映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021
を観ました。


夏休みのある日。
のび太が拾った小さなロケットの中から、手のひらサイズの宇宙人・パピがあらわれる！
彼は、宇宙のかなたにある小さな星・ピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れるために地球にやってきたという。
最初はパピのあまりの小ささに戸惑うドラえもんたちだったが、ひみつ道具“スモールライト”で自分たちも小さくなって一緒に遊ぶうち、次第に仲良くなっていく。
ところが、パピを追って地球にやってきたクジラ型の宇宙戦艦が、パピをとらえるためにドラえもんやのび太たちを攻撃。
みんなを巻込んでしまったことに責任を感じたパピは、ひとり反乱軍に立向かおうとするが･･････。
大切な友だちと、その故郷を守るため、ドラえもんたちはピリカ星へと出発する！！


山口晋監督です。
今までもドラえもんの長編や他の有名アニメに携わっていますがドラえもんの監督は初でしょうか。

世代なので初代のは見てきてますし原作も持っています。
ただもちろんアレンジされてる要素はありますし、久々に見るとこんなだったっけ？という感じでした。

ドラえもんの長編あるあるな道具の使用制限とその開放は大分ご都合主義ですがドラえもんなので良いとしますが。
スモールライトが使えなくても他でいくらでも対応できるでしょ、と大人はツッコんでしまう展開ではあります。

演出や見せ方が大分子供向けになっていてお約束を強調する印象が強く。
もはやドラえもん的様式美を立て続けに見させられる作品になっていました。

自分が大人になったせいか、もっと怖い世界観だった印象なのでもう少しダークな部分も欲しかったですね。

声優が一新されて以降、全体的にキーが高くてちょっとうるさく感じてしまいがちです。

ゲスト声優の松岡茉優、ミルクボーイ、香川照之は逆にいい感じでした。

映画らしい起承転結と大団円はありますがイマイチ盛り上がらに欠けらしさに囚われた印象でした。


そんなわけで4点。