銀魂2 掟は破るためにこそある
を観ました。
時は幕末——地球人と宇宙人・が共に暮らす江戸・かぶき町。仕事がなく金欠の<(なんでも屋)>メンバー=銀時、新八、神楽は、キャバクラに床屋とバイトを始めるが行く先々で将軍・徳川茂茂に出くわしてしまい、打ち首覚悟で接待する羽目に――。
その頃、真選組始まって以来の大事件が勃発!局長・近藤勲の暗殺計画が企てられ、副長・土方は第2の人格=へタレオタク“トッシー”に体を乗っ取られ真選組を追われてしまう。
犬猿の仲の銀時に頭を下げて助けを求める土方だが、裏では、銀時の因縁の相手・高杉率いる鬼兵隊が将軍・徳川茂茂の命を狙い、幕府の転覆を企んでいた。
果たして銀時は、江戸の町を守れるのか――!?
言わずと知れた福田雄一監督作品です。
昨年のヒットからすぐ続編です。
近年、映画の製作期間が短くなりビジネスライクに機動力上がってるなと実感します。
実際見てみて、この内容を結構短い期間で諸々決断して作ってるのはすごいですね。
前作同様ふざけきった冒頭のコントから始まり相変わらずのタブーな笑いの取り方。
前作が去年の邦画No.1だったのに日本アカデミー賞にかすりもしないと、小栗旬も俳優人生でアカデミー賞にかすりもしないと。
逆に去年アカデミー賞を取った菅田将暉の生々しい悪口を言いまくるという。
その悪口感が一般社会でのネガティブ評価に実に忠実な感じでさすがでした。
その他も万引きをいじったりと非常に観客に近い目線で見せるのはさすがの福田雄一作品です。
この辺のセンスはNo.1かも知れないですね。
前作は笑えるシーンは面白かったのですが、笑いたいシーンが欲しい時にシリアスになってしまい終盤は結構冗長的だった印象です。
その辺で映画としては前作よりはブラッシュアップされた感じでだるいシーンは減った気がします。
コメディシーンが相変わらずおもしろいのは当然ですが、アクションシーンの見応えがアップしていた気がします。
ストーリーも部分部分で柳楽優弥、吉沢亮、三浦春馬なども主役級で。
時間帯ごとに主演が変わるような構造で、ある種群像劇のような作りでもあります。
コメディのネタはもう相変わらず抱腹絶倒なのでイチイチ取り上げていたらキリがないです。
佐藤二朗は普通に前作と違うキャラクターで出ていました。
やっぱりこの人のシーンが一番おもしろいですね。
共演者を笑わせる狙いのようでかなりシュールで笑えました。
主演の小栗旬はカッコよくて存在感あって相変わらず素晴らしいです。
ただ福田雄一ワールドにはちょっと弱い部分も感じます。
基本的に面白いのですが、時々無理やりボケてる感が強いです。
菅田将暉が何かちょっと出番少なめでしたが贅沢な使い方ですね。
菅田将暉同様面白いですがコメディ俳優まではまだ伸びしろありますね。
逆に橋本環奈は既に結構完成されている感じもあります。
微妙なニュアンスの笑いも出来ていて感心しました。
変顔も惜しまない体当たりっぷり、面白いです。
自分の好きな柳楽優弥は素晴らしいです。
この人は本当に演技が上手なので旨さで面白さも作っていましたね。
一人二役みたいな内容だったので一番難しい役どころだったと思います。
吉沢亮もかなり好みの俳優ですが今作は非常に目立ってカッコ良かったですね。
笑い要素は少なめのシリアスキャラでした。
三浦春馬は強いて言うなら悪役ですがなかなか馴染んでいました。
コメディ要素が無いので普通にカッコいい俳優でした。
窪田正孝も同じようなポジションで、基本強くてカッコいい感じでした。
佐藤二朗、ムロツヨシは言わずもがなフリー演技のようにボケまくりです。
大好きな長澤まさみは出番少なめでしたがいい味出してました。
コメディ才能あると思いますね。
夏菜がエロくて印象的でした。
とても笑えてアクションでも楽しめて素晴らしい娯楽作品だと思います。
ただ前作でインパクトを使っているのでそのへんの驚きは弱まったかもですね。
大勢で見たい映画と思わされる珍しい作品です。
そんなわけで8点。
を観ました。
時は幕末——地球人と宇宙人・が共に暮らす江戸・かぶき町。仕事がなく金欠の<(なんでも屋)>メンバー=銀時、新八、神楽は、キャバクラに床屋とバイトを始めるが行く先々で将軍・徳川茂茂に出くわしてしまい、打ち首覚悟で接待する羽目に――。
その頃、真選組始まって以来の大事件が勃発!局長・近藤勲の暗殺計画が企てられ、副長・土方は第2の人格=へタレオタク“トッシー”に体を乗っ取られ真選組を追われてしまう。
犬猿の仲の銀時に頭を下げて助けを求める土方だが、裏では、銀時の因縁の相手・高杉率いる鬼兵隊が将軍・徳川茂茂の命を狙い、幕府の転覆を企んでいた。
果たして銀時は、江戸の町を守れるのか――!?
