メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

第十三話 見てないようで見てる

2011年11月16日 | LAWSON CALLING
---数年前僕はとあるコンビニエンスストアの深夜バイトをしていた。
住宅街にあるコンビニだからそれほど客は多くない。
毎日同じ客が同じものを買ってく、そんなコンビニだった。
深夜1時から朝9時までの間、店員は僕一人だけだった。
断っておくが僕は反社会的な思想を持っていた。---


夏場のコンビニバイトの楽しみ。
夏場の深夜のコンビニ店員の密かな楽しみ。
住宅街密着型のコンビニならではの店員の楽しみ。



それは紛れもなく・・・




ノーブラ

である。

僕はそこそこ若い女性が入ってくると必ず目で追った。
40歳位までの女性ならば無意識で追った。

それが完全に油断した感じならばより良い。

油断した感じとは?
1、ノーメイク
2、ハーフパンツにTシャツ
3、風呂上り感丸出し

上記の様な条件は完全なるノーブラチャンス!

そんな条件の女性客が入ってきたら僕はトヨエツばりの目ヂカラで女性の背中を追う。
この背中の感じは・・・この素肌感は・・・余計な凹凸がないぞ・・・

そうしてノーブラ確定すると一緒に働いてるK君に大声のヒソヒソ声で
「K君、あそこの客・・・ノーブラ!ノーブラ!!ノーブラ!!!」
と伝えた。

レジに来るのが待ち遠しくてたまらない。
それこそフィーバーである。

フィーバーとは前からもそれが確認出来た時である。

モテない僕にとって
ヤンキー風なお客様、水商売オーラのあるお客様
などは時に女神となったのである。

そして血気盛んな制御装置をEXPLOSIONさせた。


そんな陰湿な楽しみが血となり骨となったとき
僕はもうかなりの達人となり、
誰よりも早くノーブラを探し当てた。


アレ?俺、透視能力が身に付いてる?
と時に困惑した。

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