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地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ボヤージュ・オブ・タイム

2017年03月14日 | 映画
ボヤージュ・オブ・タイム
を観ました。


テレンス・マリック監督の作品です。
かなり好みの監督です。

この映画を既存の映画のジャンルで説明するのは少々難しいですね。
元々ポエムみたいな雰囲気が強いテレンス・マリック作品ですが、
これは完全にポエムと言っていいでしょう。

地球誕生や生命誕生を髣髴とさせるような、非常に美しい映像で。
実際の映像やクオリティの高いCGを組み合わせてとても叙情的な作品を作り上げています。

自分は幼いころからそういうのに非常に関心が強く、
天文学や宇宙物理学や生物学を勉強してきたので非常に興味をそそられました。
おそらくテレンス・マリックもそういった究極の始まりと終わりに惹かれたのでしょう。

登場する生き物も非常に好みの動物が多かったです。
シロナガスクジラやザトウクジラが見れたのは嬉しかったです。

ポエムのような語りがちょいちょい入りますが、基本的には無声映画ですね。
見る人が感じるままに感じる、抽象画のような映画です。

アート性が強く、人によっては睡眠導入に非常に向いてそうです。
歯医者さんの待合室などで流していても良さそうです。

僕は非常に好みでブルーレイとか欲しいくらいですね。


そんなわけで8点。

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