DESTINY 鎌倉ものがたり
を観ました。
鎌倉に暮らすミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに嫁いだ年若い妻・亜紀子(高畑充希)はその生活に驚くばかり。
道を歩けば、魔物や幽霊、妖怪や仏様、死神(安藤サクラ)までも現れるのだ。
どうやらここ鎌倉は、人と人ならざるものたちが仲良く暮らす街らしい。
本業の小説執筆に加え、鎌倉署の捜査にも協力する夫・正和は、その上、鉄道模型収集やら熱帯魚飼育やら多趣味でもあり忙しい。
そんな一色家には、実年齢130歳? の家政婦・キン(中村玉緒)、腐れ縁の編集担当・本田(堤真一)、果ては貧乏神(田中泯)が居座るなど個性豊かな面々が次々に現れ騒がしい日々。
亜紀子の理想とはちょっと違うけれど、楽しい新婚生活が始まった。
しかし、正和には亜紀子に隠していた秘密があった。その秘密が原因で正和は結婚に疑問を感じて生きてきたようだ。
正和はなぜ亜紀子を見初めたのだろうか?
ある日、病に倒れた正和が目を覚ますと、亜紀子の姿が消えていた。夫への愛にあふれた手紙を残して――。
なんと亜紀子は不慮の事故で亡くなっており、黄泉の国(あの世)に旅立っていたのだった。
失って初めて気づく妻・亜紀子への愛。正和は亜紀子の命を取り戻すため、一人黄泉の国へ向かう決意をする。
そこで彼を待っていたのは、亜紀子を黄泉に連れさった魔物たちとあの人の姿・・・・・・。
一色夫婦の命をかけた運命が、今動き出す。
山崎貴監督作品です。
今や日本映画界の巨匠的なポジションにもなりつつあるような気がします。
安定のクオリティで大作ファンタジーを作りますね。
今作は大好きな鎌倉が舞台でファンタジー感も強そうなので結構楽しみにしてました。
予告編は結構見てきましたが、かなり予告編の通りな作品です。
設定、空気感、展開、、、予告編が秀逸なのでしょうが、逆にネタバレ感強すぎかもですね。
まあ、前半はシンプルに鎌倉での不思議な生活の描写です。
起承転結な展開をしだすのは半分過ぎたあたりからです。
その前半の鎌倉生活の部分はかなりいい感じでしたね。
適度にコミカルでほのぼので。
不穏な要素が多少ありますが、基本微笑ましい感じです。
ALWAYSと同じチームが作ってるだけあって、通ずるものは多かったです。
ただキャベツ太郎食べてる子供のシーンはびっくりするくらいシュールなコメディでかなり面白かったです。
正直、個人的にはそのシーンがピークでした。
え?何この強烈なコメディ、と思いその後も期待しましたが、そこが最後でした。
この作品の大きなテーマは夫婦って感じです。
独り身の自分にはわからないですが、夫婦間の強烈な信頼関係の描写はなかなか良いメッセージ性でした。
こんな夫婦になりたいな、なんて思わせてくれる映画です。
舞台は自分の大好きな鎌倉で、なかなかいい感じの風情で描いてくれています。
地元からほど近く、昔から馴染みの土地ですが改めて魅力的な街ですね。
主演の堺雅人は彼にしてはクセが弱めな普通のおじさん役って感じでした。
演技は上手でこのポジションなのも納得ですが、そこまで好みではありません。
ただクセが凄い役をやった時は惹かれるので今作はそれほどでも無かったです。
高畑充希は本当に若手でもNo.1くらいの演技派だと思いますが、今作も素晴らしかったです。
何かほのぼの可愛らしい奥さんで、頑固だったりもしますが基本優しさたっぷりで。
自分もこんな奥さんが欲しいと思えました。
若いのにこういう役もしっかりこなしてて、今のところかなりいい感じのキャリアですね。
堤真一がALWAYSコネクションな感じで似たようなポジションで出ていました。
キャラは全然違いますが、この手の作品の世界観に不思議とハマりますね。
安藤サクラも密かな売れっ子女優だと思いますが、今作でもその良さをしっかり発揮していました。
かなりぶっ飛んだキャラ設定ですが、彼女のキャラクター、ルックス、そして声質がかなりいい感じでした。
田中泯や中村玉緒にこんな役をやらせたのは凄いと思います。
市川実和子は好きな女優ですが最近はバイプレーヤーとしてもいい仕事してます。
ムロツヨシが出てますがコメディ要素が無かったです。
大倉孝二が何か不思議なルックスだったのが気になりましたが特に触れられて無かった気がします。
國村隼は最近、非常に多くの映画に出てますね。
要潤もすっかりバイプレーヤーになりつつありますね。
序盤はかなりいい感じで見れていたのですが、クライマックスが正直ちょっと雑に思いました。
強敵との対決の決着が、何かずるい感じで、え?そんなんでいいの?な気分でした。
そこからファンタジー感垂れ流しで行きたかったのでしょうが、個人的にはちょっとチープに見えてしまいました。
ずっと高得点な映画だな、と思ってみていたのですが、終盤に失速して減点するような映画でした。
もうちょっとうまくやれば口コミも良くなったでしょうし、ALWAYSくらいのヒットになっても良さそうなポテンシャルはありました。
その点でちょっと勿体無い様に思えました。
そんなわけで7点。
を観ました。
鎌倉に暮らすミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに嫁いだ年若い妻・亜紀子(高畑充希)はその生活に驚くばかり。
道を歩けば、魔物や幽霊、妖怪や仏様、死神(安藤サクラ)までも現れるのだ。
どうやらここ鎌倉は、人と人ならざるものたちが仲良く暮らす街らしい。
本業の小説執筆に加え、鎌倉署の捜査にも協力する夫・正和は、その上、鉄道模型収集やら熱帯魚飼育やら多趣味でもあり忙しい。
そんな一色家には、実年齢130歳? の家政婦・キン(中村玉緒)、腐れ縁の編集担当・本田(堤真一)、果ては貧乏神(田中泯)が居座るなど個性豊かな面々が次々に現れ騒がしい日々。
亜紀子の理想とはちょっと違うけれど、楽しい新婚生活が始まった。
しかし、正和には亜紀子に隠していた秘密があった。その秘密が原因で正和は結婚に疑問を感じて生きてきたようだ。
正和はなぜ亜紀子を見初めたのだろうか?
