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劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>

2019年02月15日 | 映画
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>
を観ました。


裏社会ナンバーワンの腕をもつシティーハンター冴羽獠は、普段は新宿に事務所を構え、相棒の槇村香と様々な依頼を受けている。
そこに、何者かに襲われたモデル・進藤亜衣がボディーガードを依頼にやってきた。
美女の依頼を快諾した獠だが、撮影スタジオで更衣室を覗いたり、もっこり全開のやりたい放題…。
亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT企業の社長・御国真司は、なんと香の幼馴染。
撮影現場で久々に香と再会した御国は彼女をデートに誘う。
しかし、獠は香に無関心で亜衣にスケベ心丸出し…。
一方、海坊主と美樹は傭兵が新宿に集結する、という情報を入手した。そして、傭兵達は何故か亜衣を狙うのだった…
敵の正体を探る冴子が直面する巨大な陰謀!
来日する大物武器商人・ヴィンス・イングラードと最新兵器――
御国の登場により、すれ違う獠と香。
シティーハンターは亜衣と新宿を護りぬくことができるのか!?


ご存知、昔人気だった漫画の劇場版。
続編があったりそのドラマ化があったり、時代が経ってもそれなりに支持率がある印象です。

ちなみに自分が子供の頃読んでたジャンプでやってた人気漫画だったのでガッツリ世代です。
でも個人的にはシティハンターはあまりおもしろいと思っていませんでした。
ジャンプの中でも読むのが若干苦痛な方の漫画でした。
アニメは大好きなTMNetworkがやっていたので観てましたが、内容はつまらないと思っていました。

ですがやはりノスタルジーはあるので見に行きました。

冒頭からシティハンターとはこういうモノ、、、ってのを詰め込んでいる感じで。
おちゃらけコメディですが改めてなかなかサブくてしんどかったですねぇ。
当時からあのエロキャラはサブいと思っていましたが今見るとよりしんどいですね。
あのモッコリという件は笑う人が居るのか?疑問です。

世界観は現代の新宿が舞台になっていて、作風的にそれはさほど違和感なかったですが。
今やっているキャプテン翼もそうですが、当時のアニメキャラがスマホとかを使ってるのは個人的には不思議な感覚です。

ストーリーは予定調和的で予想通りの黒幕が予想通りな感じの振る舞いをしてのクライマックスでした。
シティハンターなので特別複雑などんでん返しは必要なかったですが物足りなさはありました。

終盤のアクションは代わり映えのない件を、銃器の打ち合いを冗長的にやるだけで。
3分の1くらいには圧縮できるような内容でした。

同じ北条司作品のキャッツ・アイも出てきて活躍していてそれはなかなかテンションが上がりました。
それ以上にテンションが上がるのはやはりTMNetworkの曲がかかる時ですかね。

全体的にはなかなか物足りない映画でした。

近年は懐かしのアニメが現代のクオリティで再構築されることが多いですが、
当時のままにやるものと、現在の要素をミックスするものがありそこは大きな分岐点ですね。
作り手としては難しい選択肢だと思いますが、現代版にアレンジしがちですね。

今作は観終わった後の感想では昭和な感じでやった方が良かったと思いました。

エンドロールはなかなか良かったです。


そんなわけで4点。

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