メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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名探偵コナン ハロウィンの花嫁

2022年05月01日 | 映画
名探偵コナン ハロウィンの花嫁
を観ました。


渋谷ヒカリエでとある結婚式が執り行われていた。
そこには、ウェディングドレスに身を包んだ警視庁・佐藤刑事の花嫁姿が。
コナン達招待客が見守る中、突然乱入してきた暴漢が襲い掛かり、守ろうとした高木刑事の身に危機が―!?
事態は収束し高木は無事だったが、佐藤の瞳には、3年前の連続爆破事件で、想いを寄せていた松田刑事が殉職してしまった際に見えた死神のイメージが、高木に重なって見えていた。
時を同じくして、その連続爆破事件の犯人が脱獄。
果たしてこれは偶然なのか?
公安警察の降谷零(安室透)が、同期である松田刑事を葬った因縁の相手を追い詰めるが、そこに現れた謎の仮装の人物に、首輪爆弾をつけられてしまう。
首輪爆弾解除のために安室が潜伏している地下シェルターを訪れたコナンは、3年前に今は亡き警察学校時代の同期メンバーたちと正体不明の仮装爆弾犯「プラーミャ」と渋谷で遭遇した事件の話を聞く。
やがて、捜査を進めるコナンたちを狙う不穏な影が―。


満仲勧監督です。
劇場版コナンの監督としては新たな監督です。
監督を変えながらも作風を維持する激強なコナンシリーズは凄いです。

毎年コナン映画を観に行くのはひとつのライフワークです。
公開後すぐの評判がとても良かったので気になっていました。

例年はド派手な映像や巨大建造物の破壊が見どころになっていますが今作はストーリーや展開の速さが魅力的でした。
毎年ヒット作を作りながらもまだ物語に深みやサブストーリーを肉付けしていく感じ、この脚本を考える人は毎度スゴイですね。

最近人気の安室透周りのお話で今作はその仲間たちのお話でも有りまたまたカッコよくてファンが増えそうでした。
過去を遡って現在起きている事件とうまく繋がっていくストーリーで、
登場人物たちも三つ巴みたいな感じで見応えありました。

クライマックスはハロウィンの渋谷が舞台で今作は何が破壊されるのだろうか?
と期待しましたが色々配慮があったのか破壊はされずに違う盛り上がりでした。

ちなみに自分はハロウィンは大苦手で渋谷に集まる人々とかはアレルギーに近いですが。
そういう人たちは架空の物語ではテロのターゲットにされやすいので、
自分と同じような感情の人は多いのだろうなと思います。

クライマックスは大団円でなかなかの観終えた後の爽快さでした。

ゲスト声優に白石麻衣が参加していましたが、かなり上手で驚きました。
ロシア語みたいのも話していましたし、タレントさんがやってる感は無かったです。
過去のコナン映画はこの辺は遊びの領域でゲストのネームバリュー優先でクオリティ度外視だった印象ですが最近はしっかり本格派に仕上げています。

期待通りなかなか楽しいコナン映画でした。


そんなわけで7点。

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