日時 10月18日(金）
講師 大脇典子さん（第二中学校 PTA）
森島睦美さん（豊川南小学校 教諭）
第3回、イキイキさわやかに学ぶ会は「ともに学び、ともに育つ 箕面の支援教育」というテーマで、ダウン症のお子様をもつ大脇さんとそのお子様を小学４年生～6年生まで担任された森島さんの講演会でした。
はじめに、大脇さんが家族構成やダウン症のお子様の誕生から小学校入学までの生い立ち、家族とのかかわり、ダウン症だと初めて告げられたときの思いなど、くわしくお話しして下さいました。
次に森島さんと一緒に、小学校生活でのエピソードをいくつかお話しして下さいました。
運動会の練習での出来事や授業での出来事など友達とのかかわり方について、そして一度だけですが、お子様への指導のあり方での意見の相違があった時には、長時間話し合いをしたが解決にいたらず「解決できない問題が生じたときは、お互いの自己犠牲のもと解決する」ということを学んだということなどの経験談をお話しして下さいました。
そして、中学校生活、高校受験や高校生活、現在社会人1年目としてスタートされていることをお話しして下さり、最後に、大脇さんは、「この子のおかげで、いろんな人に出会い、いろんな経験ができました。そして生きることのありがたさ、大切さをしみじみ感じました。」とおっしゃっていました。