シャン・チー/テン・リングスの伝説
を観ました。
アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
デスティン・ダニエル・クレットン監督です。
コロナもあり久々に新しいマーベルヒーローを見る気がしました。
今作はほぼ全員が中国系キャストです。
この規模のシリーズ、マーベルのヒーローが多様化していくのは一つの役割だと思うので良いと思います。
カンフーアクション、ワイヤーアクション、舞台もセットも道具も中国なのでほぼ中国映画でした。
トニー・レオンが出ていることもあり、チャン・イーモウのHEROをかなり思い出す映画でした。
作風的にも影響を受けたというようりはトレースしたかのような、それくらい彷彿とさせるシーンが多かったです。
ストーリーはマーベルらしい適度に複雑で物語的で。
太古からのプロローグに起承転結とどんでん返しにエピローグ。
どこを取っても老若男女が楽しめそうなテイストです。
ホテルの運転係と思いきやナーメテーターなスペックを持ってる主人公。
彼が謎の大いなる陰謀的なものに不条理に巻き込まれて行きます。
いきなりのバス内のアクションは見応え充分でした。
そこからはもうずっと非日常な謎の舞台と謎の登場人物たち。
主に家族のトラブルに世界が巻き込まれる感じです。
マーベル作品なので主人公はヒーローになっていきますが、
この手の作品あるあるのサブキャラがかっこいいパターンで、
主人公の妹がルックスも武器もアクションも振る舞いも非常にカッコよくて一番好きでした。
他作品のヒーローたちがカメオ的に出演するのも相変わらずマーベルの魅力です。
この同じ世界線に描いた功績は本当に大きいですね。
これがこうなると世界が滅びる、というわかりやすい設定があり案の定そこがピンチになります。
個人的な趣向としてめちゃくちゃ大きな生物が出てくる映画が好きなのですが、
この映画はアジアなドラゴンボールみたいなでっかい龍が出てくるのでなかなか良いインパクトと迫力でした。
主演はシム・リウはパシフィック・リムにも出ていましたが、認識したのは初めてかもですね。
もう少し若いキャストでも良い気がしましたが。
アジア感強めなルックスでスタイルも良いしアクションもなかなかのものでした。
アジアンアクションスターにとってカンフーアクションのクオリティは生命線とも言えるので良かったと思います。
プロローグの主役で物語の肝になるテン・リングスをトニー・レオンが演じていました。
主人公の父親で師匠で敵か味方か?な圧倒的な力を持つキャラクターでしたが。
トニー・レオンだけあってかっこいいし存在感もバッチリでした。
主人公の同僚で古くからの親友役をオークワフィナが演じていました。
この人は近年なかなかのハイペースでビッグな作品に出ていますが相変わらずのインパクトです。
ルックスに見合ったコミカルなキャラでドタバタで意外とでかいことやっちゃうジャッキー・チェンコメディみたいなこともやってました。
主人公の妹をメンガー・チャンが演じていました。
非常にしなやかなアクションでカッコよくて個人的には夢中でした。
主人公の叔母をミシェル・ヨーが演じていました。
ハリウッドの中国系のおばさん役を近年独占してる印象ですが。
今作も伝説的な部族を率いる非常に重要な役をやっていて説得力ありました。
劇場で楽しむ娯楽映画としては十分楽しめました。
そんなわけで7点。
を観ました。
アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?
デスティン・ダニエル・クレットン監督です。
コロナもあり久々に新しいマーベルヒーローを見る気がしました。
今作はほぼ全員が中国系キャストです。
この規模のシリーズ、マーベルのヒーローが多様化していくのは一つの役割だと思うので良いと思います。
カンフーアクション、ワイヤーアクション、舞台もセットも道具も中国なのでほぼ中国映画でした。
トニー・レオンが出ていることもあり、チャン・イーモウのHEROをかなり思い出す映画でした。
作風的にも影響を受けたというようりはトレースしたかのような、それくらい彷彿とさせるシーンが多かったです。
ストーリーはマーベルらしい適度に複雑で物語的で。
太古からのプロローグに起承転結とどんでん返しにエピローグ。
どこを取っても老若男女が楽しめそうなテイストです。
ホテルの運転係と思いきやナーメテーターなスペックを持ってる主人公。
彼が謎の大いなる陰謀的なものに不条理に巻き込まれて行きます。
いきなりのバス内のアクションは見応え充分でした。
そこからはもうずっと非日常な謎の舞台と謎の登場人物たち。
主に家族のトラブルに世界が巻き込まれる感じです。
マーベル作品なので主人公はヒーローになっていきますが、
この手の作品あるあるのサブキャラがかっこいいパターンで、
主人公の妹がルックスも武器もアクションも振る舞いも非常にカッコよくて一番好きでした。
他作品のヒーローたちがカメオ的に出演するのも相変わらずマーベルの魅力です。
この同じ世界線に描いた功績は本当に大きいですね。
これがこうなると世界が滅びる、というわかりやすい設定があり案の定そこがピンチになります。
個人的な趣向としてめちゃくちゃ大きな生物が出てくる映画が好きなのですが、
この映画はアジアなドラゴンボールみたいなでっかい龍が出てくるのでなかなか良いインパクトと迫力でした。
主演はシム・リウはパシフィック・リムにも出ていましたが、認識したのは初めてかもですね。
もう少し若いキャストでも良い気がしましたが。
アジア感強めなルックスでスタイルも良いしアクションもなかなかのものでした。
アジアンアクションスターにとってカンフーアクションのクオリティは生命線とも言えるので良かったと思います。
プロローグの主役で物語の肝になるテン・リングスをトニー・レオンが演じていました。
主人公の父親で師匠で敵か味方か?な圧倒的な力を持つキャラクターでしたが。
トニー・レオンだけあってかっこいいし存在感もバッチリでした。
主人公の同僚で古くからの親友役をオークワフィナが演じていました。
この人は近年なかなかのハイペースでビッグな作品に出ていますが相変わらずのインパクトです。
ルックスに見合ったコミカルなキャラでドタバタで意外とでかいことやっちゃうジャッキー・チェンコメディみたいなこともやってました。
主人公の妹をメンガー・チャンが演じていました。
非常にしなやかなアクションでカッコよくて個人的には夢中でした。
主人公の叔母をミシェル・ヨーが演じていました。
ハリウッドの中国系のおばさん役を近年独占してる印象ですが。
今作も伝説的な部族を率いる非常に重要な役をやっていて説得力ありました。
劇場で楽しむ娯楽映画としては十分楽しめました。
そんなわけで7点。