田切通信

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伊那谷の食19

2006-01-06 22:42:39 | 飯田線の旅
 最近はとってもメジャーなお焼きついて。
初めてお焼きに出会ったのは、かれこれ20年も前だろうか。場所は伊那谷ではなく清里だった。当時中華まんは「肉まん」「あんまん」の2種類しかなく、中に刻んで(多分)油で炒めた野沢菜漬けの入った、中華まん風のお焼きは、実に衝撃的な味だった。実際は中華まんのように蒸かしてあるのではなく、少し平たくつぶして焼いてある。まあ、だから「お焼き」な訳だ。そんな訳で、僕の中では「お焼き」と言えば具は野沢菜!のイメージがやたら強い。

 田切の近傍でも、国道をずっと七久保方向に行った先にある道の駅で、地元のおばちゃん手作り(との宣伝文句)のお焼きを食すことが出来る。中身はと言うと、当然の野沢菜以外にも、あん・カボチャ等の数種類がある。ふかしまんとは違う、焼いた香ばしさと、固めの皮の食感が何とも言えず美味しい信州の味だと思う。
 これだけポピュラーな信州の味となった今でも、なぜか駅そば屋では扱いがない。何故なのだろうか??もしかすると五平餅と相性が悪いのかも。