寄生獣 完結編 を観た。
右手に寄生生物ミギーを宿す高校生・泉新一は、要注意人物として人間からもパラサイトからもマークされていた。
いまや、新一の住む東福山市は、市長・広川を中心に組織化されたパラサイト達が、一大ネットワークを作り上げていた。
一方、人間側も、寄生生物殲滅を目的とした対パラサイト特殊部隊を結成。
アジトと化した東福山市庁舎に奇襲を仕掛けようとしていた。激化する戦い…。
人間の子を産み、人間との共存を模索するパラサイト田宮良子は、新一とミギーの存在に可能性を見出したが、肝心の新一は、母親を殺された事件がきっかけで寄生生物への憎悪を募らせていた。
そんな彼らの前に、最強パラサイト・後藤が、その姿を現した。生き残るのは人間かパラサイトか。
そして「寄生獣」とはいったい何なのか。新一とミギー、最後の戦いがついに始まる。
って話。
前編を観てるので当然後編も観ます。
前編はなかなかの映像力だったし、
結構世界観は良く出来ていたので後編も期待を込めて観てみました。
もはや二部作は最近の日本映画あるあるとなってますが、
特に最近のものは一度に撮って2つに割ってるだけなので大きく感想も評価も変わらないです。
前後編合わせて一つの作品と捉えるべきでしょう。
当然尺は長くなり、織り込めるエピソード数も増えるので、
起承転結の一つ一つの山を大きくする効果はあると思います。
物語ですが、
結構なスケール感を違和感なく描いていて自然に引き込まれました。
染谷将太はもうすっかりビッグネームになった感じですね。
巨匠監督の作品や大きな企画に次々と出演して、
そして作品ごとにまるで違う役柄をいとも自然にこなしています。
この大作に相応しい見事な存在感だったと思います。
深津絵里がかなり活躍していて、
彼女の役のクライマックスシーンには結構感動しました。
場内はそこそこの客入りでしたが、泣いてる人が沢山いましたた。
ベタな展開ですが、確かにこれは泣けますね。
あまり好みじゃない橋本愛を徐々に愛せるようになってきています。
美人だし演技もいいですね。
最終的に地球における人間は悪というあるあるの展開です。
この設定このテーマでそれを描いたのは見事だと思います。
因みにこの”地球上で一番の悪は人間、それでも人間には希望があるし愛しい”
人間を滅ぼそうとする存在と人間を守ろうとする存在の闘い。
みたいな設定を僕は「ゲゲゲの鬼太郎式」と名付けています。
ただしこれは僕の科学的見地でもよく言うように、やはり人間は増えすぎです。
増え続けることで維持する生命形態は当然相当危険です。
こんな生き物が出てきて地球上のバランスを取ろうとしてもおかしくないと思います。
そろそろ何かしらの方法で地球上の適性人数とそれに向けた何かをすべきだと真面目に思います。
前編の冒頭はそのテイストの語りではじまりましたが、一つの真理だと思います。
そんなこと考えさせられたし、映像のスケール感や物語の盛り上がり等かなり見応えはありました。
最近の日本のSF映画では秀逸な方じゃないかと思います。
そんなわけで7点です。
ますます原作を読み返したくなってきました。
右手に寄生生物ミギーを宿す高校生・泉新一は、要注意人物として人間からもパラサイトからもマークされていた。
いまや、新一の住む東福山市は、市長・広川を中心に組織化されたパラサイト達が、一大ネットワークを作り上げていた。
一方、人間側も、寄生生物殲滅を目的とした対パラサイト特殊部隊を結成。
アジトと化した東福山市庁舎に奇襲を仕掛けようとしていた。激化する戦い…。
人間の子を産み、人間との共存を模索するパラサイト田宮良子は、新一とミギーの存在に可能性を見出したが、肝心の新一は、母親を殺された事件がきっかけで寄生生物への憎悪を募らせていた。
そんな彼らの前に、最強パラサイト・後藤が、その姿を現した。生き残るのは人間かパラサイトか。
そして「寄生獣」とはいったい何なのか。新一とミギー、最後の戦いがついに始まる。
って話。
前編を観てるので当然後編も観ます。
前編はなかなかの映像力だったし、
結構世界観は良く出来ていたので後編も期待を込めて観てみました。
もはや二部作は最近の日本映画あるあるとなってますが、
特に最近のものは一度に撮って2つに割ってるだけなので大きく感想も評価も変わらないです。
前後編合わせて一つの作品と捉えるべきでしょう。
当然尺は長くなり、織り込めるエピソード数も増えるので、
起承転結の一つ一つの山を大きくする効果はあると思います。
物語ですが、
結構なスケール感を違和感なく描いていて自然に引き込まれました。
染谷将太はもうすっかりビッグネームになった感じですね。
巨匠監督の作品や大きな企画に次々と出演して、
そして作品ごとにまるで違う役柄をいとも自然にこなしています。
この大作に相応しい見事な存在感だったと思います。
深津絵里がかなり活躍していて、
彼女の役のクライマックスシーンには結構感動しました。
場内はそこそこの客入りでしたが、泣いてる人が沢山いましたた。
ベタな展開ですが、確かにこれは泣けますね。
あまり好みじゃない橋本愛を徐々に愛せるようになってきています。
美人だし演技もいいですね。
最終的に地球における人間は悪というあるあるの展開です。
この設定このテーマでそれを描いたのは見事だと思います。
因みにこの”地球上で一番の悪は人間、それでも人間には希望があるし愛しい”
人間を滅ぼそうとする存在と人間を守ろうとする存在の闘い。
みたいな設定を僕は「ゲゲゲの鬼太郎式」と名付けています。
ただしこれは僕の科学的見地でもよく言うように、やはり人間は増えすぎです。
増え続けることで維持する生命形態は当然相当危険です。
こんな生き物が出てきて地球上のバランスを取ろうとしてもおかしくないと思います。
そろそろ何かしらの方法で地球上の適性人数とそれに向けた何かをすべきだと真面目に思います。
前編の冒頭はそのテイストの語りではじまりましたが、一つの真理だと思います。
そんなこと考えさせられたし、映像のスケール感や物語の盛り上がり等かなり見応えはありました。
最近の日本のSF映画では秀逸な方じゃないかと思います。
そんなわけで7点です。
ますます原作を読み返したくなってきました。