平成24年6月21日(木)
場 所 東生涯学習センター地下1階 講座室
テーマ 多文化共生の地域づくり
講 師 (財)国際交流協会職員/在住外国人の市民の皆さん
1.「日本での出産とその後」の問題
・母国での出産が難しいと諦めても、日本の技術には大きな信頼があると、出産の技術には安心して望もうと思える。
・言葉が分からず、少なからず苦労はする。
・日本の伝統と、母国とのあまりのギャップに振り回される。
・産後1人になった時の不安は計りしれない。
2.「育児をしていく上で」の問題
・友達がいなくて、一人ぼっち。
・主人は仕事で忙しい。
・2人が初めてのことで、何もわからない。
・母国語を教えられない。
3.「教育の違い」
・母国と日本の教育基準の違いにゆれる。
・日本は、本当に勉強をしない。
4.「学校活動の違い」
・中国には、PTAがない。
・PTAに対する不安。
・学校は、先生が主であると思っていた。
まとめ
母国ではない外国での生活は、文化や伝統、原語の違いで様々な不便や不自由、現実的な不安がついて回るのだが、それは実は二次的な問題であり、本当に一番理解して欲しいことは、「私たちはみんな人間である」ということ。肌の色の違い、文化や言葉の違いは問題ではなく、人間として平等である、ということが一番大事である。当たり前な結論で終わったように思いますが、最後にリーダー講師の方が声のトーンを上げて話した締めくくりのこの言葉はとても心に響きました。