OVER DRIVE
を観ました。
世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の登竜門として、若き才能たちがしのぎを削る国内トップカテゴリーのSCRS(SEIKOカップラリーシリーズ)。
スピカレーシングファクトリーとライバルチームの熾烈な優勝争いは激しさを増していた。
スペシャルステージで競われるのは、コンマ1秒の世界。
「攻めなきゃ、勝てねーから!」
WRCへのステップアップを目指すスピカ所属の天才ドライバー、檜山直純。
真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するメカニックの兄・檜山篤洋の助言を無視し、リスクを顧みない、勝ち気な走りを続ける。
ラウンドごとに衝突を繰り返す二人。いつしか、チームにも険悪なムードが漂い始め・・・。
そんなある日、素行の悪い直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかるがやってくる。
なんの知識もなく、完全に場違いな、ひかる。彼女を待ち受けていたのは、檜山兄弟の確執に秘められた過去、そして、チーム全員を巻き込む試練だった。
羽住英一郎監督作品です。
国内では最も大作を作るのが上手な監督くらいに思っていて、意外にも結構好きな監督です。
予告はあまり食欲そそらないですが、羽住英一郎監督なので観てみました。
ド派手なカースポーツ映画でスケール感があって、レースシーンも迫力満点でした。
正直思ったよりも大分迫力あるレースシーンでした。
なかなかバブル感があって、マナーの悪いダークヒーロー的な主人公で。
ヒーローインタビュー辺りを思い出すような懐かしい雰囲気でした。
華やかさを追求したようなバブリー映画ですが、基本は結構サムいのですが、
羽住監督はこういうサムい素材をギリギリサムく見せない技術は素晴らしいと思います。
ちょっとTV番組的な演出もあって非常に娯楽性は高いと思います。
絵力があるシーンも多く、それは不自然であっても絵力優先くらいに。
例えば港でバイク整備していたり。
主人公があまりにマナーが悪く逆にライバル役が真面目な好青年で。
普通にそっちを応援したくなりましたが、意外とそっちへのフォーカスが弱いです。
レースもレースシーンの迫力は良いのですが、肝心のレースの流れや戦術の描写が結構弱いです。
どれくらい迫真の争いをしているのか?主人公チームとライバルチームの特性の違い、戦術の違いなどがあまりわからなかったです。
この手の作品ならばくっきりなコントラストで描いてしまった方がよりよいとは思いましたが。
序盤はやたら憎たらしい主人公も過去の傷が明るみになってからは同情出来るようにはなりました。
羽住作品なので明確に盛り上がるクライマックスがありますがなかなかでした。
そういう盛り上げの作り方は流石に上手です。
ギリギリサムくならないラインをちゃんと理解しているのが伝わります。
新田真剣佑ですが優しい役からこういうチンピラ役まで上手に演じますね。
今はっきりと旬が来ていると思います。
そして今作の大きな見どころの一つはそんな真剣佑の鍛え上げられたボディです。
ちょっとしたボディビルダーバリにパンプアップしてました。
それをアピールするようなシーンもちょいちょいありました。
なんか早々に活躍の場をハリウッドに移しそうな予感もありますね。
東出昌大も負けず劣らずなイケメンっぷりで。
単純な女子が「どっちが好き?」って語れるくらいに見事な二人のイケメンっぷりでした。
脱いでませんがやっぱり良いからだしていますね。
普段は彼の声質が結構苦手なのですが、慣れたのか?この作品に合っていたのか?
