とどろみの森学園 PTA

とどろみの森学園PTAのブログです。PTAの活動を紹介します。

イキイキさわやかに学ぶ会

2012年07月03日 | 学級委員会

平成24年6月21日(木)

場  所    東生涯学習センター地下1階 講座室

テーマ    多文化共生の地域づくり

講  師    (財)国際交流協会職員/在住外国人の市民の皆さん

1.「日本での出産とその後」の問題

    ・母国での出産が難しいと諦めても、日本の技術には大きな信頼があると、出産の技術には安心して望もうと思える。

    ・言葉が分からず、少なからず苦労はする。

    ・日本の伝統と、母国とのあまりのギャップに振り回される。

    ・産後1人になった時の不安は計りしれない。

 2.「育児をしていく上で」の問題

    ・友達がいなくて、一人ぼっち。

    ・主人は仕事で忙しい。

    ・2人が初めてのことで、何もわからない。

    ・母国語を教えられない。

 3.「教育の違い」

     ・母国と日本の教育基準の違いにゆれる。

     ・日本は、本当に勉強をしない。

 4.「学校活動の違い」

     ・中国には、PTAがない。

     ・PTAに対する不安。

     ・学校は、先生が主であると思っていた。

 まとめ

   母国ではない外国での生活は、文化や伝統、原語の違いで様々な不便や不自由、現実的な不安がついて回るのだが、それは実は二次的な問題であり、本当に一番理解して欲しいことは、「私たちはみんな人間である」ということ。肌の色の違い、文化や言葉の違いは問題ではなく、人間として平等である、ということが一番大事である。当たり前な結論で終わったように思いますが、最後にリーダー講師の方が声のトーンを上げて話した締めくくりのこの言葉はとても心に響きました。