宇宙でいちばんあかるい屋根
を観ました。
お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父(吉岡秀隆)と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。
もうすぐ2人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。
幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。
しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。
つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。
ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が――。
空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?
派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ――」とはしゃいでいる。
最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。
藤井道人監督・脚本です。
今年の日本アカデミー賞での新聞記者で話題の監督ですね。
大好きな清原果耶主演でタイトルも作品の雰囲気も非常に気になったのでわざわざ遠出して初めての映画館で観ました。
設定や世界観、綺麗な夜空や月夜の感じとめちゃくちゃ好みでした。
自分は幼い頃実家の屋根に出て星空見てばかりでそれで天体観測に興味を抱きその延長線上で宇宙物理学に興味を抱き。
そのまま大学まで、その後の人生でも大きなライフワークですからね。
個人的はサン・テグジュペリ的なこういう感じが黎明期の自分の世界の印象なのです。
自分は映画のタイトルも非常にセンスが現れる、ひょっとしたら一番くらい重要な要素だと思ってますが。
このタイトルは相当良いですね。
原作も読みたくなりました。
思春期的な苦悩とちょっと複雑な家庭環境に悩む主人公と謎すぎるファンキーなお婆さんの交流。
星空が綺麗な屋上での日々の交流、たまらなくロマンチックな素敵な設定ですね。
因みに自分の中学時代の先生にも完全に同様のニックネームを付けられてた先生がいましたので妙にノスタルジックでした。
ファンタジー的な展開は作品の特性上全然飲み込めますが、距離の詰め方やいつの間にそんな絆に?という疑問はちょっと感じました。
素材は最高峰なので見せ方でもう少し上手くできなかったかな?って思うシーンはいくつかありました。
全体的な演出は及第点な感じなのですが、作風的にもっと作家性強めたアーティスティックで難解な雰囲気にした方が良い気もしましたが。
教科書通りって印象の演出が多くてベタなホームドラマみたいな仕上がりでした。
家族のシーン、継母との展開はホームドラマの王道的なやつでしたが。
演出のセンスと役者の腕が良くて結局結構泣いてしまいました。
主演は大好きな清原果耶でした。
今までは影のある感じや重い雰囲気の役を専門にやってきた印象ですが、今作はかなりポップでキュートな雰囲気もありました。
この路線でも行けるという流石の実力を証明していたと思います。
ルックスは相変わらずスペシャル感あって、髪型も踏まえ一昔前の川口春奈みたいに見えました。
清原果耶の相棒的な役を桃井かおりがやってました。
最近見た一度も撃ってませんでも印象的でしたが今作も相当良かったですね。
ちょっと歳を増して見せてお婆さん役やったら相当素晴らしいですね。
樹木希林亡き今かなりそのポジションに近い気がします。
ワイルドなかっこよさが魅力だったと思いますが、歳を重ねて品のようなものも加わってきてかなり良いと思います。
本人次第で今後無双出来る予感すらあります。
主人公が片想いするお隣さんを伊藤健太郎が演じていました。
結構好みの方の役者ですが今作でもいい味出してました。
こういう片想いの対象なイケメンポジションは彼の良さが非常によく出る役どころだった気がします。
坂井真紀は若い頃はアイドル的な女優だったのに見事にハイセンス系女優になったモデルケースな女優さんだと思いますが。
今作も重要な役どころでとても素晴らしい演技をしていました。
重要な泣き所を担っていて流石の演技力ですっかり泣いてしまいました。
吉岡秀隆がらしい優しいお父さん役でした。
あんな日本を代表する子役だったのにすっかり父親役が板についていますね。
水野美紀はほぼカメオ的な感じでした。
山中崇は名バイプレイヤーなイメージですが今作はかなり良かったですね。
いい人の役でしたしストーリー的にも締めくくり的にも非常に重要で良い演技でした。
天気の子で主演を演じた醍醐虎汰朗が主人公の元カレ役でした。
いい感じに思春期感があって独特の引き込まれる魅力がありますね。
今後ブレイクの可能性が高いので注目していきたいですね。
もう少しハイセンスなテイストが好みですがいい映画だったと思います。
そんなわけで7点。
を観ました。
お隣の大学生・亨(伊藤健太郎)に恋する14歳の少女・つばめ(清原果耶)。優しく支えてくれる父(吉岡秀隆)と、明るく包み込んでくれる育ての母(坂井真紀)。
もうすぐ2人の間に赤ちゃんが生まれるのだ。
幸せそうな両親の姿はつばめの心をチクチクと刺していた。
しかも、学校は元カレの笹川(醍醐虎汰朗)との悪い噂でもちきりで、なんだか居心地が悪い。
つばめは書道教室の屋上でひとり過ごす時間が好きだった。
ところがある夜、唯一の憩いの場に闖入者が――。
空を見上げたつばめの目に飛び込んできたのは、星空を舞う老婆の姿!?
