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インクレディブル・ファミリー

2018年08月02日 | 映画
インクレディブル・ファミリー
を観ました。


悪と戦い、人々を守ってきたヒーローたち。だが、その驚異的なパワーに非難の声が高まり、彼らはその活動を禁じられていた------。
そんなある日、かつてヒーロー界のスターだったボブとその家族のもとに、復活をかけたミッションが舞い込む。
だがミッションを任されたのは――なんと妻のヘレンだった!留守を預かることになった伝説の元ヒーロー、ボブは、慣れない家事・育児に悪戦苦闘。
しかも、赤ちゃんジャック・ジャックの驚きのスーパーパワーが覚醒し・・・。
一方、ミッション遂行中のヘレンは“ある事件”と遭遇する。
そこには、全世界を恐怖に陥れる陰謀が!ヘレンの身にも危険が迫る!果たして、ボブたちヒーロー家族と世界の運命は!?


ブラッド・バード監督作品です。
作品リストを観ると自分が高評価した作品沢山です。
何故かミッション・インポッシブルもやってます。

前作は観ていないので近々観てみようと思います。
公開初日の朝に見に行ったらかなりの客入りで驚きました。
特に子連れが多いのでそういう作品なのですね。

ただ観てみると意外と大人でも楽しめる要素はありました。
ヒーローが違法行為という独特の設定の世界でヒーロー不遇の時代で。
それを変えようとする富豪にスカウトされ、イラスティガールがアクト戦いプロパガンダとなる。
なので今作ではイラスティガールの方が主役となって活躍します。
インクレディブルの方は主夫となって家事や子供の面倒を観るという設定でした。
そしてママのほうがいいとなる子どもたちに日に日に軋轢がましていく家庭。
こういうさりげない社会問題的な要素を子供にもわかるようなトーンで描いているのは良いと思います。
こういうのって簡単そうに見えて意外と難しそうに思えます。

ディズニー映画だけあってテンポの良さは一級品ですね。
ストーリー展開も匠で見やすく、そこそこのどんでん返し。
適度にみんなが活躍して、結構ハイテンポに絶望的状況になります。
そこを最終手段的に子どもたちが自身たちだけで判断して両親やヒーローたちを助けに行く姿に何か泣きそうになりました。
子供も居ない自分でも何か子供の自立の瞬間に泣きそうになるのでお子様が居る人ならもっとジーンとなると思います。

映像は適度にいい感じですが、近年のヒットアニメ映画ほどの印象は無いですかね。
ヒーローたちの多少複雑な能力を凄い短い尺でわかりやすく描写する見せ方はさすがでした。
沢山出てくるヒーローたちの能力の塩梅もいい感じでした。

三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるかなど吹き替えの声優陣がやたら豪華です。
そして非常に印象的なのは彼ら彼女らが一世代下のキャラを演じて居る感じなのが斬新でいいです。
多分皆さんが20歳くらい年下のキャラを担当していて、でも何かそれが斬新でいい感じでした。

さすがディズニーないい塩梅で老若男女が楽しめる仕上がりでした。


そんなわけで5点。

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