言わずと知れた福田雄一監督作品です。
昨年のヒットからすぐ続編です。
近年、映画の製作期間が短くなりビジネスライクに機動力上がってるなと実感します。
実際見てみて、この内容を結構短い期間で諸々決断して作ってるのはすごいですね。
前作同様ふざけきった冒頭のコントから始まり相変わらずのタブーな笑いの取り方。
前作が去年の邦画No.1だったのに日本アカデミー賞にかすりもしないと、小栗旬も俳優人生でアカデミー賞にかすりもしないと。
逆に去年アカデミー賞を取った菅田将暉の生々しい悪口を言いまくるという。
その悪口感が一般社会でのネガティブ評価に実に忠実な感じでさすがでした。
その他も万引きをいじったりと非常に観客に近い目線で見せるのはさすがの福田雄一作品です。
この辺のセンスはNo.1かも知れないですね。
前作は笑えるシーンは面白かったのですが、笑いたいシーンが欲しい時にシリアスになってしまい終盤は結構冗長的だった印象です。
その辺で映画としては前作よりはブラッシュアップされた感じでだるいシーンは減った気がします。
コメディシーンが相変わらずおもしろいのは当然ですが、アクションシーンの見応えがアップしていた気がします。
ストーリーも部分部分で柳楽優弥、吉沢亮、三浦春馬なども主役級で。
時間帯ごとに主演が変わるような構造で、ある種群像劇のような作りでもあります。
コメディのネタはもう相変わらず抱腹絶倒なのでイチイチ取り上げていたらキリがないです。
佐藤二朗は普通に前作と違うキャラクターで出ていました。
やっぱりこの人のシーンが一番おもしろいですね。
共演者を笑わせる狙いのようでかなりシュールで笑えました。
主演の小栗旬はカッコよくて存在感あって相変わらず素晴らしいです。
ただ福田雄一ワールドにはちょっと弱い部分も感じます。
基本的に面白いのですが、時々無理やりボケてる感が強いです。
菅田将暉が何かちょっと出番少なめでしたが贅沢な使い方ですね。
菅田将暉同様面白いですがコメディ俳優まではまだ伸びしろありますね。
逆に橋本環奈は既に結構完成されている感じもあります。
微妙なニュアンスの笑いも出来ていて感心しました。
変顔も惜しまない体当たりっぷり、面白いです。
自分の好きな柳楽優弥は素晴らしいです。
この人は本当に演技が上手なので旨さで面白さも作っていましたね。
一人二役みたいな内容だったので一番難しい役どころだったと思います。
吉沢亮もかなり好みの俳優ですが今作は非常に目立ってカッコ良かったですね。
笑い要素は少なめのシリアスキャラでした。
三浦春馬は強いて言うなら悪役ですがなかなか馴染んでいました。
コメディ要素が無いので普通にカッコいい俳優でした。
窪田正孝も同じようなポジションで、基本強くてカッコいい感じでした。
佐藤二朗、ムロツヨシは言わずもがなフリー演技のようにボケまくりです。
大好きな長澤まさみは出番少なめでしたがいい味出してました。
コメディ才能あると思いますね。
夏菜がエロくて印象的でした。
とても笑えてアクションでも楽しめて素晴らしい娯楽作品だと思います。
ただ前作でインパクトを使っているのでそのへんの驚きは弱まったかもですね。
大勢で見たい映画と思わされる珍しい作品です。
そんなわけで8点。