メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

チェ 39歳別れの手紙

2009年02月03日 | 映画
チェ 39歳別れの手紙を観た。

スティーブン・ソダーバーグ監督のチェ・ゲバラ2部作の後編です。

チェ28歳の革命の続きです。

長い1本の映画を2本に分けた感じなのでストーリーも続きだし、質も変わりません。

ドキュメンタリータッチで、極端な演技も無く、リアリティのある作品です。

会話も自然で、是枝監督作品的な感じです。


(ネタバレ)
今作はキューバ革命成功後、キューバから姿を消し、成功しなかったボリビアでの革命までを描いています。

チェはボリビアで貧しい人々にも平等に教育の機会を与え、貧困から救おうと立ち上がる。
しかしボリビアの軍隊の言葉に洗脳され、農民達はチェ達ゲリラ軍団を悪い人と思い、居場所をみんなばらされてしまう。

かくれんぼの様な戦争で居場所をばらされたら厳しい。

味方のへまも次々と起こる。

数で敵わないボリビア軍隊に徐々に追い詰められ、ついにチェは捕らえられてしまう。

そして翌日すぐに処刑されてしまう。



(評価)
非常に濃密でいい映画でした

感想は前作同様になってしまいますが、リアリティ溢れる描き方なので、自然とのめりこんでしまいました。

今作はチェが処刑されるところも当然描かれていて悲しいですが、いい描き方だったと思います。

キューバで優雅な暮らしが出来るのに、山奥で病気と飢えと戦いながらゲリラ戦争をする信念には感動します。
でも暴力で革命を訴えるのは劇中でも否定意見が多いですが。


革命家と言う肩書きに凄く憧れを抱く僕でした。

ベニチオ・デル・トロの代表作になったと思います。

スティーブン・ソダーバーグの代表作にもなったと思いま

そんなわけで8点。

女性にはちょっと退屈と思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。