シーサイドモーテル を観た。
これ今年の上半期最も期待して最も楽しみにしていた映画です。
僕好みのキャスティング、寂れたモーテルという僕好みの設定。
この映画の情報を知ってからずーっと待ちに待ってました。
（お話）
山奥の寂れたモーテル。
山奥にあるのに名前は”シーサイドモーテル”、全ての部屋に同じ夕焼けのビーチの写真が飾ってある。
103号室
6：00pm、亀田雅之（生田斗真）は上司の電話で目を覚ます。
インチキスキンクリームを扱うセールスマンだが、ノルマを上げれず寂れたシーサイドモーテルにやってきた。
その部屋に間違えてやってきたコールガールのキャンディ（麻生久美子）。
キャンディは本当の客がわからないのでそのまま亀田で商売しようと迫る。
しかし亀田は逆にスキンクリームを売りつけようと企む。
202号室
5：55pm、朝倉陽介（山田孝之）は目を覚ます。
朝倉はチンピラ。
6：00pmまでにデリバリーのピザ屋がやってくるか彼女の二宮留衣（成海璃子）とギャンブルしている。
負けたら留衣が行きたがっている外国の猫祭りに連れていかなければいけない。
ギャンブルは朝倉の勝ちだったがピザ屋の後ろからニコニコ金融の相田敏夫（玉山鉄二）とその舎弟チー坊（柄本時生）が現れ殴られる。
賭場で作った3000万の借金を踏み倒そうとしている朝倉を追ってきたのだった。
そして朝倉にヤキを入れるため伝説の拷問師ぺぺ（温水洋一）を呼んだと言う。
怯える朝倉。
203号室
4：03pm、太田勝俊（古田新太）は目を覚ます。
金髪のかつらをつけた妻の美咲（小島聖）がエマニエル夫人かシャロン・ストーンのように妖艶に誘う。
喜ぶ太田だが、EDの為ムスコが言う事を聞かない。
太田はこのモーテルで妻を追い出しコールガールを呼ぶ計画を立てている。
太田はスーパーを経営していてそのスーパーのCMがしきりに流れている。
102号室
5：30pm、モーテル近くの路上でカップルが乗った高級車が故障している。
運転していた石塚達也（池田鉄洋）は半年通い続け、200万をつぎ込んだキャバクラ嬢のマリン（山崎真実）をようやく高級温泉旅館の旅に誘い出し事に成功した。
実は車の故障も高級温泉旅館も嘘で最初から安いモーテルに連れ込む作戦だった。
（評価）
正直楽しみにしすぎたせいか、そのハードルを超える事は無かったです。
それでもこういう映画を撮ってくれる監督がいることは喜ばしいです。
映画の空気感は超僕好みです。
麻生久美子は相変わらず最高だし、僕がポスト麻生久美子と期待する成海璃子が共演しているし。
山崎真実がエロいキャラで興奮しました。
最近ますますいい感じの役者になってくる山田孝之と玉山鉄二もいいですし。
古田新太と池田鉄洋という個性派は安定して楽しませてくれます。
温水洋一、柄本時生は最近脇役で良く見かけて活躍してます。
生田斗真という役者を初めて見ましたが映画の空気感のせいか妥当にこなしてました。
顔も演技もザ・ジャニーズって感じでした。
かなり素晴らしいキャスティングです。
麻生久美子がセクシーで可愛かったので良かったです。
成海璃子が健気で可愛かったです。
珍しくタトゥーが入ってるような役柄でした。
山崎真実はセクシーでいいです。
古田新太は浮気防止の為に女装させられますが、なかなかシュールで良かったです。
山田孝之はチンピラであっさり彼女を売ろうとする最低な男を演じてました。
もうすっかり好青年のイメージを捨て去りましたね。
玉山鉄二は硬派なカッコいいチンピラでした。
池田鉄洋はエッチの事しか考えていないスケベ男。
こうなった時の男の必死さがよく出ていました。
お話は
想像してたより笑えませんでした。
想像してたよりダークでした。
同じ時間帯を描く群像劇としては、そこまで巧妙ではありませんでした。
オチも想像できる範囲というか、普通でした。
それでも何か観終わった後、いいなーって思えるのは映画の空気感が良かったからですね。
気怠い夏の感じがよく出ていました。
守屋健太郎監督はスクールデイズも観て面白かったですが、ダークなコメディが好きなんですね。
同じテイストを感じました。
そんなわけで７点です。
なんか酒のツマミにちょうどいい映画って感じでした。
