初恋ロスタイム
を観ました。
「昔ね、時間が止まったことがある」
青年医師(竹内涼真)はある夜、「UFOを見たのに、誰も信じてくれない」と言う患者の少年に、
かつて自分の身に起こった不思議な現象について語り始める。
そして、そのときに出会った“大切な人”の存在を彼は思い出していた…。
冴えない毎日を送る浪人生の相葉孝司(板垣瑞生)は、
ある日<世界の人、モノ、車…自分以外のあらゆるものが突然ぴたりと静止する>という不思議な現象に遭遇する。
時刻は12時15分。
授業中だった孝司だけがなぜか動くことができた。
予備校を出て街に繰り出すと、自分以外に唯一動ける少女・篠宮時音(吉柳咲良)に出会う。
毎日12時15分から1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、一緒に過ごすうちに二人の距離は近づいていく。
孝司はかつて医者を目指していたが、
自身の母の死をきっかけに、「どうせ頑張っても無駄」だと、挑戦する前から諦めてしまう様になっていた。
そんな孝司だったが、たとえ明らかに無理だと思われることにも最後まで決して諦めず、
二人で過ごすロスタイム中にも次々と「挑戦」しようとする時音に少しずつ感化され、
変化していく。冴えなかった孝司の日々が、にわかに輝き始めた―。
「ロスタイムじゃないときも会いたい」と思いをぶつける孝司。
しかし、「ごめん、孝司にはもう会えない」と、時音は孝司の前から姿を消してしまう。
実は彼女には、孝司に言えない大きな“秘密”があった―
青年医師がかつて経験した“ロスタイム”のときに出会った大切な人とは?
孝司と時音、二人の恋の行方は・・・物語は想像もしない<奇跡>へと向かっていく―
河合勇人監督です。
鈴木先生、俺物語、チアダンなどかなり高評価した作品があり比較的期待値高い監督です。
時々そうでも無い作品もありますが、基本センスは高めだと思います。
今作はキャスティングや上映規模やらで少々小さめの企画という感じで。
同時期にかぐや様は告らせたいもやってるのでそのB面的な印象もあります。
正直ストーリーやら演出はベタで映画の教科書とおりな感じですがその中では上質な方でしょう。
主演二人のキャスティング、その演技の若さが作品のテイストを大分左右してしまっていますが。
印象的で綺麗なシーンはちょいちょいあって結構脳裏に残りやすい感じでその辺は流石でした。
作品はもっとどんでん返しの宣伝をした方が良いくらい、冒頭からかなり騙されました。
正直さほどテンションも上がらずに、まああるあるな恋愛ファンタジーだなぁ、と見てました。
時が止まった時の描写はアダルトビデオ大好きの自分には彷彿とさせられざるを得ないものもありましたが。
ところが中盤で結構びっくりな展開で。
多少ネタバレかも知れませんが個人的にはイニシエーション・ラブ的なびっくりでした。
完全にミスリードにだまされていて。
え?これってこれだったんじゃないの??
っていうずるい騙しを食らって気持ちよかったです。
映像作品の思い込みを逆手に取る騙しは嫌いじゃないです。
ちょっと失礼かも知れませんがこの見事な騙しをこのレベルの企画で使うのはもったいなかったような。
ファンタジーでロマンチックな妥当なさくひんですが、正直全般は特筆するような要素は他にはなかったかもですね。
ツッコミどころあるほど悪いクオリティでは無いですが、褒めるほどのクオリティもなかったです。
ただどんでん返しは気持ちよかったです。
主演の板垣瑞生は結構評価高いです。
ソロモンの偽証でかなりインパクトありましたが、その後も非常に興味深いキャリアでいい作品選びしてると思います。
非常に雰囲気あってルックスも良くってかなり有望です。
ゆくゆくは浅野忠信系に行ける気がします。
ヒロインの吉柳咲良は始めてみましたがまだまだ初々しいですね。
天気の子の声優をやっていたようですが、確かに声には大分特徴があってその手の声優さんみたいでした。
ルックスはまああまり好みではないですが、独特の雰囲気はあったのでまだ判断はつかないところですね。
この手の役はもう少し儚い雰囲気があっても良さそうな気がしました。
竹内涼真が医歯役でした。
非常に大人なキャラで皆を守れるくらいの頼りがいがありました。
このポジションで使うには贅沢にも思いましたが彼が居ることで大分作品の格はついた気がします。
石橋杏奈はルックスも演技力も結構評価高いですが。
今作も実にナチュラルにいい味出しています。
非常に美人のルックスに騙されがちですがなかなかナチュラル演技女優だと思います。
改めて結婚にショックを受けました。
甲本雅裕が主人公の父親役でした。
雰囲気はありましたがちょっとその手の極端キャラをやろうという無理矢理感を感じました。
彼が演技派なのでなかなか成立していましたが。
期待はもともとしてなかったですが妥当なくらいの満足度でした。
