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「ごらん、世界は美しい」

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ザ・ウォーク

2016年02月03日 | 映画
ザ・ウォーク
を観ました。


かつてニューヨークのワールドトレードセンタービルに綱をかけそこを渡った大道芸人、フィリップ・プティの実話を描いた物語です。


巨匠ロバート・ゼメキス監督作品です。
自分はロバート・ゼメキスの評価は非常に高いです。

大御所監督の中でもトップクラスに品質のブレが少ない監督だと思っています。
ヒューマン・ドラマ、ホラー、アニメとジャンルの幅が広いのにどれもクオリティ高いです。

今作は大道芸人の実話を描いた物語で、
観る前からそのテーマもいいものだと思いました。

生い立ちからワールドトレードセンタービルの間を綱渡りしようと思うまでの経緯、
そのリアルな実行計画のフェーズといよいよの本番のフェーズで綴られます。

多くの時間を割くのは綱渡りの実行計画を立てることと仲間集めです。

勿論違法なのでゲリラ的に実行しますが確かに2つのビルの間にケーブルを張るだけでも相当難しいことですよね。

屋上への登り方、荷物もものすごく多いのでその準備の仕方がスリリングに描かれてのめり込みました。

いよいよな本番の描き方は感動的で、神秘的ですらありました。
言うまでもないですが、高所恐怖症の人には相当怖い映像だらけです。
3Dで観たのでかなり縮こまりました。

何故男は高くて怖い映像を観るとあそこが縮こまるのでしょうか。
逆に女性はどうなるのでしょうか。

夢に観そうな怖いシーンだらけでした。

しかしコレが実話なので改めて凄いと思います。
本当に凄いと思います。

そしていつも自分がこだわる語学の演出。
主人公たちはフランス人でちゃんとフランス語で話します。

アメリカに渡ってからはフランス語と英語を混ぜて喋る感じ、
フランス訛りの英語などリアルで素晴らしかったです。

主演のジョゼフ・ゴードン=レヴィットはフランス語が堪能なんですね。
アメリカ人なのにフランス語訛りの英語を話す演技は見事でした。

ヒロインは以前、自分が気に入ったシャルロット・ルボンが演じていました。
相変わらず美人で結構な好みのタイプです。

主人公はこのチャレンジが一発で世界を変えれることだと信じて行動します。
その心意気はかなり刺激的でした。

やっぱり一撃で世界に衝撃を与えるようなことをしてみたいですね。
勿論芸術や仕事で。


そんなわけで8点です。

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