メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

アーティスト

2012年04月17日 | 映画
アーティスト を観た。


アカデミー賞受賞で話題のアーティスト。
元々かなり関心が高かったのでかなり観たかった映画でした。

1927年から1932年までの僅かな期間のハリウッドが舞台。
サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は絶頂の時を過ごしていた。
そんなジョージに憧れて映画のエキストラになるただの女の子ペピー・ミラー(ベレニス・ベジョ)。
ジョージはエキストラで参加していたペピーの魅力に惹きつけられ何度もNGをだし、自分のことを好いていると知って強い個性が必要だよ、とアドバイスを贈り、黒子を書く。
ペピーはその後どんどんスターへの階段を登る。
そしてトーキー映画の登場で二人に転機が。
更にスターになるペピーとどんどん落ちぶれていくジョージ。
ジョージはなにもかも失い荒れた日々を送るようになる。

ってお話。

とてもピュアで切なくて優しくて可愛くてお洒落な映画でした。

サイレント映画として話題でしたがサイレント映画へのオマージュといった要素が強いです。
要所要所で上手いことサイレントじゃない効果も使ってます。

しかし基本僅かな字幕だけで台詞が無いので、役者さんの演技や表情で物語を感じていく手法です。
物語が非常に分かりやすいシンプルなものだから成立しやすくはありますが、それでもなかなか難しい映画だなと思いました。
確かに現代の映画では斬新ですし、コレがアカデミー賞を取ったというのは改めて快挙だなと思いました。

ゴールデンカラー賞を取った犬のアギーも最高に可愛くて、最高に素晴らしい演技をしていました。
ペットロスから抜け出せない僕はそれだけで涙ポロポロでした。


そんなわけで8点です。


開始の5分でがっちり心をつかむモノがありましたね。
コレは変えが利かない名画だと思います。

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