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ディクテーター 身元不明でニューヨーク

2012年09月11日 | 映画
ディクテーター 身元不明でニューヨーク を観た。


ワディヤ共和国の独裁者アラジーン将軍様(サシャ・バロン・コーエン)は独裁者ライフを満喫したいた。
圧政で民を苦しめるのが大好きで、ほんのちょっとしたことで処刑命令を出す。
ハリウッドセレブを夜の相手にして、Wiiの拷問ゲームで遊ぶ。
国際サミットに参加するために訪れたニューヨークで暗殺者に襲われヒゲを剃られるが命辛々逃げる。
ずっとサポートしてくれていたタミール伯父さん(サー・ベン・キングスレー)の謀略だった。
そしてアラジーン将軍の席はその間影武者をしていたお馬鹿に奪われてしまう。
そのお馬鹿はタミール伯父さんに操られる人形同然。
世界一の嫌われ者なのにヒゲを剃られホームレスから奪った洋服で誰もアラジーンだと気付いてくれない。
アラジーンへの抗議のデモ活動の混乱に巻き込まれゾーイ(アンナ・ファリス)という女性に助けられる。
元の地位を取り返すために仕方なくゾーイの店で働きながら反撃のチャンスを狙う。


ってお話。

いやはや相当笑えました。
相当お馬鹿で、相当下品で、相当タブーなコメディですね。
いきなり金正日を偲んでと金正日の写真のアップで馬鹿にしたかのような始まり。

そんな感じで自分でオリンピックを開いてインチキ世界記録を出しまくったり、
わがままを反対されたら処刑命令出したり。
場内は冒頭からなかなかの爆笑でした。

Wiiで遊んでると思いきやWiiの可愛いキャラクターMiiが剣で奴隷を拷問してて、
最後には首を飛ばしてハイスコアって大喜びしててかなり笑えました。

NYで放浪してからはデトロイトメタルシティ的な、世界最悪の独裁者が普通のお店で働くという設定ボケだらけ。
ついつい独裁者の癖が出てしまう設定ボケはなかなかのスベリ知らずで笑えました。

下ネタもなかなか強烈でした。

時間も短いしブラックユーモア全開でたまにはこんなのを観てみるのも悪く無いですね。
ずっと笑いっ放しでした。
誰が観ても相当笑えると思います。


そんなわけで7点です。


踊る大捜査線の封切り直後の大混雑を避け、
裏番組的なガラガラのスクリーンばかりを巡ってる今日この頃なんです。

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