ある日の朝の電車は最寄り駅から運良く席に座れた。
そんなことは滅多にない、初かもしれない。
30分ちょいの電車、疲労困憊でちょいと具合悪いので助かる。
しかし次の駅で杖をついたおばさんが乗ってきて斜め前に立った。
朝の電車は混んでるし座ってる人は寝てる人が多いので目の前の人も席を譲らない。
電車などで寝れない僕は仕方なく声をかけて席を譲った。
「助かります」と言ってくれて降り際にも「ありがとうございました」と丁寧に言ってくれた。
本当に嬉しかったのであろう、それならば良いことをして良かった思えた。
先週も僕はお年寄りに席を譲った。
僕だってたまに杖ついて歩くくらい足腰は悪いのだが。
正義と信じる事をを行う際には迷うな!がモットーなのである。
シャイなのでそう言い聞かせてないと行動出来ないのである。
・・・とその翌日の電車。
混んでるから座れないので優先席付近に立っていた。
前日のリプレイの様に次の駅で杖をついたおじさん(とおじいさんの間くらいの年齢)が乗ってきた。
優先席にはそこそこの20代~30代の人間たちが座っており、寝てる人もおり誰も席を譲らない。
オタクっぽいデブは普通にヤンジャンを読んでいる。
結局最後まで誰一人席を譲らなかった。
僕はずっと腹が立っていた。
「誰か席を譲りましょう!」
と言おうか言うまいか迷ったがそこそこ混んでいる電車の中ででしゃばってそういうことを言う勇気が出なかった。
ところでヨーロッパから帰ってきて、
日本の本当に嫌だなーと思った要素はこういう陰湿な空気感である。
あっちは兎にも角にもそこに流れている空気はオープンであった。
多分上記のような行動を取っても全然でしゃばってるとも思われないし、不自然でもない。
街でも電車でも見知らぬ人同士がコミュニケーションをとるのに殆ど壁が無かった。
日本のこういうクローズな部分が本当に嫌いである。
日本に居ると気づきにくいが、
コレは世界的に見ればかなり独特でガラパゴスな文化であると思う。
それがいい方に働くこともあるが、こうした悪い方に働くこともある。
席を譲らないけしからん者達と、それを指導できなかった己に苛立つ朝であった。
毎日、色んな場面で神の試練、テストを受けさせられている気分である。
そんなことは滅多にない、初かもしれない。
30分ちょいの電車、疲労困憊でちょいと具合悪いので助かる。
しかし次の駅で杖をついたおばさんが乗ってきて斜め前に立った。
朝の電車は混んでるし座ってる人は寝てる人が多いので目の前の人も席を譲らない。
電車などで寝れない僕は仕方なく声をかけて席を譲った。
「助かります」と言ってくれて降り際にも「ありがとうございました」と丁寧に言ってくれた。
本当に嬉しかったのであろう、それならば良いことをして良かった思えた。
先週も僕はお年寄りに席を譲った。
僕だってたまに杖ついて歩くくらい足腰は悪いのだが。
正義と信じる事をを行う際には迷うな!がモットーなのである。
シャイなのでそう言い聞かせてないと行動出来ないのである。
・・・とその翌日の電車。
混んでるから座れないので優先席付近に立っていた。
前日のリプレイの様に次の駅で杖をついたおじさん(とおじいさんの間くらいの年齢)が乗ってきた。
優先席にはそこそこの20代~30代の人間たちが座っており、寝てる人もおり誰も席を譲らない。
オタクっぽいデブは普通にヤンジャンを読んでいる。
結局最後まで誰一人席を譲らなかった。
僕はずっと腹が立っていた。
「誰か席を譲りましょう!」
と言おうか言うまいか迷ったがそこそこ混んでいる電車の中ででしゃばってそういうことを言う勇気が出なかった。
ところでヨーロッパから帰ってきて、
日本の本当に嫌だなーと思った要素はこういう陰湿な空気感である。
あっちは兎にも角にもそこに流れている空気はオープンであった。
多分上記のような行動を取っても全然でしゃばってるとも思われないし、不自然でもない。
街でも電車でも見知らぬ人同士がコミュニケーションをとるのに殆ど壁が無かった。
日本のこういうクローズな部分が本当に嫌いである。
日本に居ると気づきにくいが、
コレは世界的に見ればかなり独特でガラパゴスな文化であると思う。
それがいい方に働くこともあるが、こうした悪い方に働くこともある。
席を譲らないけしからん者達と、それを指導できなかった己に苛立つ朝であった。
毎日、色んな場面で神の試練、テストを受けさせられている気分である。