そんなわけで5点。
を観ました。
「昔ね、時間が止まったことがある」
青年医師(竹内涼真)はある夜、「UFOを見たのに、誰も信じてくれない」と言う患者の少年に、
かつて自分の身に起こった不思議な現象について語り始める。
そして、そのときに出会った“大切な人”の存在を彼は思い出していた…。
冴えない毎日を送る浪人生の相葉孝司(板垣瑞生)は、
ある日<世界の人、モノ、車…自分以外のあらゆるものが突然ぴたりと静止する>という不思議な現象に遭遇する。
時刻は12時15分。
授業中だった孝司だけがなぜか動くことができた。
予備校を出て街に繰り出すと、自分以外に唯一動ける少女・篠宮時音(吉柳咲良)に出会う。
毎日12時15分から1時間だけ起きる、その不思議な時間を“ロスタイム”と名付け、一緒に過ごすうちに二人の距離は近づいていく。
孝司はかつて医者を目指していたが、
自身の母の死をきっかけに、「どうせ頑張っても無駄」だと、挑戦する前から諦めてしまう様になっていた。
そんな孝司だったが、たとえ明らかに無理だと思われることにも最後まで決して諦めず、
二人で過ごすロスタイム中にも次々と「挑戦」しようとする時音に少しずつ感化され、
変化していく。冴えなかった孝司の日々が、にわかに輝き始めた―。
「ロスタイムじゃないときも会いたい」と思いをぶつける孝司。
しかし、「ごめん、孝司にはもう会えない」と、時音は孝司の前から姿を消してしまう。
実は彼女には、孝司に言えない大きな“秘密”があった―
青年医師がかつて経験した“ロスタイム”のときに出会った大切な人とは?
孝司と時音、二人の恋の行方は・・・物語は想像もしない<奇跡>へと向かっていく―
河合勇人監督です。
鈴木先生、俺物語、チアダンなどかなり高評価した作品があり比較的期待値高い監督です。
時々そうでも無い作品もありますが、基本センスは高めだと思います。
今作はキャスティングや上映規模やらで少々小さめの企画という感じで。
同時期にかぐや様は告らせたいもやってるのでそのB面的な印象もあります。
正直ストーリーやら演出はベタで映画の教科書とおりな感じですがその中では上質な方でしょう。
主演二人のキャスティング、その演技の若さが作品のテイストを大分左右してしまっていますが。
印象的で綺麗なシーンはちょいちょいあって結構脳裏に残りやすい感じでその辺は流石でした。
作品はもっとどんでん返しの宣伝をした方が良いくらい、冒頭からかなり騙されました。
正直さほどテンションも上がらずに、まああるあるな恋愛ファンタジーだなぁ、と見てました。
時が止まった時の描写はアダルトビデオ大好きの自分には彷彿とさせられざるを得ないものもありましたが。
ところが中盤で結構びっくりな展開で。
多少ネタバレかも知れませんが個人的にはイニシエーション・ラブ的なびっくりでした。
完全にミスリードにだまされていて。
え?これってこれだったんじゃないの??
っていうずるい騙しを食らって気持ちよかったです。
映像作品の思い込みを逆手に取る騙しは嫌いじゃないです。
ちょっと失礼かも知れませんがこの見事な騙しをこのレベルの企画で使うのはもったいなかったような。
ファンタジーでロマンチックな妥当なさくひんですが、正直全般は特筆するような要素は他にはなかったかもですね。
ツッコミどころあるほど悪いクオリティでは無いですが、褒めるほどのクオリティもなかったです。
ただどんでん返しは気持ちよかったです。
主演の板垣瑞生は結構評価高いです。
ソロモンの偽証でかなりインパクトありましたが、その後も非常に興味深いキャリアでいい作品選びしてると思います。
非常に雰囲気あってルックスも良くってかなり有望です。
ゆくゆくは浅野忠信系に行ける気がします。
ヒロインの吉柳咲良は始めてみましたがまだまだ初々しいですね。
天気の子の声優をやっていたようですが、確かに声には大分特徴があってその手の声優さんみたいでした。
ルックスはまああまり好みではないですが、独特の雰囲気はあったのでまだ判断はつかないところですね。
この手の役はもう少し儚い雰囲気があっても良さそうな気がしました。
竹内涼真が医歯役でした。
非常に大人なキャラで皆を守れるくらいの頼りがいがありました。
このポジションで使うには贅沢にも思いましたが彼が居ることで大分作品の格はついた気がします。
石橋杏奈はルックスも演技力も結構評価高いですが。
今作も実にナチュラルにいい味出しています。
非常に美人のルックスに騙されがちですがなかなかナチュラル演技女優だと思います。
改めて結婚にショックを受けました。
甲本雅裕が主人公の父親役でした。
雰囲気はありましたがちょっとその手の極端キャラをやろうという無理矢理感を感じました。
彼が演技派なのでなかなか成立していましたが。
期待はもともとしてなかったですが妥当なくらいの満足度でした。
そんなわけで5点。