メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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マイル22

2019年02月03日 | 映画
マイル22
を観ました。


世界を揺るがす危険な“物質”が盗まれた。
行方を知る唯一の“重要参考人”を亡命させるため、周りを敵に囲まれる極限状態のなか、米大使館から空港までの22マイル(35.4Km)を“最強の特殊部隊”ד完璧な頭脳チーム”からなるアメリカ最高機密「オーバーウォッチ」作戦を発動し護送ミッションを遂行していく。
しかし、行く手には想像を絶するラストが待っていたー。


ピーター・バーグ監督・脚本・制作です。
役者もやっていますが、最近は結構な大作を手がけていますね。

その点では今作は比較的こじんまりな作品でした。
その分R15だけあってなかなか過激なアクションでした。
何かモデルが有るのかもしれませんがなかなかハードなアクションでした。

主演はピーター・バーグ作品では常連のマーク・ウォールバーグです。

かなりプロフェッショナルな特殊部隊を描いていますが、敵も相当なやり手でかなりハイレベルな争いをしてるのは伝わります。
賢くて強い者同士の対決です。

一人の人間を巡る争いで、後半はその人物をなんとか亡命させようとたった22マイルの距離が進めない物語でした。
凄腕の特殊部隊隊員なメンバーが結構ショッキングにやられてしまったりと展開は容赦なかったです。

敵は怖い時は結構怖いのですが大抵は数ばかりが驚異であっさりやられる雑魚が多かったです。
この手の作品のフォーマットには沿っています。
短い尺の中に多くの情報やら複数の思惑が入っていて意外と複雑で。
ハイテンポに展開して案の定のどんでん返し。

ただ今作のどんでん返しはなかなか斬新でした。
ネタバレになるので多くは書けませんが、どんでん返しを回収しないようなクライマックスで。
こんな終わり方は結構珍しいなと思いました。

アクションシーンはなかなかの迫力で見応えありました。
描写も過激でなかなか痛々しかったです。

主演のマーク・ウォールバーグは流石の存在感で。
頭脳明晰で戦闘能力も高いですが、何か妙なメンタル的な問題があってヒステリックで落ち着きが無異様な役でした。

司令塔役がジョン・マルコヴィッチでした。
最近この手のポジションの役が多いイメージです。
これまた流石の存在感で見やすかったです。

イコ・ウワイスが争いの元となるキーマンでした。
素晴らしい身体能力ですごいアクションっぷりでした。
今後もっと売れるような予感があります。

印象薄めな将来思い出すのに苦労しそうな作品ですが、クオリティはそれなりでした。


そんなわけで6点。

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