田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

田切冬掃除2006-3

2006-01-16 19:32:45 | 飯田線の旅
 局長の首の改造に関しては、チタニウムのボルトが入っているとか噂されていたで楽しみにしていたのだが、実は単に動かないように固定しているだけだった。だが局長のただでさえ胡散臭い風体に首固定であるから、それはもうとてつもなく胡散臭い。彼が言うには「みんなが何事かと見るので困る」とのことだった。
 世間話や近況などを語りつつビールを酌み交わしたが、静岡を過ぎたあたりでさすがに眠くなってくる。豊橋には朝の4時に着いてしまうので、少しは睡眠も取らねばならない。そこで椅子の背を少し倒して眠ることにする。ここで局長の改造手術の真価が発揮された。首が固定されているので、安定した睡眠姿勢が維持できるのだ!羨ましいぞ局長!!
 何となくうとうとする内に、浜松を過ぎて豊橋に着く。豊橋では長時間停車になるので、発車の寸前まで暖かい車内で粘ることにする。
 亀さんはここで下車せずに名古屋まで出てから高速バスで飯田入りするのだという。知り合いに会うのだと言うが、それが現地妻なのかどうか?僕と局長の間で真剣に検討されたのであった。

 亀さんと別れ、まだうすら寒い夜明け前の豊橋に降り立つ。雨が降っている。今日の旅路を暗示しているようだ。ここで、朝食の買い出しをする。本心は駅そばの壷屋で「きしめん」を食べたいのだが、この時間まだ開いていないのだ。大きな荷物を抱え改札を抜ける。向かう先は駅前広場の先にあるローソンだ。
 駅の建て替えとともに、駅前広場も大改装されOVA当時の面影は全くない。時間の流れを感じ心侘びてしまう。

 ローソンで朝食は何にしようかと物色していると、カップ麺が目に入った。日清のカップヌードルのイタリアントマト味だ。ここ何年も食べていない。思わず僕も局長も買ってしまう。お湯はカウンターで入れられる。外は寒いのでどうしても暖かい物を選んでしまったのだが、この「ラーメン」の選択が、この日最後まで祟ろうとは、この時はまだ気が付きもしないのだった。