メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ONE PIECE FILM GOLD

2016年07月29日 | 映画
ONE PIECE FILM GOLD
を観ました。


世界中の大富豪たちが集い、昼夜問わずショーやアトラクションが繰り広げられる世界最大のエンターテインメントシティ“グラン・テゾーロ”へ乗り込んだ麦わらの一味。
そこは世界政府すら手を出すことのできない“絶対聖域”で、海軍も海賊も関係なく、誰もが街のルールに則ってカジノやアトラクションに興じていた。
色めき立つルフィたちの前に現れたのは、金の力で世界政府ですら容易く動かし、天竜人をも懐柔するほどの権力を持つ“黄金帝”ギルド・テゾーロ。
すべてが豪華絢爛なその街の裏では、テゾーロによる圧倒的な支配が渦巻き、ルフィたちはなすすべもなく街の非情なルールに飲み込まれていく・・・。
そんな中、テゾーロから天竜人への「史上最高額の天上金」の存在が明らかとなり、その支配力は世界を揺るがすほどの暴走を始めていた。
遂に動き出してしまった新世界の“怪物”に、ざわめき始める世界政府、そして革命軍――。
「自由とは、支配とは」この海を制するための答えを懸けて今、ルフィたちの信念を掛けた闘いが幕を開けようとしていた。


尾田栄一郎が自らプロデュースした劇場版のワンピースです。
TVアニメと同じ宮元宏彰監督です。

幼いころから漫画好きとして育ち、漫画を描いて幼少期を過ごした自分としては、
ワンピースの面白さはイマイチ理解できず、世の中のワンピース評価に首をかしげて生きてきてますが。
まあ時代なんだと思って諦めています。

連載が始まった頃、自分はコンビニバイトしてたので暇な時間に流し読みしてましたが、全然印象に残らない漫画でした。
最近ようやく再び読み始めています。

ドラゴンボールフォーマットをマイナーチェンジしただけ、位の漫画と思っています。

しかしそんな自分が観てもこの映画は面白かったですね。

冒頭からのスケール感、華やかさ、きらびやかさ。
町ごと乗っかっていて国として成立している巨大な船の設定はいいですね。

そこのカジノであっさり勝って、そしてあっさり負けて。
支配者のテゾーロは案の定悪者で。
ロロノア・ゾロが捕まって一気にピンチになります。

そこからメンバーみんなでゾロを助けるために行動を始めて。
ナミの昔のライバルカリーナも仲間に加わり壮大な作戦を立てて。

ハイテンポで爽快な展開で。
既存の漫画より大掴みな作風がこの作品の魅力だと思いますが、
それが最大限に発揮されていた映画だったと思います。

裏をかいて裏をかかれて。
なかなか絶望的なピンチから逆転・・・かと思いきや敵もしつこくて。

ドラゴンボールより展開がすっきりしていてしつこくないのがいいです。
これ以上同じようなやり取りされたらしんどいなーって思わせない直前で切り替える見事なテンポです。

ナミとカリーナの過去のエピソードの伏線が見事で、ラストは薄っすらと感動しました。

豪華な声優陣のクオリティはなかなか高くて良かったです。
とかく満島ひかりが予想外に良かったですね。

ただ途中まで
「あれ?コレ誰の声だっけ??」
となり心ここにあらずでした。
いつも言ってますが、コレがあるので有名人を声優で使うのはやめて欲しいです。

ワンピースのファンでもない自分でも楽しめたので好きな人は必見じゃないでしょうか。


そんなわけで8点。

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