派手な装いの老婆・星ばあ(桃井かおり)はキックボードを乗り回しながら、「年くったらなんだってできるようになるんだ――」とはしゃいでいる。
最初は自由気ままな星ばあが苦手だったのに、つばめはいつしか悩みを打ち明けるようになっていた。
藤井道人監督・脚本です。
今年の日本アカデミー賞での新聞記者で話題の監督ですね。
大好きな清原果耶主演でタイトルも作品の雰囲気も非常に気になったのでわざわざ遠出して初めての映画館で観ました。
設定や世界観、綺麗な夜空や月夜の感じとめちゃくちゃ好みでした。
自分は幼い頃実家の屋根に出て星空見てばかりでそれで天体観測に興味を抱きその延長線上で宇宙物理学に興味を抱き。
そのまま大学まで、その後の人生でも大きなライフワークですからね。
個人的はサン・テグジュペリ的なこういう感じが黎明期の自分の世界の印象なのです。
自分は映画のタイトルも非常にセンスが現れる、ひょっとしたら一番くらい重要な要素だと思ってますが。
このタイトルは相当良いですね。
原作も読みたくなりました。
思春期的な苦悩とちょっと複雑な家庭環境に悩む主人公と謎すぎるファンキーなお婆さんの交流。
星空が綺麗な屋上での日々の交流、たまらなくロマンチックな素敵な設定ですね。
因みに自分の中学時代の先生にも完全に同様のニックネームを付けられてた先生がいましたので妙にノスタルジックでした。
ファンタジー的な展開は作品の特性上全然飲み込めますが、距離の詰め方やいつの間にそんな絆に?という疑問はちょっと感じました。
素材は最高峰なので見せ方でもう少し上手くできなかったかな?って思うシーンはいくつかありました。
全体的な演出は及第点な感じなのですが、作風的にもっと作家性強めたアーティスティックで難解な雰囲気にした方が良い気もしましたが。
教科書通りって印象の演出が多くてベタなホームドラマみたいな仕上がりでした。
家族のシーン、継母との展開はホームドラマの王道的なやつでしたが。
演出のセンスと役者の腕が良くて結局結構泣いてしまいました。
主演は大好きな清原果耶でした。
今までは影のある感じや重い雰囲気の役を専門にやってきた印象ですが、今作はかなりポップでキュートな雰囲気もありました。
この路線でも行けるという流石の実力を証明していたと思います。
ルックスは相変わらずスペシャル感あって、髪型も踏まえ一昔前の川口春奈みたいに見えました。
清原果耶の相棒的な役を桃井かおりがやってました。
最近見た一度も撃ってませんでも印象的でしたが今作も相当良かったですね。
ちょっと歳を増して見せてお婆さん役やったら相当素晴らしいですね。
樹木希林亡き今かなりそのポジションに近い気がします。
ワイルドなかっこよさが魅力だったと思いますが、歳を重ねて品のようなものも加わってきてかなり良いと思います。
本人次第で今後無双出来る予感すらあります。
主人公が片想いするお隣さんを伊藤健太郎が演じていました。
結構好みの方の役者ですが今作でもいい味出してました。
こういう片想いの対象なイケメンポジションは彼の良さが非常によく出る役どころだった気がします。
坂井真紀は若い頃はアイドル的な女優だったのに見事にハイセンス系女優になったモデルケースな女優さんだと思いますが。
今作も重要な役どころでとても素晴らしい演技をしていました。
重要な泣き所を担っていて流石の演技力ですっかり泣いてしまいました。
吉岡秀隆がらしい優しいお父さん役でした。
あんな日本を代表する子役だったのにすっかり父親役が板についていますね。
水野美紀はほぼカメオ的な感じでした。
山中崇は名バイプレイヤーなイメージですが今作はかなり良かったですね。
いい人の役でしたしストーリー的にも締めくくり的にも非常に重要で良い演技でした。
天気の子で主演を演じた醍醐虎汰朗が主人公の元カレ役でした。
いい感じに思春期感があって独特の引き込まれる魅力がありますね。
今後ブレイクの可能性が高いので注目していきたいですね。
もう少しハイセンスなテイストが好みですがいい映画だったと思います。
そんなわけで7点。