DVDでも買って酒を飲みながら観たいです。
（ネタバレ）
103号室、キャンディは帰って行くが、亀田はキャンディの事が気になってしまう。
そしてキャンディの忘れ物を見つけキャンディが置いていった店の電話番号に電話する。
そして再びやって来たキャンディに告白する。
しかしお互い腹の中では相手の罠なんじゃないか？
自分を騙そうとしてるんじゃないか？と疑っている。
そしてキャンディの方が一枚上手。
亀田は詐欺師としては失格だと言われる。
壁にかかってるビーチの写真を観て、二人は今の生活を捨てて二人でそこへ行こうと約束する。
そして勤務時間を終えて帰っていくキャンディとチェックアウトの頃、再び待ち合わせの約束をする。
亀田はインチキクリームを捨てる。
203号室。
妻を追い出したい為、普段禁止しているパチスロに行かせる。
妻は浮気させない為に太田を女装させる。
帰ってきたとき化粧が落ちてたら離婚だと。
しかし懲りずに太田はコールガールを呼ぶ。
コールガールが来たと思って太田は扉を開けるがそこには警察が立っていた。
奥さんが乗っていた車が事故を起こし奥さんは死んだと。
しかも運転していたのはスーパーの社員の男、妻はその男と浮気関係だった。
悲しむ太田。
102号室。
潔癖症のマリンはヨガをしながらこんなところでは寝たくないと抵抗する。
石塚はエッチしたいが故に必死に説得する。
そしてこの場で私を一切床に下ろさなきゃやってもいいといい石塚は喜ぶ。
遂にエッチにこぎつける、いわゆる駅弁状態です。
辛いが必死に頑張る石塚だったがあっさりギックリ腰になり失敗。
マリンは救急車を呼んで自分はタクシーで帰ってしまう。
石塚は全裸のまま救急車で運ばれて行く。
202号室。
ぺぺを恐れるあまり、相田に最後のお願いをする。
実は朝倉と相田は幼馴染だった。
ギャンブルをして勝ったら許してくれ、今からここの窓の前を5人連続男が通ったらチャラにしてくれと言う。
モーテルに男だけで来る客は居ないと相田は了解するが、二人組の警察が通り、そしてその警察達が再び通りあと一人。
その警察が連れていた人物は女と思いきや、女装した太田だった。
勝ちを主張する朝倉だったが、相田は認めなかった。
ぺぺが現れ朝倉に拷問をし始める。
爪切りで指の先をどんどん切り落として行く痛々しい拷問。
朝倉は激痛のあまり失神したりする。
留衣を売り飛ばそうとする。
そして相田の予定と違ってぺぺは注射で朝倉を殺すと言い出す。
お前じゃなくて組に雇われて居るからと。
最後にトイレに行った朝倉が携帯を隠していたため、相田は逆上する。
そして聞こえてきた救急車の音（石塚を迎に来た救急車）をパトカーと間違えて注射を打って朝倉殺してしまう。
ぺぺとチー坊で朝倉の死体を車に乗せる。
その際クリームを捨てている亀田と遭遇するが酔っぱらいと誤魔化す。
ぺぺはそのまま死体を処分しに去っていく。
そして相田はチー坊はヤクザに向いていないと金を渡しクビにする。
残された相田と留衣。
相田は組から連絡を受け、朝倉はさらに3億着服していたと聞かされる、何かおかしいと気付く。
節水のため夜は水が流れない事を知っていた朝倉はトイレに携帯を流そうとした。
わざと携帯をかけたようにアピールしていた。
そう、朝倉とぺぺはグルだった。
亀田は待っていたが約束の時間になってもキャンディは現れない。
約束をしたのは勤務時間内だったことを思い出し、最後まで騙されていた事に気付く。
慌てて捨てたクリームを回収するとそこに佇むチー坊。
ヤクザをクビになったばかりのチー坊と詐欺師として駄目の烙印を押された亀田は愚痴り合い、意気投合する。
そしてチー坊は亀田の舎弟となりクリーム売りと手伝うと言い出し、二人はモーテルを後にする。
その頃キャンディは亀田の約束を本気にしていて、亀田に会いに行こうと荷物を準備して車を運転していた。
しかしぺぺと朝倉が仲間割れしており暴走したその車に激突され救急車で運ばれてしまっていた。
亀田は僅かな期待を胸にチー坊を連れビーチの写真っぽい場所ばかり売り歩く。
こんなところでは売れないと愚痴るチー坊。
退院したキャンディは南の島へ旅立つような雰囲気。
これ今年の上半期最も期待して最も楽しみにしていた映画です。
