ソーシャル・ネットワーク を観た。
デビッド・フィンチャー監督最新作です。
フェイスブック誕生の実話です。
IT業界で働く僕としては、近年の同業者の成功の話なのでかなり興味ありました。
(お話)
民事裁判の席でfacebookに関わった人たちの証言から回想する手法の映画です。
ハーバード大学に通うマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)はオタクトークばかりしていて彼女にフラれてしまう。
その夜腹いせに自分のブログに彼女を中傷する記事を載せる。
さらに酔っ払ってストレス発散目的で大学のサイトをハッキングして女子生徒の顔写真を大量に手に入れる。
そしてフェイスマッシュというサイトを立ち上げる。
ランダムで二人の女子生徒の顔写真を判定して可愛いと思う方だけ残すというシンプルなもの。
わずか2時間で2200万アクセスがあり4時間後には大学側に閉鎖される。
マーク・ザッカーバーグは呼び出され処分される。
その事件を知ったボート部のキャメロン・ウィンクルボス、タイラー・ウィンクルボス(アーミー・ハマー)の双子兄弟とその友達のディヴィヤ・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)はマークのプログラム能力に目をつけてハーバード専用のSNSを作ろうとマークを誘う。
女子の反感を買ったマークの名誉挽回のチャンスだと。
彼らのアイデアを聞いたマークはその話を快諾する。
そしてルームメイトで親友のエドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)とさらにアイデアを出し合う。
エドゥアルドはハーバードの学生の憧れ、エリートしか入れないフェニックスというサークルに入ろうと頑張っていた、招待状が届かないと審査すら受けれないサークル、マークはそこにもアイデアを得る。
そしてウィンクルボス兄弟たちに抜け駆け、エドゥアルドをCFOとして1000ドル融資してもらいザ・フェイスブックをリリースする。
怒ったウィンクルボス達はエリートの家柄を利用して父親の会社の弁護士を使ってサイトの停止命令を送ってくる。
それを聞かないマークと真っ向勝負となる。
そして後にかけがえのなかった親友エドゥアルドもマークを訴える。
(評価)
面白かったです。
とてもタイムリーなノンフィクションですし、こんなリアルタイムなお話を映画化するなんてちょっと珍しく思えてしまいました。
日本では今Facebookの波が来てる最中ですけど海外ではもう完全に定着したモノとして捉えられているのかもしれないですね。
同じプログラマーとしてはとてもそそられるお話でした。
聞き覚えのある単語が沢山出てきましたし。
しかし字幕ではほとんどカットされてました。
apacheとかperlとか時々出てくるのでだったら全部出して欲しかったです、どんな技術を使ってるのかより知りたかったので。
とは言え結果OS開発などに比べ、それほど難しくない技術で大金持ちになったのは凄いです。
きっと憧れて真似する人も沢山居るのでしょう。
しかし基本的に陰湿なオタク君なのでこういう人間が大金持ちなれてしまう悲しい時代だなとも思いました。
アメリカのオタクは悪質で嫌です。
デヴィッド・フィンチャー監督だけあって独特の映像の質感と分り易い見せ方でとても観やすかったです。
ジェシー・アイゼンバーグはちょっとカッコ良すぎる感はありましたがうまい具合にオタクっぽくて良かったのではないでしょうか。
ショーン・パーカーと言う人物を元々存じていなかったのですが、こんな人が居たんだ、と刺激を受けました。
まぁアメリカのIT業界は当然日本よりさらに活発で映画で言うように戦争状態なのでしょう。
まだまだITも黎明期ですね。
そんなわけで8点です。
最近はプログラムする気力がまるで無くなっていましたがちょっとはモチベーション回復になる映画でした。
でも僕はIT業界の空気があまり好きではありません。
(ネタバレ)
ザ・フェイスブックはハーバードから他の大学にも売り込み、あっという間に広がり色んな大学で使われるSNSとなった。
西海岸に居たショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)はザ・フェイスブックの存在を知り注目をする、そしてマークにアクセスしてくる。
ショーン・パーカーは若くしてナップスターというサイトを作り音楽業界の形態を変えてしまった男。
マークは元々ショーンに憧れており、会えて感動する。
しかしエドゥアルドは高飛車でチャラいショーンを嫌う。
散々独演して最後に「ザ」を取れとアドバイスをして去っていく。
マークはショーンの様々なアドバイスに従い西海岸に移り住んだり、開発環境を作ったりする。
そして偶然ショーンと再会しショーンをアドバイザーとして迎え入れる。
NYなどで営業活動していたエドゥアルドはそれが気に入らずマークと喧嘩になる。
そしてショーンが大きな出資先を見つけてきたのに、エドゥアルドは会社の口座を止めてしまう。
その後仲直りして大きなオフィスも借りる。
そこで株の専門家を入れて株の見直しをして、ショーンが株主に加わるのは気に入らないが、自分とマークの比率が変わらないならいいと承諾する。
しかしその直後マークとショーンはさらに膨大な出資を得てエドゥアルド以外の比率は据え置きで元々2番手だったエドゥアルドの保有率はほぼ0になってしまう。
激怒するエドゥアルド、はマークとショーンに激しく抗議するがサイトに載っていた創立者の欄からも消されてしまう。
エドゥアルドはマークを訴える事を決断する。
ショーンはFacebookの会員数増のパーティを開きそこで未成年と覚醒剤をやっている所を逮捕され、Facebookから去ることになる。
唯一の友達だったエドゥアルドを失い孤独になったマーク。
Facebookのきっかけを作った元カノに友達リクエストを送る。
ウィンクルボス兄弟とエドゥアルドとは和解金で和解。
