イソップの思うツボ
を観ました。
”家族”の仲は良いが、友達はカメだけの内気な女子大生、亀田美羽。
大人気”タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織。
”復讐代行屋父娘”の娘として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚。
三人の少女が出会う時、最高の奇跡が起こるーー。
浅沼直也・上田慎一郎・中泉裕矢の共同脚本・監督です。
カメ止めのヒットの恩恵で全国上映されてる印象です。
それもあり予告でまた仕掛けがあることを匂わせて居るので結構期待して観に行きました。
仕掛け系の映画は好きなのですが今作は正直そこまでの仕掛けじゃなかったです。
たくさんのどんでん返し、衝撃の真実の提供をしてくるのですが、一つ一つが弱くて、どれもこれもがネタバラシのちょっと前にわかる構造なので。
もう見てる人はわかってるのにちょっと大げさにもったいぶった演出で暴露されても。
いや、もうちょっと前からわかってたよ、って気持ちになることが多かったです。
序盤の人物相関図と終わってからの人物相関図が全く別物になってしまうようなからくりですが。
疑いながら見ていけば結構わかってしまうくらいのものです。
カメ止めのクリエイターが、、、という触れ込みなのでもう少し巧妙な作りじゃないとって感じですね。
これではどんでん返しとも言えないくらいの構造です。
ネタバラシの方法も完全に木更津キャッツアイ方式で裏面を見せるタイプだったのでちょっと古い印象でした。
わざとそういう古さやノスタルジーを狙ったのならばちょっと伝わりにくかったです。
全体的に映像やら演出やら世界観は古い印象でした。
新しい映画の雰囲気で宣伝していた印象なのでそこはちょっと期待とは違いました。
個人的には撃たないピストルを向け合って会話するシーンは殆どの場合NGなのであまり好きでは無いですが。
それなりにそんなシーンが多めでした。
なかなかのドタバタ劇で崩壊するように発散していくストーリーですが、綺麗に収束させるのはお見事ですね。
コミカルでちょっと過激なのに優しい感じは良かったです。
キャスティングはなかなか無名な感じでそれは非常に好みです。
主演の石川瑠華は結構可愛くてなかなか好みでした。
役者としての良い佇まいもあって今作の重要な発見でした。
井桁弘恵はドラマやバラエティで何度かお見かけしたことがある気がしますが。
適度に華があり可愛さもあり、劇中でもバラエティタレントの役でしたがそんな感じのキャラクターなのでよくマッチしてました。
紅甘はなかなかオリエンタルな雰囲気もあって良いですね。
キャラクターにあった役をやっていてなかなか印象的でした。
ちょっと期待してたほどでは無かったですかね。
上田慎一郎監督はカメ止めで上げた評価を今作で下げてはいないか、ちょっと心配になる映画でした。
そんなわけで4点。
を観ました。
”家族”の仲は良いが、友達はカメだけの内気な女子大生、亀田美羽。
大人気”タレント家族”の娘で、恋愛体質の女子大生、兎草早織。
”復讐代行屋父娘”の娘として、その日暮らしの生活を送る戌井小柚。
三人の少女が出会う時、最高の奇跡が起こるーー。
浅沼直也・上田慎一郎・中泉裕矢の共同脚本・監督です。
カメ止めのヒットの恩恵で全国上映されてる印象です。
それもあり予告でまた仕掛けがあることを匂わせて居るので結構期待して観に行きました。
仕掛け系の映画は好きなのですが今作は正直そこまでの仕掛けじゃなかったです。
たくさんのどんでん返し、衝撃の真実の提供をしてくるのですが、一つ一つが弱くて、どれもこれもがネタバラシのちょっと前にわかる構造なので。
もう見てる人はわかってるのにちょっと大げさにもったいぶった演出で暴露されても。
いや、もうちょっと前からわかってたよ、って気持ちになることが多かったです。
序盤の人物相関図と終わってからの人物相関図が全く別物になってしまうようなからくりですが。
疑いながら見ていけば結構わかってしまうくらいのものです。
カメ止めのクリエイターが、、、という触れ込みなのでもう少し巧妙な作りじゃないとって感じですね。
これではどんでん返しとも言えないくらいの構造です。
ネタバラシの方法も完全に木更津キャッツアイ方式で裏面を見せるタイプだったのでちょっと古い印象でした。
わざとそういう古さやノスタルジーを狙ったのならばちょっと伝わりにくかったです。
全体的に映像やら演出やら世界観は古い印象でした。
新しい映画の雰囲気で宣伝していた印象なのでそこはちょっと期待とは違いました。
個人的には撃たないピストルを向け合って会話するシーンは殆どの場合NGなのであまり好きでは無いですが。
それなりにそんなシーンが多めでした。
なかなかのドタバタ劇で崩壊するように発散していくストーリーですが、綺麗に収束させるのはお見事ですね。
コミカルでちょっと過激なのに優しい感じは良かったです。
キャスティングはなかなか無名な感じでそれは非常に好みです。
主演の石川瑠華は結構可愛くてなかなか好みでした。
役者としての良い佇まいもあって今作の重要な発見でした。
井桁弘恵はドラマやバラエティで何度かお見かけしたことがある気がしますが。
適度に華があり可愛さもあり、劇中でもバラエティタレントの役でしたがそんな感じのキャラクターなのでよくマッチしてました。
紅甘はなかなかオリエンタルな雰囲気もあって良いですね。
キャラクターにあった役をやっていてなかなか印象的でした。
ちょっと期待してたほどでは無かったですかね。
上田慎一郎監督はカメ止めで上げた評価を今作で下げてはいないか、ちょっと心配になる映画でした。
そんなわけで4点。