僕好みのキャスティング、寂れたモーテルという僕好みの設定。
この映画の情報を知ってからずーっと待ちに待ってました。
（お話）
山奥の寂れたモーテル。
山奥にあるのに名前は”シーサイドモーテル”、全ての部屋に同じ夕焼けのビーチの写真が飾ってある。
103号室
6：00pm、亀田雅之（生田斗真）は上司の電話で目を覚ます。
インチキスキンクリームを扱うセールスマンだが、ノルマを上げれず寂れたシーサイドモーテルにやってきた。
その部屋に間違えてやってきたコールガールのキャンディ（麻生久美子）。
キャンディは本当の客がわからないのでそのまま亀田で商売しようと迫る。
しかし亀田は逆にスキンクリームを売りつけようと企む。
202号室
5：55pm、朝倉陽介（山田孝之）は目を覚ます。
朝倉はチンピラ。
6：00pmまでにデリバリーのピザ屋がやってくるか彼女の二宮留衣（成海璃子）とギャンブルしている。
負けたら留衣が行きたがっている外国の猫祭りに連れていかなければいけない。
ギャンブルは朝倉の勝ちだったがピザ屋の後ろからニコニコ金融の相田敏夫（玉山鉄二）とその舎弟チー坊（柄本時生）が現れ殴られる。
賭場で作った3000万の借金を踏み倒そうとしている朝倉を追ってきたのだった。
そして朝倉にヤキを入れるため伝説の拷問師ぺぺ（温水洋一）を呼んだと言う。
怯える朝倉。
203号室
4：03pm、太田勝俊（古田新太）は目を覚ます。
金髪のかつらをつけた妻の美咲（小島聖）がエマニエル夫人かシャロン・ストーンのように妖艶に誘う。
喜ぶ太田だが、EDの為ムスコが言う事を聞かない。
太田はこのモーテルで妻を追い出しコールガールを呼ぶ計画を立てている。
太田はスーパーを経営していてそのスーパーのCMがしきりに流れている。
102号室
5：30pm、モーテル近くの路上でカップルが乗った高級車が故障している。
運転していた石塚達也（池田鉄洋）は半年通い続け、200万をつぎ込んだキャバクラ嬢のマリン（山崎真実）をようやく高級温泉旅館の旅に誘い出し事に成功した。
実は車の故障も高級温泉旅館も嘘で最初から安いモーテルに連れ込む作戦だった。
（評価）
正直楽しみにしすぎたせいか、そのハードルを超える事は無かったです。
それでもこういう映画を撮ってくれる監督がいることは喜ばしいです。
映画の空気感は超僕好みです。
麻生久美子は相変わらず最高だし、僕がポスト麻生久美子と期待する成海璃子が共演しているし。
山崎真実がエロいキャラで興奮しました。
最近ますますいい感じの役者になってくる山田孝之と玉山鉄二もいいですし。
古田新太と池田鉄洋という個性派は安定して楽しませてくれます。
温水洋一、柄本時生は最近脇役で良く見かけて活躍してます。
生田斗真という役者を初めて見ましたが映画の空気感のせいか妥当にこなしてました。
顔も演技もザ・ジャニーズって感じでした。
かなり素晴らしいキャスティングです。
麻生久美子がセクシーで可愛かったので良かったです。
成海璃子が健気で可愛かったです。
珍しくタトゥーが入ってるような役柄でした。
山崎真実はセクシーでいいです。
古田新太は浮気防止の為に女装させられますが、なかなかシュールで良かったです。
山田孝之はチンピラであっさり彼女を売ろうとする最低な男を演じてました。
もうすっかり好青年のイメージを捨て去りましたね。
玉山鉄二は硬派なカッコいいチンピラでした。
池田鉄洋はエッチの事しか考えていないスケベ男。
こうなった時の男の必死さがよく出ていました。
お話は
想像してたより笑えませんでした。
想像してたよりダークでした。
同じ時間帯を描く群像劇としては、そこまで巧妙ではありませんでした。
オチも想像できる範囲というか、普通でした。
それでも何か観終わった後、いいなーって思えるのは映画の空気感が良かったからですね。
気怠い夏の感じがよく出ていました。
守屋健太郎監督はスクールデイズも観て面白かったですが、ダークなコメディが好きなんですね。
同じテイストを感じました。
そんなわけで７点です。
なんか酒のツマミにちょうどいい映画って感じでした。
DVDでも買って酒を飲みながら観たいです。
（ネタバレ）
