降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Going

2024-08-31 06:18:13 | 詩 31

     序

 

目も眩むような、炎天の、油日照りの、酷暑の

僕の、鎮魂と祷りの

令和六年、八月が逝く

Augustの全ての出来事を、攫って

列島を、覆い尽くす、台風十号の風雨が

その日々を過去へと運んでゆく

 

明日への、日と時間を繋ぐように・・

 

 

     Going

 

それでも前に行くしかない

 

どんなに不可解でも

どんなに理不尽でも

如何に困難でも

如何に難儀でも

 僕らは

時間の何処かで留まれないのだ

 

例え、哀しみの極みに居ても

例え、行き暮れの迷いの闇中でも

丸で、先の光明が見出せなくても

丸で、長々と吐息の連続でも

 僕らは

ひと時も今には止まれないのだ

 

今の続きへ

今日の明日へ

子供から大人へ

始めから終わりへ

 

どんな結末を迎えるのか?は

誰にも予想できないけれど

ピリオドの告知は

何人にも触れはないけれど

 

それだから

生死の間を生きる

若きも老いも

悲喜交交の瞬間を重ねながら

 僕らには

goingしかないのだ

 

それぞれのinochiの仕様は

その覚悟の有り様で定まってゆく

     R62024 8/31 万甫

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3 コメント

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Unknown (一歩)
2024-08-31 08:17:56
万甫兄お早うございます😃
自転車と同じ時速15㎞と言う台風・・ノロノロくん、もうお役ご苦労さま!一応簾は外しましたが。
「惚け
文字が あの人の手を離れない 想いが 軽やかに飛び立てない そうして、そのことについて 僕が手助け出来ることは きっと 何もない
半世紀以上に亘って kokoroを繋いできたのだと 自負しているけれど 若しかしたら あの人の思いの中では そうでもないのかも知れない
ただお互いを結ぶ そのitoの愛しさを知る 大人同士として その色合いの変化を紡ぎ 此方彼方に空いた穴を 塞ぎあっているだけかも知れぬ
あの人を閉じ込めた 文字や言葉は そんなに簡単に僕に届くと そんな訳はないと 解っているけれど いつもより長い月日の待惚けは あの人の周りに屯する 僕宛の言伝の存在を ときおり 危うくさせてしまうのだ(詩17)」
「善いと云ふことは生命がそこに顕現してゐると云ふことである。(智慧の言葉)」
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Unknown (まんぼ)
2024-08-31 14:44:41
一歩さん、お待たせしました
今日の試合で
無事に(43 43)を史上初で達成です(∩´∀`)∩
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Unknown (一歩)
2024-08-31 15:34:43
万甫兄こんにちは😊
ただ今しっかり降ってきましたが、雨もなんのその👍43・43のお知らせ💁有難う🎶大リーグ初も更に目出度い👏たしか二位のダイヤモンドバックスと四連戦でしたね。これまでゲーム差は4だったかな? 連勝してまずは地区優勝してほしいですね🎵
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