みやしたの気まぐれblog

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10/8-9の新潟/会津方面旅行 その1「総合車輌製作所 新津事業所見学前編」

2016-11-16 21:59:55 | 鉄道その他
10/8-9で新潟、会津方面へ行ってきました。

目的は10/8に新津周辺で開催された「レールフェスタinにいつ2016」。年に1回のこのイベントの時に、総合車輌製作所の新津事業所が一般公開されるのです。鉄道車両の製造メーカーで現在国内にあるのは、総合車輌製作所(金沢八景、新津)、日本車輌製造(豊川)、川崎重工業車両カンパニー(兵庫)、近畿車輛(徳庵)、日立製作所(下松)、新潟トランシス(黒山)、アルナ車両(正雀)、東芝(府中)、三菱重工プラント交通システム事業センター(糸崎)、大阪車輌工業(南港)と言ったところでしょうか。
鉄道車輌製造は技術の塊で有り、工場の公開は技術漏洩にも繋がるので、これらの鉄道車両製造会社はほとんど一般公開をしていません(たまに限定公開していることもありますが)。

唯一、毎年一般公開しているのが総合車輌製作所新津事業所。ここは、通勤電車/一般形電車の製造に特化していることや、新津自体が鉄道の町として売り出していると言うことも有り、一般公開されているのです。


朝は東京駅でE4系「Maxとき」に乗車します




今回は父を連れての旅行だったので、E4系の狭い車内と言うことを踏まえてグリーン席を取りました



新潟に到着すると、ちょうど「SLばんえつ物語号」が入線したところでした


E653系1000番台「いなほ」


こちらは新潟地区オリジナルのE129系。乗ったのは115系でしたけど


新津駅の改札を出たところで、「ばんえつ物語号」のヘッドマーク展示がありました


自由通路から見たキハ47形


新潟交通の無料シャトルバスで総合車輌製作所新津事業所へ向かいます




雨が降りしきる中、総合車輌製作所新津事業所へ到着しました

総合車輌製作所新津事業所は元々JR東日本が自社で107系電車の製造を行った後、本格的に自社でステンレス製の通勤型、近郊形、一般形電車を製造するために立ち上げた、JR東日本新津車両製作所が前身です。209系電車から始まり、E217系、E231系、E233系、E129系、E531系、E721系等の自社車両のほか、相鉄10000系、相鉄11000系、小田急4000形、都営10-300形など、首都圏の私鉄のE231系ベースの電車も製造しています。


雨の中なので、屋根があるところに


最初に入った場所は金属加工工場でした





最近はコルゲートと呼ばれる、東急8500系の側面のような凸凹加工を見える範囲でしている車輌は少なくなりましたが、見えないところ、見えにくいところではそういう加工も用いられています。曲げることにより平面のままより強度が増すのです





こうして見ると金属加工の町工場みたいですね


広い敷地ですが雨が辛い・・・





新品の車輪。ちなみに車輪は新日鉄住金以外では日本では製造していないので、日本の鉄道車両の車輪はほとんど新日鉄住金製です












モーター、車輪、台車を組み立てる工場なので、台車関係の新品部品だらけ。こういった部品は車輌整備工場でも見られますが、ここは全部新品


E721系/E219系の前面のような物が見えますが、こちらは後で






モハE721-1009。仙台地区で先頭車のみの2両編成で投入されていたE721系に、719系置き換えのため中間車組み込みのE721系1000番台がこの秋から導入を開始します。その車両の中間車のみが新津事業所で製造され、先頭車は横浜事業所で製造されるのだそうです






マルタイなどの展示もあったんですが、雨のため軌道自転車の運転体験は中止









中間車サハE721-1009とE129系先頭車として製造中と思われる車両


記念撮影用にあったE129系ボード

雨が辛いんですが、もう少し見学は続きます。次回に続く。
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