ジョン・ウィック:パラベラム
を観ました。
裏社会の聖域:コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。
全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を絶対とする組織の粛清だった。
1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。
満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。
しかし最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばして、ジョンを追い詰める。
果たしてジョンは窮地を脱出し、再び自由を手にすることができるのか!?
チャド・スタエルスキ監督です。
ジョン・ウィックシリーズでお馴染みの監督ですね。
ジョン・ウィックは大ファンと言っても良いくらい大好きなシリーズです。
そして裏切られる事がないと信じているシリーズです。
そんな期待値で今作も勇んで観に行きましたが、言わずもがなの今作でした。
ジョン・ウィックでしか見れないアクションの連続、めちゃくちゃおもしろい!って言いたくなる映画なんですよね。
何でしょうね、こんなにストレートがあったのに真ん中過ぎて今まで誰も気付いていなかったような。
とにかくリアルに殺しているようなシーンの連続です。
相変わらず押さえつけて至近距離で頭を撃ち抜きまくります。
左手ナイフで喉を突き刺しそのまま抑えて超至近距離で腹と頭に銃弾を撃ち込むようなハイスピードシーン。
そんなシーンが100回くらいあるとことん殺しのシーンにこだわった今作ですね。
もう監督がシリーズと共に成長してるのか?
1を見てアレ以上は無理でしょうと思って見たら2は全然それ以上で。
流石にと思った今作は更にそれ以上のアップ率でアクションがすごくなってましたね。
シームレス感は増してワンカットの中に情報を多く詰め込んで生々しく戦って殺していて。
本当に殺してるんじゃないか?って思えるような。
どうやって撮影したの?ってシーンばかりです。
序盤にはナイフでなかなか残虐な格闘シーンもあります。
殺される側目線で長距離投げ斧で殺されるシーンなどなかなかおもしろい発想でインパクト大でした。
今作は味方と複数で大量の敵を殺したり、そこに味方の犬も参加してその組み合わせで鮮やかに大量に殺します。
普通の映画ならばその一つ、2つでも凄いインパクトなのにそれが100回くらいあるという凄いエネルギーでやりきってしまう映画ですね。
公開してすぐに行ったので混んでいましたが自分はもうここまでやりきってしまうとコメディになってしまうので独りで笑っていました。
どんなジャンルもとことんやりきるとコメディに行き着くのかもしれないですね。
何にせよやりきった映画ってたいてい名作です。
物語は2の終わりから時系列で全くそのままの続きでした。
この手の作品なのにめちゃくちゃセリフ少ないです。
無言のアクションシーンが長くてそれが息を呑むように見れるので。
それでいてストーリーはシンプルでいて深みがあってわかりやすくて素晴らしいと思います。
シリーズ毎に色々設定が増えて行きますがその発散っぷりも見事です。
最終地点みたいのに行き着きそうでしたが全部回収してなかったのでまだ続くのかも知れません。
しかし残念なのは相変わらず全然日本語喋れない日本人設定のアジア系の敵が居たことですね。
しかもそいつが最大のライバル的なポジションでした。
自分が子供の頃からハリウッド映画の日本人は恐ろしいほどの片言で喋ります。
今作では役者も全然日本人っぽくないのに日本人でもヒヤリング出来ないくらいの日本語を喋っていました。
もう日本人向けのわざとなのかも知れません。
きゃりーぱみゅぱみゅの音楽は日本風のお店のシーンに実にマッチしていました。
ちょいちょい良い作品で効果的に使われるきゃりーぱみゅぱみゅは凄いです。
主演は言うまでもなくキアヌ・リーブスです。
すっかりオジサンになりましたが相変わらずかっこよくてアクションも素晴らしいです。
走る時は流石にスピード感ないですが、そのがに股っぷりは年々ジャッキー・チェンみたいになってきましたが。
それでもかっこよさとアクションのクオリティは凄いです。
スピード、マトリックスを超える代表作になっていると思います。
ハル・ベリーも凄い殺し屋アクションをしていました。
鍛え上げた猛犬たちも武器にしてジョン・ウィック以上に複雑なアクションやってました。
これは彼女の仕事の幅を広げる作品になったかも知れません。
ホテル・ニューヨークのコンシェルジュは相変わらずランス・レディックです。
今作ではついに彼もアクションをやるようになってて嬉しかったです。
キャラは崩さずでした。
ローレンス・フィッシュバーンは前作から引き続き出ています。
なかなか重要な役どころです。
キアヌ・リーブスとこの手の作品で絡んでるとマトリックスの作られた世界なのか?みたいな錯覚も感じました。
イアン・マクシェーンも今作はかなり出番増えていました。
なかなかコメディなこともやってました。
マーク・ダカスコスが暗殺集団のボスで変な日本語を喋っていました。
もしわざとでないならこの日本語演技は二度とやめて欲しいところですが。
アクションはすごかったしちょとマッドな暗殺屋の雰囲気は素晴らしかったです。
1作目から急に度肝を抜いてきた超話題作なのに毎作グレードアップさせていて素晴らしいです。
今作が一番おもしろいです。
次回作も是非やって欲しいです。
そんなわけで9点。
を観ました。
裏社会の聖域:コンチネンタルホテルでの不殺の掟を破った伝説の殺し屋、ジョン・ウィック。
全てを奪ったマフィアへの壮絶な復讐の先に待っていたのは、裏社会の秩序を絶対とする組織の粛清だった。
1,400万ドルの賞金首となった男に襲いくる、膨大な数の刺客たち。
満身創痍となったジョンは、生き残りをかけて、かつて“血の誓印”を交わした女、ソフィアに協力を求めモロッコへ飛ぶ。
しかし最強の暗殺集団を従えた組織は、追及の手をコンチネンタルホテルまで伸ばして、ジョンを追い詰める。
果たしてジョンは窮地を脱出し、再び自由を手にすることができるのか!?
