妻への家路 を観た。
1977年、文化大革命が終結。
20年ぶりに解放された陸焉識<ルー・イエンシー>(チェン・ダオミン)は妻の馮婉玉<フォン・ワンイー>(コン・リー)と再会するが、待ちすぎた妻は心労のあまり、夫の記憶だけを失っていた。
焉識は他人として向かいの家に住み、娘の丹丹<タンタン>(チャン・ホエウェン)の助けを借りながら、妻に思い出してもらおうと奮闘する。
収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙をくる日も彼女に読み聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそう。
夫の隣で、ひたすら夫の帰りを待ち続ける婉玉。
果たして、彼女の記憶が戻る日は来るのか──?
って話。
中国の巨匠・チャン・イーモウ監督作品。
中国の文化大革命に巻き込まれたとある夫婦の物語ですが、
中国のこういう歴史を知らないから勉強になるものもありました。
夫のことを酷く忘れてしまった妻に対して、
娘や周囲の人達とあの手この手を試すが、どれもこれもうまくいかない展開が続きます。
残された手段はせめて捕らえられていた頃に出せずにいた、
無数の手紙を読むことで妻の側に居るという切なさ。
すぐとなりに夫が居るにも関わらず、毎月駅に夫を迎えに行っちゃうんですね。
なんともやりきれない寂しいお話でした。
映像の質感から演出の塩梅から、非常に高品質だったと思います。
特の冒頭の雨のシーンは非常に印象深かったですね。
韓国映画や中国映画ってこういう高品質な質感出せるのに、
日本映画ではなかなかこの重厚な感じが出せない気がしますよね。
何でだろう?っていつも思ってしまいます。
同じ東アジアの映画とは言え外国だからそういう風に感じるだけなのでしょうか?
主演の二人の演技も相当素晴らしいモノがありました。
コン・リーは特に名演技だったですね。
何か賞を取るんじゃないでしょうか?
それより娘役のチャン・ホエウェンに相当やられました。
可愛いし演技上手いしバレエ上手いし、この子は売れると思います。
今後も追って行きたいですね。
僕は感動はしましたが、泣かなかったですが、
おばさんだらけの場内はすすり泣きの嵐でした。
冒頭から泣かせるようなシーンだったので、
最初から泣いてる人も結構居ました。
そんなわけで7点です。
流石のチャン・イーモウです。
1977年、文化大革命が終結。
20年ぶりに解放された陸焉識<ルー・イエンシー>(チェン・ダオミン)は妻の馮婉玉<フォン・ワンイー>(コン・リー)と再会するが、待ちすぎた妻は心労のあまり、夫の記憶だけを失っていた。
焉識は他人として向かいの家に住み、娘の丹丹<タンタン>(チャン・ホエウェン)の助けを借りながら、妻に思い出してもらおうと奮闘する。
収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙をくる日も彼女に読み聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えにいく彼女に寄りそう。
夫の隣で、ひたすら夫の帰りを待ち続ける婉玉。
果たして、彼女の記憶が戻る日は来るのか──?
って話。
中国の巨匠・チャン・イーモウ監督作品。
中国の文化大革命に巻き込まれたとある夫婦の物語ですが、
中国のこういう歴史を知らないから勉強になるものもありました。
夫のことを酷く忘れてしまった妻に対して、
娘や周囲の人達とあの手この手を試すが、どれもこれもうまくいかない展開が続きます。
残された手段はせめて捕らえられていた頃に出せずにいた、
無数の手紙を読むことで妻の側に居るという切なさ。
すぐとなりに夫が居るにも関わらず、毎月駅に夫を迎えに行っちゃうんですね。
なんともやりきれない寂しいお話でした。
映像の質感から演出の塩梅から、非常に高品質だったと思います。
特の冒頭の雨のシーンは非常に印象深かったですね。
韓国映画や中国映画ってこういう高品質な質感出せるのに、
日本映画ではなかなかこの重厚な感じが出せない気がしますよね。
何でだろう?っていつも思ってしまいます。
同じ東アジアの映画とは言え外国だからそういう風に感じるだけなのでしょうか?
主演の二人の演技も相当素晴らしいモノがありました。
コン・リーは特に名演技だったですね。
何か賞を取るんじゃないでしょうか?
それより娘役のチャン・ホエウェンに相当やられました。
可愛いし演技上手いしバレエ上手いし、この子は売れると思います。
今後も追って行きたいですね。
僕は感動はしましたが、泣かなかったですが、
おばさんだらけの場内はすすり泣きの嵐でした。
冒頭から泣かせるようなシーンだったので、
最初から泣いてる人も結構居ました。
そんなわけで7点です。
流石のチャン・イーモウです。