103号室、キャンディは帰って行くが、亀田はキャンディの事が気になってしまう。
そしてキャンディの忘れ物を見つけキャンディが置いていった店の電話番号に電話する。
そして再びやって来たキャンディに告白する。
しかしお互い腹の中では相手の罠なんじゃないか？
自分を騙そうとしてるんじゃないか？と疑っている。
そしてキャンディの方が一枚上手。
亀田は詐欺師としては失格だと言われる。
壁にかかってるビーチの写真を観て、二人は今の生活を捨てて二人でそこへ行こうと約束する。
そして勤務時間を終えて帰っていくキャンディとチェックアウトの頃、再び待ち合わせの約束をする。
亀田はインチキクリームを捨てる。
203号室。
妻を追い出したい為、普段禁止しているパチスロに行かせる。
妻は浮気させない為に太田を女装させる。
帰ってきたとき化粧が落ちてたら離婚だと。
しかし懲りずに太田はコールガールを呼ぶ。
コールガールが来たと思って太田は扉を開けるがそこには警察が立っていた。
奥さんが乗っていた車が事故を起こし奥さんは死んだと。
しかも運転していたのはスーパーの社員の男、妻はその男と浮気関係だった。
悲しむ太田。
102号室。
潔癖症のマリンはヨガをしながらこんなところでは寝たくないと抵抗する。
石塚はエッチしたいが故に必死に説得する。
そしてこの場で私を一切床に下ろさなきゃやってもいいといい石塚は喜ぶ。
遂にエッチにこぎつける、いわゆる駅弁状態です。
辛いが必死に頑張る石塚だったがあっさりギックリ腰になり失敗。
マリンは救急車を呼んで自分はタクシーで帰ってしまう。
石塚は全裸のまま救急車で運ばれて行く。
202号室。
ぺぺを恐れるあまり、相田に最後のお願いをする。
実は朝倉と相田は幼馴染だった。
ギャンブルをして勝ったら許してくれ、今からここの窓の前を5人連続男が通ったらチャラにしてくれと言う。
モーテルに男だけで来る客は居ないと相田は了解するが、二人組の警察が通り、そしてその警察達が再び通りあと一人。
その警察が連れていた人物は女と思いきや、女装した太田だった。
勝ちを主張する朝倉だったが、相田は認めなかった。
ぺぺが現れ朝倉に拷問をし始める。
爪切りで指の先をどんどん切り落として行く痛々しい拷問。
朝倉は激痛のあまり失神したりする。
留衣を売り飛ばそうとする。
そして相田の予定と違ってぺぺは注射で朝倉を殺すと言い出す。
お前じゃなくて組に雇われて居るからと。
最後にトイレに行った朝倉が携帯を隠していたため、相田は逆上する。
そして聞こえてきた救急車の音（石塚を迎に来た救急車）をパトカーと間違えて注射を打って朝倉殺してしまう。
ぺぺとチー坊で朝倉の死体を車に乗せる。
その際クリームを捨てている亀田と遭遇するが酔っぱらいと誤魔化す。
ぺぺはそのまま死体を処分しに去っていく。
そして相田はチー坊はヤクザに向いていないと金を渡しクビにする。
残された相田と留衣。
相田は組から連絡を受け、朝倉はさらに3億着服していたと聞かされる、何かおかしいと気付く。
節水のため夜は水が流れない事を知っていた朝倉はトイレに携帯を流そうとした。
わざと携帯をかけたようにアピールしていた。
そう、朝倉とぺぺはグルだった。
亀田は待っていたが約束の時間になってもキャンディは現れない。
約束をしたのは勤務時間内だったことを思い出し、最後まで騙されていた事に気付く。
慌てて捨てたクリームを回収するとそこに佇むチー坊。
ヤクザをクビになったばかりのチー坊と詐欺師として駄目の烙印を押された亀田は愚痴り合い、意気投合する。
そしてチー坊は亀田の舎弟となりクリーム売りと手伝うと言い出し、二人はモーテルを後にする。
その頃キャンディは亀田の約束を本気にしていて、亀田に会いに行こうと荷物を準備して車を運転していた。
しかしぺぺと朝倉が仲間割れしており暴走したその車に激突され救急車で運ばれてしまっていた。
亀田は僅かな期待を胸にチー坊を連れビーチの写真っぽい場所ばかり売り歩く。
こんなところでは売れないと愚痴るチー坊。
退院したキャンディは南の島へ旅立つような雰囲気。
 | シーサイドモーテル [DVD] |
| クリエーター情報なし | |
| メディアファクトリー |
