風の色
を観ました。
突然目の前から消えた恋人・ゆり(藤井武美)の死から100日、彼女との思い出の品々を胸に、失意のどん底からマジシャンになることを決意した青年・涼(古川雄輝)。
その後、”自分と生き写しの人間”の存在に気付き始めた彼は、生前「私たちはまた会える」、「流氷が見たい」と言っていた彼女の言葉に導かれるように、北海道へと向かう。
そして、旅の途中で偶然出会った、亜矢と名乗る、ゆりと瓜二つの女性。
彼女もまた、2年前の事故により行方不明になっていた、涼と瓜二つの天才マジシャン・隆との再会を待ち望んでいたーー。
クァク・ジェヨン監督作品です。
猟奇的な彼女等でお馴染の韓国の監督さんですね。
僕の彼女はサイボーグなど日本映画も作りますが、毎度非常にドラマチックでスケールの大きな作品を作ります。
今作はちょっとキャストが弱めなのでどうかと思いましたがやはりのなかなかのスケール感でした。
日本人キャストで日本舞台ですが韓国演出だとこういう作品になるのですね。
何か不思議な印象にはなります。
え?こんなエピソードにこんなダイナミックな映像?
何かもっと節約しても大丈夫だよ?
みたいな気分にちょいちょいなりました。
正直ハイセンスとは思わないのですが、毎度力技的に感動させられたり楽しまさせられたりしてきました。
今作も変わらずそのタイプです。
主に二人で綴られる純愛モノですが、その二人共がある種一人二役なのでなかなかの混乱感はあります。
え?どういうことだ?今はどういう状況だ?
みたいな感じには頻繁になります。
ドッペルゲンガー設定を浅く利用した恋愛モノでストーリーはちょっと微妙でしたが。
コレはちゃんと物語は収束できるのか?と心配になるほどでした。
まあちゃんと起承転結しましたが、結はちょっと弱めでしたかね。
そんなダイナミックなクライマックスか、とは思いましたが。
やはり基本的に力技です。
コメディ感はイマイチですが、観心地の良さを作るのは上手です。
シリアスですが観てて恥ずかしくならないくらいのギリギリのユーモアで和ませてはいました。
遊び心溢れるシーンは多く、パロディもあります。
東京の貧乏生活の雰囲気は結構好きで、北海道のオシャレ過ぎる生活も良かったです。
北海道の雄大な美しさもなかなか表現されていて良かったです。
古川雄輝がこの作品の主人公としてはちょっと弱い気がしましたが観てる分には大丈夫でした。
藤井武美演じるヒロインとのマッチング感が良かったです。
マジシャン役でしたがマジックの演技はかなり良い仕上がりでした。
マジシャン設定ってコスパ悪い気がしますが頑張ったと思います。
一人二役ですが逆に似ている人を演じるという、一人二役で難しさは無く斬新なやつでした。
藤井武美はこうしてまともに観たのは初めてでしたが、めちゃくちゃ可愛いですね。
なぜもっと早く気付いていなかったか?と後悔したくらいです。
すっかり恋に落ちてしまいました。
精神病で支離滅裂でぶっ飛んでいて、二重人格でなかなか難しい役どころでしたが素晴らしい仕上がりでした。
キスシーンの色気、その様になり方は非常に良かったです。
かなり脳裏に焼き付きました。
竹中直人が久々にこういうらしい役で観ました。
流石にいい味出してましたね。
名前が出ないくらいの一瞬ですが小出恵介も出ていました。
あれ?もう出ていいんだっけ?みたいな気分で妙にドキドキしました。
袴田吉彦もチョイ役で出ていたので何かスキャンダラスなキャスティングだとは思いました。
ローセンスだとは思いますが、このロマンチックは嫌いじゃないのです。
そんなわけで6点。
を観ました。
突然目の前から消えた恋人・ゆり(藤井武美)の死から100日、彼女との思い出の品々を胸に、失意のどん底からマジシャンになることを決意した青年・涼(古川雄輝)。
その後、”自分と生き写しの人間”の存在に気付き始めた彼は、生前「私たちはまた会える」、「流氷が見たい」と言っていた彼女の言葉に導かれるように、北海道へと向かう。
そして、旅の途中で偶然出会った、亜矢と名乗る、ゆりと瓜二つの女性。
彼女もまた、2年前の事故により行方不明になっていた、涼と瓜二つの天才マジシャン・隆との再会を待ち望んでいたーー。
クァク・ジェヨン監督作品です。
猟奇的な彼女等でお馴染の韓国の監督さんですね。
僕の彼女はサイボーグなど日本映画も作りますが、毎度非常にドラマチックでスケールの大きな作品を作ります。
今作はちょっとキャストが弱めなのでどうかと思いましたがやはりのなかなかのスケール感でした。
日本人キャストで日本舞台ですが韓国演出だとこういう作品になるのですね。
何か不思議な印象にはなります。
え?こんなエピソードにこんなダイナミックな映像?
何かもっと節約しても大丈夫だよ?
みたいな気分にちょいちょいなりました。
正直ハイセンスとは思わないのですが、毎度力技的に感動させられたり楽しまさせられたりしてきました。
今作も変わらずそのタイプです。
主に二人で綴られる純愛モノですが、その二人共がある種一人二役なのでなかなかの混乱感はあります。
え?どういうことだ?今はどういう状況だ?
みたいな感じには頻繁になります。
ドッペルゲンガー設定を浅く利用した恋愛モノでストーリーはちょっと微妙でしたが。
コレはちゃんと物語は収束できるのか?と心配になるほどでした。
まあちゃんと起承転結しましたが、結はちょっと弱めでしたかね。
そんなダイナミックなクライマックスか、とは思いましたが。
やはり基本的に力技です。
コメディ感はイマイチですが、観心地の良さを作るのは上手です。
シリアスですが観てて恥ずかしくならないくらいのギリギリのユーモアで和ませてはいました。
遊び心溢れるシーンは多く、パロディもあります。
東京の貧乏生活の雰囲気は結構好きで、北海道のオシャレ過ぎる生活も良かったです。
北海道の雄大な美しさもなかなか表現されていて良かったです。
古川雄輝がこの作品の主人公としてはちょっと弱い気がしましたが観てる分には大丈夫でした。
藤井武美演じるヒロインとのマッチング感が良かったです。
マジシャン役でしたがマジックの演技はかなり良い仕上がりでした。
マジシャン設定ってコスパ悪い気がしますが頑張ったと思います。
一人二役ですが逆に似ている人を演じるという、一人二役で難しさは無く斬新なやつでした。
藤井武美はこうしてまともに観たのは初めてでしたが、めちゃくちゃ可愛いですね。
なぜもっと早く気付いていなかったか?と後悔したくらいです。
すっかり恋に落ちてしまいました。
精神病で支離滅裂でぶっ飛んでいて、二重人格でなかなか難しい役どころでしたが素晴らしい仕上がりでした。
キスシーンの色気、その様になり方は非常に良かったです。
かなり脳裏に焼き付きました。
竹中直人が久々にこういうらしい役で観ました。
流石にいい味出してましたね。
名前が出ないくらいの一瞬ですが小出恵介も出ていました。
あれ?もう出ていいんだっけ?みたいな気分で妙にドキドキしました。
袴田吉彦もチョイ役で出ていたので何かスキャンダラスなキャスティングだとは思いました。
ローセンスだとは思いますが、このロマンチックは嫌いじゃないのです。
そんなわけで6点。