よりも車体位置が低いですね

先ほど中心ピンを運んできた台車

JR東日本の銘版と、なぜか来年の銘版の総合車輌製作所。あれ?10月でここまでできているってことは、先頭車2両を含めると来年納入ってこと?
さて、続いては内装工場の見学です。
総合車輌製作所 新津事業所はステンレス製電車の製造に特化した工場ですが、車体の鋼体ができたら、今度は内装をしないといけません。
今時の電車はドア部分に液晶モニタが付いているのが普通ですが、座席もモニタも取り付け途中の状態を見ることができました。

内装工場へ入ります

内装工事中のE721系1000番台

上の方を作業するために床を上げてありますね








整備工場で内装を外した車両を見ることはありますが、製造途中ということで、また違った感じです

奥の方も続いていますが、ここから先は立ち入り禁止
続いて台車製造場所に戻ります。前回も台車、車輪を見ましたけど、その奥側になります。

製造途中の台車

機械で持ち上げて溶接するんでしょうね

空気バネの水圧試験作業場だそうです

台車の枠としての状態

モーターです。最近の電車なので無論交流モーター
このあたりで車輌製造で公開されている部分はだいたい見終わりました。お腹も減ってきたので昼食に行きました。

社員食堂にて

カレーライスを食べました

累積落成両数432はおそらく平成28年1月1日〜9月26日の間の物でしょう。下の4725は通算の製造数かと




総合車輌製作所のブランドである「sustina」の展示コーナーでは、タイ王国に輸出されたパープルライン向け車両等の紹介がありました



こちらはNゲージで新津で作った車両の種類の紹介
これで新津事業所の見学は終了。続いて新津鉄道資料館へ向かいます。以下、次回。