Jリーグの開幕

ついに待ちに待ったJリーグの開幕がやってきました。

本来なら応援するマリノスの試合を観に行きたかったのだが、敵状視察と言うことでFC東京VSサンフレッチェ広島の試合を観に始めて味スタに行ってきました。
味スタは初めてだったが、サッカー専用の大きなスタジアムで綺麗で見やすくてとてもいいスタジアムだった。

試合は広島の圧勝と言って良かったでしょう。
FC東京の自慢の攻撃サッカーは不発。
まだまだチームの方向性が固まっていない印象を受けました。
全員の意思が統一されておらず、ボールは支配すれど攻撃に時間がかかり、速攻らしい攻撃はほとんど見られませんでした。
福西はさすがにベテランと言う感じで存在感は抜群でした。
平山はゴール前でボールを受けても切り替えしてばかりで全然シュートを打たず、同じ過ちをひたすら繰り返していて、サポーターの歯がゆさが伝わりまくりました。
一方のサンフレッチェは去年とほぼ同じメンバーで戦っていて、チームの成熟が感じられました。
本職DFは一人も置かないような独特な戦術。
キーパーも含めどこからも攻撃の起点になりうるような攻撃的戦術。ラインは低く一見守備を固めてる様に見えるが電光石火の攻撃で常にパス２、３本で決定的シーンを作り出す素晴らしいサッカーをしていました。
現にそのような速攻から4点取ってたし。
寿人恐るべし。
スピード、動き出しの速さ、シュートの制度、他の選手達も90分間常に寿人の動き出しを意識している感じで完成されたサッカーと言う感じでした。
ピッチを広く使って、大きなサイドチェンジを何回も綺麗に決めて、駒野は右サイドでやりたい放題でした。
中でも中盤の柏木は豊富な運動量ですごい長い距離を走りクロスのターゲットになったりサイドのおとりになったりFC東京の選手は誰がついてよいのか最後まで掴めないで混乱していました。
個人的にMVPでした。
とりあえず寿人は得点王になる十分な素質を持った素晴らしい選手。
寿人が居なきゃ成り立たないような気もするけどサンフレッチェは普通に強いチームだと思いました。
あえて言うならコーナーキックを結構取っていたけど小さい選手が多くてまるでチャンスになっていなかったのでセットプレーの工夫が必要に感じました。

でも帰ってビデオで観た浦和VS横浜FCの久保のシュートが凄過ぎて今週のインパクトコンパクトは久保でした。
マリノスはおもいきって長谷川を起用してアシストしてたので良かった。
山瀬は本当に上手いのでもっともっと凄い事ができるはず。
鈴木より大島、坂田の方が全ての面で上なのではないのかしら？
まー退場してくれたおかげで時節はお休みしてくれるので大島、坂田に期待します。