天の茶助 2015年07月03日 | 映画 天の茶助 を観た。 天界。 白い霧が漂い、どこまでも続くような広間。 そこでは数えきれぬほど多くの脚本家が白装束で巻紙に向かい、下界の人間たちの「シナリオ」を書いていた。 人間たちは彼らが書くシナリオどおりに人生を生き、それぞれの運命を全うしているのである。 茶番頭の茶助(松山ケンイチ)は脚本家たちに茶を配りながら、そんなシナリオの中で生きている人間たちの姿を興味深く眺めていた。 中でも、口のき . . . 本文を読む