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チャイルド・プレイ

2019年07月20日 | 映画
チャイルド・プレイ
を観ました。


最先端テクノロジー企業・カスラン社の期待の新商品、“バディ人形”。
引っ越しをして友達がいない少年アンディは、誕生日に音声認識やセンサー付きカメラ、高解像度画像認識などの機能が付いた高性能人形を母親からプレゼントされる。
自らを“チャッキー”と名乗る人形だが、実は欠陥品だと判明。
的外れな受け答えに最初はあきれるアンディだが、「君が一番の親友だよ」と話すチャッキーに次第に夢中になる。
その後、“彼”が豹変することなど知らずに―。


ラース・クレヴバーグ監督です。

自分が子供の頃にそこそこ流行ったチャイルド・プレイの現代版ですね。
ITのスタッフが手がけているということでなかなか期待出来ます。
劇場は想像以上に混んでいました。

チャッキーが完全にAI人形となっていて。
元々の乗り移る的なことではなく、そもそも不気味で怖いロボットです。
そうです、もはや人形じゃなくて全然ロボットです。
顔の表情の自由度を鑑みればアンドロイドって言ってもいいくらいです。

ストーリーのベースは子供の頃の薄い記憶ですが1作目と似ていたようなオマージュしていたような感じです。
人形が殺人鬼だという主人公アンディの主張が誰にも信じてもらえず被害が拡大していくパターンです。
序盤はなかなかコミカルでハッピーで。
そこに徐々に不穏な要素が混じってきてグラデーションでホラーになっていく感じは良かったです。

終盤は信じてもらえないストレスを主張しつつ立ち向かったり。
全然フォーカスされない主人公の友人たちの変わり身の速さや活躍は意外と痛快で良かったです。

しかし結構容赦ない残虐です。
殺し方の残虐描写はかなりのものなのでお気をつけくださいって感じです。
近年では久々にこんなに残虐な殺し方ですね、目をそむけてしまいそうでした。
残虐過ぎて場内はちょっと笑い声も上がる程でした。

それに限らずちょいちょい笑い声は上がってました。
怖すぎたりスプラッター過ぎる部分にほんのりおちゃめなコメディを足して上手く中和していたと思います。

いきなりバーンな脅かしも多いですがちゃんと恐怖なのでOKです。
アメリカのホラーらしく、殺されるやつにはちゃんと殺されても良いようなキャラ付けがあるのでかろうじて見れます。
一人だけただただ良い人なのに犠牲になる人もいましたが。

主人公の少年、ガブリエル・ベイトマンはなかなかスターオーラあって将来有望でした。

母親役のオーブリー・プラザは現状ホラー映画のキャストらしいキャストで妥当でした。
若いお母さんでなかなか独特な立ち振舞でした。

尺も短めで冗長さも無く簡潔な起承転結は見心地良かったです。



そんなわけで6点。

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