エドゥアルドの名前は創立者の欄に復活した。
デビッド・フィンチャー監督最新作です。
フェイスブック誕生の実話です。
IT業界で働く僕としては、近年の同業者の成功の話なのでかなり興味ありました。
(お話)
民事裁判の席でfacebookに関わった人たちの証言から回想する手法の映画です。
ハーバード大学に通うマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)はオタクトークばかりしていて彼女にフラれてしまう。
その夜腹いせに自分のブログに彼女を中傷する記事を載せる。
さらに酔っ払ってストレス発散目的で大学のサイトをハッキングして女子生徒の顔写真を大量に手に入れる。
そしてフェイスマッシュというサイトを立ち上げる。
ランダムで二人の女子生徒の顔写真を判定して可愛いと思う方だけ残すというシンプルなもの。
わずか2時間で2200万アクセスがあり4時間後には大学側に閉鎖される。
マーク・ザッカーバーグは呼び出され処分される。
その事件を知ったボート部のキャメロン・ウィンクルボス、タイラー・ウィンクルボス(アーミー・ハマー)の双子兄弟とその友達のディヴィヤ・ナレンドラ(マックス・ミンゲラ)はマークのプログラム能力に目をつけてハーバード専用のSNSを作ろうとマークを誘う。
女子の反感を買ったマークの名誉挽回のチャンスだと。
彼らのアイデアを聞いたマークはその話を快諾する。
そしてルームメイトで親友のエドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)とさらにアイデアを出し合う。
エドゥアルドはハーバードの学生の憧れ、エリートしか入れないフェニックスというサークルに入ろうと頑張っていた、招待状が届かないと審査すら受けれないサークル、マークはそこにもアイデアを得る。
そしてウィンクルボス兄弟たちに抜け駆け、エドゥアルドをCFOとして1000ドル融資してもらいザ・フェイスブックをリリースする。
怒ったウィンクルボス達はエリートの家柄を利用して父親の会社の弁護士を使ってサイトの停止命令を送ってくる。
それを聞かないマークと真っ向勝負となる。
そして後にかけがえのなかった親友エドゥアルドもマークを訴える。
(評価)
面白かったです。
とてもタイムリーなノンフィクションですし、こんなリアルタイムなお話を映画化するなんてちょっと珍しく思えてしまいました。
日本では今Facebookの波が来てる最中ですけど海外ではもう完全に定着したモノとして捉えられているのかもしれないですね。
同じプログラマーとしてはとてもそそられるお話でした。
聞き覚えのある単語が沢山出てきましたし。
しかし字幕ではほとんどカットされてました。
apacheとかperlとか時々出てくるのでだったら全部出して欲しかったです、どんな技術を使ってるのかより知りたかったので。
とは言え結果OS開発などに比べ、それほど難しくない技術で大金持ちになったのは凄いです。
きっと憧れて真似する人も沢山居るのでしょう。
しかし基本的に陰湿なオタク君なのでこういう人間が大金持ちなれてしまう悲しい時代だなとも思いました。
アメリカのオタクは悪質で嫌です。
デヴィッド・フィンチャー監督だけあって独特の映像の質感と分り易い見せ方でとても観やすかったです。
ジェシー・アイゼンバーグはちょっとカッコ良すぎる感はありましたがうまい具合にオタクっぽくて良かったのではないでしょうか。
ショーン・パーカーと言う人物を元々存じていなかったのですが、こんな人が居たんだ、と刺激を受けました。
まぁアメリカのIT業界は当然日本よりさらに活発で映画で言うように戦争状態なのでしょう。
まだまだITも黎明期ですね。
そんなわけで8点です。
最近はプログラムする気力がまるで無くなっていましたがちょっとはモチベーション回復になる映画でした。
でも僕はIT業界の空気があまり好きではありません。
(ネタバレ)
ザ・フェイスブックはハーバードから他の大学にも売り込み、あっという間に広がり色んな大学で使われるSNSとなった。
西海岸に居たショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)はザ・フェイスブックの存在を知り注目をする、そしてマークにアクセスしてくる。
ショーン・パーカーは若くしてナップスターというサイトを作り音楽業界の形態を変えてしまった男。
マークは元々ショーンに憧れており、会えて感動する。
しかしエドゥアルドは高飛車でチャラいショーンを嫌う。
散々独演して最後に「ザ」を取れとアドバイスをして去っていく。
マークはショーンの様々なアドバイスに従い西海岸に移り住んだり、開発環境を作ったりする。
そして偶然ショーンと再会しショーンをアドバイザーとして迎え入れる。
NYなどで営業活動していたエドゥアルドはそれが気に入らずマークと喧嘩になる。
そしてショーンが大きな出資先を見つけてきたのに、エドゥアルドは会社の口座を止めてしまう。
その後仲直りして大きなオフィスも借りる。
そこで株の専門家を入れて株の見直しをして、ショーンが株主に加わるのは気に入らないが、自分とマークの比率が変わらないならいいと承諾する。
しかしその直後マークとショーンはさらに膨大な出資を得てエドゥアルド以外の比率は据え置きで元々2番手だったエドゥアルドの保有率はほぼ0になってしまう。
激怒するエドゥアルド、はマークとショーンに激しく抗議するがサイトに載っていた創立者の欄からも消されてしまう。
エドゥアルドはマークを訴える事を決断する。
ショーンはFacebookの会員数増のパーティを開きそこで未成年と覚醒剤をやっている所を逮捕され、Facebookから去ることになる。
唯一の友達だったエドゥアルドを失い孤独になったマーク。
Facebookのきっかけを作った元カノに友達リクエストを送る。
ウィンクルボス兄弟とエドゥアルドとは和解金で和解。
エドゥアルドの名前は創立者の欄に復活した。