チャド・スタエルスキ監督です。
ジョン・ウィックシリーズでお馴染みの監督ですね。
ジョン・ウィックは大ファンと言っても良いくらい大好きなシリーズです。
そして裏切られる事がないと信じているシリーズです。
そんな期待値で今作も勇んで観に行きましたが、言わずもがなの今作でした。
ジョン・ウィックでしか見れないアクションの連続、めちゃくちゃおもしろい!って言いたくなる映画なんですよね。
何でしょうね、こんなにストレートがあったのに真ん中過ぎて今まで誰も気付いていなかったような。
とにかくリアルに殺しているようなシーンの連続です。
相変わらず押さえつけて至近距離で頭を撃ち抜きまくります。
左手ナイフで喉を突き刺しそのまま抑えて超至近距離で腹と頭に銃弾を撃ち込むようなハイスピードシーン。
そんなシーンが100回くらいあるとことん殺しのシーンにこだわった今作ですね。
もう監督がシリーズと共に成長してるのか?
1を見てアレ以上は無理でしょうと思って見たら2は全然それ以上で。
流石にと思った今作は更にそれ以上のアップ率でアクションがすごくなってましたね。
シームレス感は増してワンカットの中に情報を多く詰め込んで生々しく戦って殺していて。
本当に殺してるんじゃないか?って思えるような。
どうやって撮影したの?ってシーンばかりです。
序盤にはナイフでなかなか残虐な格闘シーンもあります。
殺される側目線で長距離投げ斧で殺されるシーンなどなかなかおもしろい発想でインパクト大でした。
今作は味方と複数で大量の敵を殺したり、そこに味方の犬も参加してその組み合わせで鮮やかに大量に殺します。
普通の映画ならばその一つ、2つでも凄いインパクトなのにそれが100回くらいあるという凄いエネルギーでやりきってしまう映画ですね。
公開してすぐに行ったので混んでいましたが自分はもうここまでやりきってしまうとコメディになってしまうので独りで笑っていました。
どんなジャンルもとことんやりきるとコメディに行き着くのかもしれないですね。
何にせよやりきった映画ってたいてい名作です。
物語は2の終わりから時系列で全くそのままの続きでした。
この手の作品なのにめちゃくちゃセリフ少ないです。
無言のアクションシーンが長くてそれが息を呑むように見れるので。
それでいてストーリーはシンプルでいて深みがあってわかりやすくて素晴らしいと思います。
シリーズ毎に色々設定が増えて行きますがその発散っぷりも見事です。
最終地点みたいのに行き着きそうでしたが全部回収してなかったのでまだ続くのかも知れません。
しかし残念なのは相変わらず全然日本語喋れない日本人設定のアジア系の敵が居たことですね。
しかもそいつが最大のライバル的なポジションでした。
自分が子供の頃からハリウッド映画の日本人は恐ろしいほどの片言で喋ります。
今作では役者も全然日本人っぽくないのに日本人でもヒヤリング出来ないくらいの日本語を喋っていました。
もう日本人向けのわざとなのかも知れません。
きゃりーぱみゅぱみゅの音楽は日本風のお店のシーンに実にマッチしていました。
ちょいちょい良い作品で効果的に使われるきゃりーぱみゅぱみゅは凄いです。
主演は言うまでもなくキアヌ・リーブスです。
すっかりオジサンになりましたが相変わらずかっこよくてアクションも素晴らしいです。
走る時は流石にスピード感ないですが、そのがに股っぷりは年々ジャッキー・チェンみたいになってきましたが。
それでもかっこよさとアクションのクオリティは凄いです。
スピード、マトリックスを超える代表作になっていると思います。
ハル・ベリーも凄い殺し屋アクションをしていました。
鍛え上げた猛犬たちも武器にしてジョン・ウィック以上に複雑なアクションやってました。
これは彼女の仕事の幅を広げる作品になったかも知れません。
ホテル・ニューヨークのコンシェルジュは相変わらずランス・レディックです。
今作ではついに彼もアクションをやるようになってて嬉しかったです。
キャラは崩さずでした。
ローレンス・フィッシュバーンは前作から引き続き出ています。
なかなか重要な役どころです。
キアヌ・リーブスとこの手の作品で絡んでるとマトリックスの作られた世界なのか?みたいな錯覚も感じました。
イアン・マクシェーンも今作はかなり出番増えていました。
なかなかコメディなこともやってました。
マーク・ダカスコスが暗殺集団のボスで変な日本語を喋っていました。
もしわざとでないならこの日本語演技は二度とやめて欲しいところですが。
アクションはすごかったしちょとマッドな暗殺屋の雰囲気は素晴らしかったです。
1作目から急に度肝を抜いてきた超話題作なのに毎作グレードアップさせていて素晴らしいです。
今作が一番おもしろいです。
次回作も是非やって欲しいです。
そんなわけで9点。