余命10年
を観ました。
数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。
彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。
そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。
別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することに——。
もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。
——「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。
思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。
二人が最後に選んだ道とは……?
藤井道人監督です。
近年は結構好みの作品が多いです。
原作は読んでないですが名前は知っていたのでちょっと気になりました。
あと予告編に近所がちらほら映ってたのでそれも気になってました。
内容は王道のラブロマンスで片方に死が訪れる悲しいパターンのものでした。
既にご逝去されていますが、原作者の半生がモデルのようなのでそれだけで結構重いです。
演出的には結構予定調和的というかご都合主義な感じで。
シーンを作るために無理やりな展開や、フリもなくいきなりオチが来るみたいな印象強めでした。
脇役たちのちょっとリアリティに欠ける強引にストーリーを作る感じも強めでした。
物語は良いのですが見せ方の影響で登場人物たちに感情移入しにくかったです。
自分の生活圏がロケ地になっていて個人的には親近感強かったです。
生活圏どころか遠出した先のロケ地も馴染みがありなかなか運命的なものを感じました。
風景をとてもキレイに撮っているのも印象的でした。
ストーリーは結構な王道展開でちょっとインパクトに残らなそうな気がします。
一歩間違えば結構サブい作品になりそうでしたが役者陣の能力が高くて良い作品になっていた気がします。
余命宣告を無理やりカップルの感動ストーリーにしていますが、家族とのやり取りや家族愛にフォーカスしたらもっと名作になった気がしました。
主演は小松菜奈でした。
見た目も演技もかなり好みの女優さんですが今作も素晴らしかったです。
この子の演技力の素晴らしさで妥当な作品になっていた気がします。
その点で今作では何よりもこの子の演技が肝だった気がします。
結婚しても当然ながらそのスキルや魅力は変わらないですね。
相手役は坂口健太郎でした。
彼の演技は正直ピンとこないことの方が多く、役は限られている気がします。
ハンサムでルックスは良いのですが今作も役の割にあまり感情移入できなかったです。
二人の同級生でキューピット役は山田裕貴でした。
かなり好みの役者で今作も流石の演技力でした。
ただ意図的じゃなくこんな強引なキューピットってこの世に居るのだろうか?というくらい不自然な言動ばかりでした。
主人公の友人役は奈緒でした。
この子も演技が上手で好みの女優さんです。
悲しい主人公に寄り添う難しい役でしたが流石のクオリティでこなしていました。
主人公のお姉さん役は黒木華でした。
言わずもがなのトップ級の演技派ですが今作もそのスペックは遺憾なく発揮されていました。
自暴自棄の妹に時に優しく時に厳しく接するベタなキャラでしたがこの子がやると非常に見応えあるシーンになります。
両親は松重豊と原日出子でした。
自暴自棄で荒れる娘にもただただ無言で優しく寄り添う包容力や根気強さは今作の一番の感動ポイントでした。
主治医役は田中哲司でした。
コレもまた両親同様に優しく寄り添う包容力がいい感じでした。
感動しそうでちょっと軽く仕上がってしまった印象でした。
そんなわけで6点。
を観ました。
数万人に一人という不治の病で余命が10年であることを知った二十歳の茉莉。
彼女は生きることに執着しないよう、恋だけはしないと心に決めて生きていた。
そんなとき、同窓会で再会したのは、かつて同級生だった和人。
別々の人生を歩んでいた二人は、この出会いをきっかけに急接近することに——。
もう会ってはいけないと思いながら、自らが病に侵されていることを隠して、どこにでもいる男女のように和人と楽しい時を重ねてしまう茉莉。
——「これ以上カズくんといたら、死ぬのが怖くなる」。
思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。
二人が最後に選んだ道とは……?
藤井道人監督です。
近年は結構好みの作品が多いです。
原作は読んでないですが名前は知っていたのでちょっと気になりました。
あと予告編に近所がちらほら映ってたのでそれも気になってました。
内容は王道のラブロマンスで片方に死が訪れる悲しいパターンのものでした。
既にご逝去されていますが、原作者の半生がモデルのようなのでそれだけで結構重いです。
演出的には結構予定調和的というかご都合主義な感じで。
シーンを作るために無理やりな展開や、フリもなくいきなりオチが来るみたいな印象強めでした。
脇役たちのちょっとリアリティに欠ける強引にストーリーを作る感じも強めでした。
物語は良いのですが見せ方の影響で登場人物たちに感情移入しにくかったです。
自分の生活圏がロケ地になっていて個人的には親近感強かったです。
生活圏どころか遠出した先のロケ地も馴染みがありなかなか運命的なものを感じました。
風景をとてもキレイに撮っているのも印象的でした。
ストーリーは結構な王道展開でちょっとインパクトに残らなそうな気がします。
一歩間違えば結構サブい作品になりそうでしたが役者陣の能力が高くて良い作品になっていた気がします。
余命宣告を無理やりカップルの感動ストーリーにしていますが、家族とのやり取りや家族愛にフォーカスしたらもっと名作になった気がしました。
主演は小松菜奈でした。
見た目も演技もかなり好みの女優さんですが今作も素晴らしかったです。
この子の演技力の素晴らしさで妥当な作品になっていた気がします。
その点で今作では何よりもこの子の演技が肝だった気がします。
結婚しても当然ながらそのスキルや魅力は変わらないですね。
相手役は坂口健太郎でした。
彼の演技は正直ピンとこないことの方が多く、役は限られている気がします。
ハンサムでルックスは良いのですが今作も役の割にあまり感情移入できなかったです。
二人の同級生でキューピット役は山田裕貴でした。
かなり好みの役者で今作も流石の演技力でした。
ただ意図的じゃなくこんな強引なキューピットってこの世に居るのだろうか?というくらい不自然な言動ばかりでした。
主人公の友人役は奈緒でした。
この子も演技が上手で好みの女優さんです。
悲しい主人公に寄り添う難しい役でしたが流石のクオリティでこなしていました。
主人公のお姉さん役は黒木華でした。
言わずもがなのトップ級の演技派ですが今作もそのスペックは遺憾なく発揮されていました。
自暴自棄の妹に時に優しく時に厳しく接するベタなキャラでしたがこの子がやると非常に見応えあるシーンになります。
両親は松重豊と原日出子でした。
自暴自棄で荒れる娘にもただただ無言で優しく寄り添う包容力や根気強さは今作の一番の感動ポイントでした。
主治医役は田中哲司でした。
コレもまた両親同様に優しく寄り添う包容力がいい感じでした。
感動しそうでちょっと軽く仕上がってしまった印象でした。
そんなわけで6点。