メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

フッド: ザ・ビギニング

2019年10月19日 | 映画
フッド: ザ・ビギニング
を観ました。


イングランド。広大な屋敷に暮らす若き領主ロビン・ロクスリーは何の苦労も知らずにいた。
十字軍として遠い異国で戦うまでは。
4年後、激戦を生き抜いていたロビンは上官に歯向かったことから国へ帰される。
そして、自分が戦死したことにされて領地も財産もすべて没収され、恋人も領民も鉱山へと追放されていたことを知る!


オットー・バサースト監督です。

タイトル通りにロビン・フッド誕生の物語です。
イギリスでどの程度のヒーロー扱いされているのかわからないですが、結構定期的に映画化されますね。
流石に切り口は変えないとということでの誕生の企画でしょうか。

そもそも架空の人物なので何でもありな気はしますが。

順風満帆な貴族の生活を送っていた主人公が、十字軍での戦い、辛い経験を経て帰ると恋人は別人と結婚してしまっているという。
典型的な戦場物語な展開です。

戦地での憎き相手と芽生えた不思議な絆。
彼がついてきたことにより新たな目標を見つけていくロビンな展開です。
その点では結構王道的なバディムービーな側面もありました。

すっかり様変わりした故郷で平民を苦しめる暴君な州長官に対抗するために、彼に取り入りつつ夜はフードをかぶって彼の金を盗んで人々に分け与えるという。
日本で言うならねずみ小僧とか石川五右衛門とかとやってることは全く一緒ですね。
だんだんド派手に盗みをやってド派手にばらまくような感じで。

展開や演出にインパクトは無く将来思い出しにくくなりそうな映画だと思いました。
ガイ・リッチー的なもう少しスタイリッシュでカッコいいアクションを期待していたのですが。
それはイマイチというか殆ど無かったですね。
弓矢アクションでかっこよくできそうな予感はプンプンにあったのですが。

主人公のロビン・フッドはタロン・エガートンが演じていました。
この人が主演だったのでキングスマン的なスタイリッシュアクションを期待してしまった感じはあります。
映画のインパクトに比例するように彼のインパクトも弱かったです。
最近はロケットマンでもかなりのインパクトは残していたんですけどね。

相棒役はジェイミー・フォックスでした。
彼はコラテラルのイメージが未だ強いですがどんな作品でもしっかりしたクオリティとインパクトを残しますね。
今作は主人公を食うくらいカッコいい役どころでした。

主人公の恋敵的なポジションをジェイミー・ドーナンがやっていました。
フィフティ・シェイズシリーズの印象が強いですがそれと遠からずな役どころでした。
存在感強めで良い役者だと思いますね。

イヴ・ヒューソンがヒロインのマリアン役でした。
作品にはそれなりにマッチしていましたがルックスほどにインパクトが無い気がしますね。
他にも大作でチラチラ見かけますがどこかで強烈なインパクトが欲しいですね。

特別悪くはないですが全体的にインパクトに欠けるアクションでした。


そんなわけで5点。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。