田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

GWの旅09

2009-05-20 21:08:00 | 飯田線の旅
 東栄を出てしばらく進むと出馬に着く。簡単な名前だがこれで「いずんま」と読む。これも知らないと読めない難読駅の類だろう。飯田線南~中部はかなり田舎で沿線人口も少ないのだが、駅がとても多い。従って駅間距離も短い。利用者だってそれ程多くないだろうに、この駅の多さはちょっと異常に見える。確かに駅が多いというのは、鉄道利用者にとっては大いに有り難いのだが、田舎の人は基本的に移動手段を自家用車に頼るので、ほとんど鉄道を利用しないのだ。この駅の多さは飯田線が元々私鉄であったことが原因らしい。

 さて、出馬駅をバックにのどかな部長の顔。部長はいつも何を考えているのか分からない顔で、なぜか場が和む。



 ホーム上には植木鉢が並び綺麗に維持されている。周辺住民に愛される駅というのはいいものです。



 出馬は片面のみのホームで、小さな待合いがあるだけの無人駅だ。しかし、写真を撮っている側に線路が少し広くなっていて、ホームのような平らな石造りの地面がある。しかし線路が2線も敷ける程の広さはないので、何か荷下ろしなどに使われていたのだろうかと考えさせられる。



 いい天気で、楽しい旅が続く。