全然良かったです。
北村匠海がライバル役でした。
この子に憎むべき要素がまるでなく、ライバルとしてのクセがちょっと弱かったです。
せっかくの今旬の北村匠海を起用してるのでもう少しこの子にフォーカスするシーンが欲しかったですね。
森川葵はあまり好みでは無いのでいつもなぜこの子がこの役を?って思うことが多いです。
今作もそうですね。
ここにもう少し可愛い子をキャスティングできていればもう少し盛り上がる作品になったかもですね。
悪くはないんですけどね、演技もうまいのですけどね。
ちょっと物足りなさは拭えないです。
町田啓太も出ていますがなかなかのちょい役でちょっとぞんざいな扱いでした。
ぞんざいに心構えの変化を描写されちゃってました。
吉田鋼太郎はもうさすがとしか言いようがない、今何やらせてもホームランな役者ですね。
邦画の大作娯楽作品としてはそれなりのクオリティですが、世の需要にはズレている気がします。
この手の作品ならばもう少し世間に媚びる意識が欲しいですね。
そんなわけで4点。
を観ました。
世界最高峰のラリー競技・WRC(世界ラリー選手権)の登竜門として、若き才能たちがしのぎを削る国内トップカテゴリーのSCRS(SEIKOカップラリーシリーズ)。
スピカレーシングファクトリーとライバルチームの熾烈な優勝争いは激しさを増していた。
スペシャルステージで競われるのは、コンマ1秒の世界。
「攻めなきゃ、勝てねーから!」
WRCへのステップアップを目指すスピカ所属の天才ドライバー、檜山直純。
真面目で確かな腕を持ち、チームに貢献するメカニックの兄・檜山篤洋の助言を無視し、リスクを顧みない、勝ち気な走りを続ける。
ラウンドごとに衝突を繰り返す二人。いつしか、チームにも険悪なムードが漂い始め・・・。
そんなある日、素行の悪い直純の新しいマネジメント担当として遠藤ひかるがやってくる。
なんの知識もなく、完全に場違いな、ひかる。彼女を待ち受けていたのは、檜山兄弟の確執に秘められた過去、そして、チーム全員を巻き込む試練だった。
羽住英一郎監督作品です。
国内では最も大作を作るのが上手な監督くらいに思っていて、意外にも結構好きな監督です。
予告はあまり食欲そそらないですが、羽住英一郎監督なので観てみました。
ド派手なカースポーツ映画でスケール感があって、レースシーンも迫力満点でした。
正直思ったよりも大分迫力あるレースシーンでした。
なかなかバブル感があって、マナーの悪いダークヒーロー的な主人公で。
ヒーローインタビュー辺りを思い出すような懐かしい雰囲気でした。
華やかさを追求したようなバブリー映画ですが、基本は結構サムいのですが、
羽住監督はこういうサムい素材をギリギリサムく見せない技術は素晴らしいと思います。
ちょっとTV番組的な演出もあって非常に娯楽性は高いと思います。
絵力があるシーンも多く、それは不自然であっても絵力優先くらいに。
例えば港でバイク整備していたり。
主人公があまりにマナーが悪く逆にライバル役が真面目な好青年で。
普通にそっちを応援したくなりましたが、意外とそっちへのフォーカスが弱いです。
レースもレースシーンの迫力は良いのですが、肝心のレースの流れや戦術の描写が結構弱いです。
どれくらい迫真の争いをしているのか?主人公チームとライバルチームの特性の違い、戦術の違いなどがあまりわからなかったです。
この手の作品ならばくっきりなコントラストで描いてしまった方がよりよいとは思いましたが。
序盤はやたら憎たらしい主人公も過去の傷が明るみになってからは同情出来るようにはなりました。
羽住作品なので明確に盛り上がるクライマックスがありますがなかなかでした。
そういう盛り上げの作り方は流石に上手です。
ギリギリサムくならないラインをちゃんと理解しているのが伝わります。
新田真剣佑ですが優しい役からこういうチンピラ役まで上手に演じますね。
今はっきりと旬が来ていると思います。
そして今作の大きな見どころの一つはそんな真剣佑の鍛え上げられたボディです。
ちょっとしたボディビルダーバリにパンプアップしてました。
それをアピールするようなシーンもちょいちょいありました。
なんか早々に活躍の場をハリウッドに移しそうな予感もありますね。
東出昌大も負けず劣らずなイケメンっぷりで。
単純な女子が「どっちが好き?」って語れるくらいに見事な二人のイケメンっぷりでした。
脱いでませんがやっぱり良いからだしていますね。
普段は彼の声質が結構苦手なのですが、慣れたのか?この作品に合っていたのか?
全然良かったです。
北村匠海がライバル役でした。
この子に憎むべき要素がまるでなく、ライバルとしてのクセがちょっと弱かったです。
せっかくの今旬の北村匠海を起用してるのでもう少しこの子にフォーカスするシーンが欲しかったですね。
森川葵はあまり好みでは無いのでいつもなぜこの子がこの役を?って思うことが多いです。
今作もそうですね。
ここにもう少し可愛い子をキャスティングできていればもう少し盛り上がる作品になったかもですね。
悪くはないんですけどね、演技もうまいのですけどね。
ちょっと物足りなさは拭えないです。
町田啓太も出ていますがなかなかのちょい役でちょっとぞんざいな扱いでした。
ぞんざいに心構えの変化を描写されちゃってました。
吉田鋼太郎はもうさすがとしか言いようがない、今何やらせてもホームランな役者ですね。
邦画の大作娯楽作品としてはそれなりのクオリティですが、世の需要にはズレている気がします。
この手の作品ならばもう少し世間に媚びる意識が欲しいですね。
そんなわけで4点。