田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

田切冬掃除2006-9

2006-01-23 21:15:06 | 飯田線の旅
 駅前のユニーもいつ潰れてしまうのか?と毎回行くたびに心配になる。と言うのも以前は5階建てのビルの中にはユニー以外にいくつもの専門店舗が入っていたし、最上階はフードコートになっていて、壁をぐるりファストフード店が囲み、その中のエリアはテーブルが並んで、好きな物を買ってのんびり食べることが出来たのだ。が、今はユニー以外の店舗はほとんど撤退して、僅かに100均がある程度だし、なにより4階から上が何もなくなっている。フードコートも今はなく、3階にラーメン屋が1軒だけ残っている。今回はそこでラーメンでも軽く食べようか、と言うつもりなのだった。
 しかし、何となくそれではつまらないな・・・と感じていたのだ。そこでユニーの裏口から外に出た。路地の奥を見ると、おや?ラーメン屋がある。名前は「大勝軒」どこかで聞いたことがあるような???
 そうだ、池袋で有名な行列の出来るラーメン屋では無かろうか。店に近寄ってみると、まさにその通りで、大勝軒の支店なのだ。後で調べたら、けっこうあっちこっちに大勝軒の支店がある。その内の1店が飯田の地にあったのだ。
 さて、本家池袋では行列が出来たりするそうだが、飯田では特に行列は出来ていない。すんなり中に入れるようだ。
 僕はこの「すんなり」という部分が重要だと思っている。たかだかラーメン1杯を1時間以上寒空に行列して食べる人の気が知れない。そうまでして食べるようなもんか?ラーメンって?僕なら旨いと評判で行列が出来る店に2時間並ぶより、そのすぐ隣で行列が出来ない普通のラーメン屋ですぐに、直ちに、今この時に、ラーメンを食べる方を躊躇無く選ぶ。
 で、今回は行列の出来ていないラーメン屋だから、躊躇無く入ってしまうのだった。
 店に入る前に、店の軒先というか軒下にある券売機で、食券を買うシステムだ。局長はチャーシュー麺を、そして僕は大中華というのを選んだ。
何故か「大」と言う部分に惹かれたのだ。男はとにかく大が好きな物なのだ。食券を買って店の扉を開けると、これが笑えるほど狭い。狭いというか、幅がない。いわゆるカミソリビルという奴で、ショートケーキのような三角形の店なのだ。しかも奥行きがないので、カウンターと客席と外壁の隙間が狭い。巨漢の局長にはかなり窮屈だ。僕は窮屈を避ける為、三角形の頂点位置にある席に陣取った。ここは幾分広いのだが、カウンターから遠い。カウンターの内側と、僕の座っている位置は、手が届かない距離だ。どうやってラーメンを出すのか気になる。