ある日、病に倒れた正和が目を覚ますと、亜紀子の姿が消えていた。夫への愛にあふれた手紙を残して――。
なんと亜紀子は不慮の事故で亡くなっており、黄泉の国(あの世)に旅立っていたのだった。
失って初めて気づく妻・亜紀子への愛。正和は亜紀子の命を取り戻すため、一人黄泉の国へ向かう決意をする。
そこで彼を待っていたのは、亜紀子を黄泉に連れさった魔物たちとあの人の姿・・・・・・。
一色夫婦の命をかけた運命が、今動き出す。
山崎貴監督作品です。
今や日本映画界の巨匠的なポジションにもなりつつあるような気がします。
安定のクオリティで大作ファンタジーを作りますね。
今作は大好きな鎌倉が舞台でファンタジー感も強そうなので結構楽しみにしてました。
予告編は結構見てきましたが、かなり予告編の通りな作品です。
設定、空気感、展開、、、予告編が秀逸なのでしょうが、逆にネタバレ感強すぎかもですね。
まあ、前半はシンプルに鎌倉での不思議な生活の描写です。
起承転結な展開をしだすのは半分過ぎたあたりからです。
その前半の鎌倉生活の部分はかなりいい感じでしたね。
適度にコミカルでほのぼので。
不穏な要素が多少ありますが、基本微笑ましい感じです。
ALWAYSと同じチームが作ってるだけあって、通ずるものは多かったです。
ただキャベツ太郎食べてる子供のシーンはびっくりするくらいシュールなコメディでかなり面白かったです。
正直、個人的にはそのシーンがピークでした。
え?何この強烈なコメディ、と思いその後も期待しましたが、そこが最後でした。
この作品の大きなテーマは夫婦って感じです。
独り身の自分にはわからないですが、夫婦間の強烈な信頼関係の描写はなかなか良いメッセージ性でした。
こんな夫婦になりたいな、なんて思わせてくれる映画です。
舞台は自分の大好きな鎌倉で、なかなかいい感じの風情で描いてくれています。
地元からほど近く、昔から馴染みの土地ですが改めて魅力的な街ですね。
主演の堺雅人は彼にしてはクセが弱めな普通のおじさん役って感じでした。
演技は上手でこのポジションなのも納得ですが、そこまで好みではありません。
ただクセが凄い役をやった時は惹かれるので今作はそれほどでも無かったです。
高畑充希は本当に若手でもNo.1くらいの演技派だと思いますが、今作も素晴らしかったです。
何かほのぼの可愛らしい奥さんで、頑固だったりもしますが基本優しさたっぷりで。
自分もこんな奥さんが欲しいと思えました。
若いのにこういう役もしっかりこなしてて、今のところかなりいい感じのキャリアですね。
堤真一がALWAYSコネクションな感じで似たようなポジションで出ていました。
キャラは全然違いますが、この手の作品の世界観に不思議とハマりますね。
安藤サクラも密かな売れっ子女優だと思いますが、今作でもその良さをしっかり発揮していました。
かなりぶっ飛んだキャラ設定ですが、彼女のキャラクター、ルックス、そして声質がかなりいい感じでした。
田中泯や中村玉緒にこんな役をやらせたのは凄いと思います。
市川実和子は好きな女優ですが最近はバイプレーヤーとしてもいい仕事してます。
ムロツヨシが出てますがコメディ要素が無かったです。
大倉孝二が何か不思議なルックスだったのが気になりましたが特に触れられて無かった気がします。
國村隼は最近、非常に多くの映画に出てますね。
要潤もすっかりバイプレーヤーになりつつありますね。
序盤はかなりいい感じで見れていたのですが、クライマックスが正直ちょっと雑に思いました。
強敵との対決の決着が、何かずるい感じで、え?そんなんでいいの?な気分でした。
そこからファンタジー感垂れ流しで行きたかったのでしょうが、個人的にはちょっとチープに見えてしまいました。
ずっと高得点な映画だな、と思ってみていたのですが、終盤に失速して減点するような映画でした。
もうちょっとうまくやれば口コミも良くなったでしょうし、ALWAYSくらいのヒットになっても良さそうなポテンシャルはありました。
その点でちょっと勿体無い様に思えました。
そんなわけで7点。