手をつないでかえろうよ 〜シャングリラの向こうで〜
を観ました。
主人公は軽度の知的障害のある男性、真人(川平慈英)。 中学で「特殊」学級に入った真人は、ばかにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性、咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現を交わしながら、やがて結婚する。
しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は伊勢神宮へ1人で車を運転して出かける。
そこにヒッチハイクで、麗子(すみれ)が乗り込んできた。
彼女は車の中で真人に、「神とは?歴史とは?人間とは?」と問いかける。
そして、咲楽の「Hと銭の間にあるものってなんだ?」というなぞなぞへの答えが、浮き彫りになっていく。
やがて、麗子が、車の中に置き忘れていった箱には思いもかけないものが入っていた。
奈良橋陽子監督です。
故・今井雅之さんの企画/脚本の作品です。
今井雅之さんの遺作ということで注目の作品ですが、
らしい人間ドラマたっぷりの物語で、
よく知らない役者さんたちが沢山でした。
障害を持った人々が繰り広げるヒューマンドラマでした。
そういう人々は基本的に心がピュアなので、
騙されるように極道の道にも入ってしまいますが、
結果優しさ満載の仕上がりになっています。
その中で日本の神様的要素が入ってきたりするのは悪く無いですね。
豆知識程度の勉強にはなりました。
物語としては僕の好きなタイプのロードムービーでした。
下手くそな運転で伊勢神宮を目指しながらそこで出会った女の子と過去を振り返りつつの旅です。
物語の割にふわっとしたオチでジーンとした後味になり良かったです。
川平慈英が主演の男を演じていましたが、
良くも悪くも川平慈英ですね。
時々博多華丸さんに見えましたが。
舞台みたいな演技で。
子供時代を演じていた子がなかなか上手だったので最後までちょっと馴染めませんでした。
いつも通り演劇部の演技みたいな感じですね。
恐らく20歳位から50歳くらいまでを演じているのですが、
見た目の変化がなさすぎて。
子供の頃から可愛がってもらっている同級生のお父さんがいるのですが、
川平慈英になった途端明らかにキャスト的に年齢を追い越していて。
保護者的演技してる方のが見た目が全然若くて。
調べるとやはり実年齢でも8歳ほど若く。
ちょっとこの辺のキャスティングはどうなんでしょうと違和感は強かったです。
すみれの演技は初めて観ましたが、意外に上手だった気がします。
英語が上手で日本語が若干英語訛りな感じで。
内面がよくわからないですが、アメリカ育ちで奔放ってことで納得するしかなさそうですね。
実際の彼女のキャラを活かしたのでしょう。
今井雅之さんの遺作ということで中居正広が出ていますが、
別所哲也とセットで出てくるのですが、
いきなりオーラが増しました。
正直、他が無名だったり旬ではない、恐らく舞台中心の役者さんだらけなので、
この二人のオーラが役の割に強すぎてなかなかの違和感でした。
ちょっと友情出演の度を越してますかね。
もう少し大きな役なら収まったかもしれませんが。
心がピュアな人は感動するかも知れませんね。
作り手の想いは結構強く伝わる作品でした。
そんなわけで5点です。
を観ました。
主人公は軽度の知的障害のある男性、真人(川平慈英)。 中学で「特殊」学級に入った真人は、ばかにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性、咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現を交わしながら、やがて結婚する。
しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は伊勢神宮へ1人で車を運転して出かける。
そこにヒッチハイクで、麗子(すみれ)が乗り込んできた。
彼女は車の中で真人に、「神とは?歴史とは?人間とは?」と問いかける。
そして、咲楽の「Hと銭の間にあるものってなんだ?」というなぞなぞへの答えが、浮き彫りになっていく。
やがて、麗子が、車の中に置き忘れていった箱には思いもかけないものが入っていた。
奈良橋陽子監督です。
故・今井雅之さんの企画/脚本の作品です。
今井雅之さんの遺作ということで注目の作品ですが、
らしい人間ドラマたっぷりの物語で、
よく知らない役者さんたちが沢山でした。
障害を持った人々が繰り広げるヒューマンドラマでした。
そういう人々は基本的に心がピュアなので、
騙されるように極道の道にも入ってしまいますが、
結果優しさ満載の仕上がりになっています。
その中で日本の神様的要素が入ってきたりするのは悪く無いですね。
豆知識程度の勉強にはなりました。
物語としては僕の好きなタイプのロードムービーでした。
下手くそな運転で伊勢神宮を目指しながらそこで出会った女の子と過去を振り返りつつの旅です。
物語の割にふわっとしたオチでジーンとした後味になり良かったです。
川平慈英が主演の男を演じていましたが、
良くも悪くも川平慈英ですね。
時々博多華丸さんに見えましたが。
舞台みたいな演技で。
子供時代を演じていた子がなかなか上手だったので最後までちょっと馴染めませんでした。
いつも通り演劇部の演技みたいな感じですね。
恐らく20歳位から50歳くらいまでを演じているのですが、
見た目の変化がなさすぎて。
子供の頃から可愛がってもらっている同級生のお父さんがいるのですが、
川平慈英になった途端明らかにキャスト的に年齢を追い越していて。
保護者的演技してる方のが見た目が全然若くて。
調べるとやはり実年齢でも8歳ほど若く。
ちょっとこの辺のキャスティングはどうなんでしょうと違和感は強かったです。
すみれの演技は初めて観ましたが、意外に上手だった気がします。
英語が上手で日本語が若干英語訛りな感じで。
内面がよくわからないですが、アメリカ育ちで奔放ってことで納得するしかなさそうですね。
実際の彼女のキャラを活かしたのでしょう。
今井雅之さんの遺作ということで中居正広が出ていますが、
別所哲也とセットで出てくるのですが、
いきなりオーラが増しました。
正直、他が無名だったり旬ではない、恐らく舞台中心の役者さんだらけなので、
この二人のオーラが役の割に強すぎてなかなかの違和感でした。
ちょっと友情出演の度を越してますかね。
もう少し大きな役なら収まったかもしれませんが。
心がピュアな人は感動するかも知れませんね。
作り手の想いは結構強く伝わる作品でした。
そんなわけで5点です。