メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

アントキノイノチ

2011年11月24日 | 映画
アントキノイノチ を観た。


遺品整理業の仕事を始めた永島杏平(岡田将生)。
そこで先輩として働いていた久保田ゆき(榮倉奈々)と出会う。

杏平は高校時代に嫌がらせをしてたクラスメイトを殺そうとした親友が自殺して、その後嫌がらせを受けた経験などから重度の躁鬱病を患っている。

ゆきは高校時代の悲惨な経験が原因で心を痛めていた。


ってお話。

ちょっとネタバレ的な事も書きたいのでご了承を。

かなり深刻なお話でした。
しかしながら俳優陣の役作り、演技は素晴らしかったです。

展開は結構かったるかった感じではありましたが岡田将生、榮倉奈々、原田泰造の演技にはなかなか魂が篭ってて心打たれるモノがありました。

岡田将生は吃音症で内気な青年を見事に演じてました。

榮倉奈々もレイプされた過去とか流産した過去とか、それでいて可愛い部分と可愛くなくて悲壮感ある感じとか儚い感じが見事でした。

原田泰造がこんないい演技するとはびっくりでした。
途中、芸人であることを忘れてしまうくらい自然でした。

ラストがかなり強引で、そんなに無理やり悲しませて感動とろうとしなくてもいいのに、と思う人は多いでしょう。

でも上記3人の演技が良かったので、ちょっと泣きそうになりました。

重厚感もあり要所要所の演出はなかなか素晴らしい映画でした。

孤独死の現場が沢山出てきますが、実際にそれを観たことはないですが、かなり生々しく描かれていてショッキングでした。


そんなわけで7点です。


でも肝心なタイトルがアントキノイノチってのはちょいと厳しかったかもしれません。

アントキの猪木の方が先輩ですし。

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