メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

今シーズン、ここまでの横浜Fマリノス

2012年04月18日 | サッカー
公式戦9試合勝ちなしというなかなかの現状。

僕からみると深刻なのはその内容。
前監督時代も相当躍動感のない連動性の無いサッカーをしてましたが、
個の力やココぞの集中力でなんとかそれなりの結果を出してました。

しかし監督を変えた今季はそのわずかにあった良い部分を消したサッカー。
今主流である相手のハードプレスにまるで応対出来ず、
プレッシャーを受けるとすぐに前線にロングボールを蹴り込む。
FWは大体小野、大黒あたりなのでそんなボールが有効になるはずもなく。

右サイドの小林や左サイドのドゥトラ、金井などは完全に単騎で勝負している。
そしてその辺の選手、俊輔あたりは異様にアーリークロスが多い。

連動無くプレスをする中盤の選手。
相変わらず俊輔は殆どディフェンスしないし、ヘディング絶対競らないし。

俊輔はやはりテクニックは抜けて上手いのだが、
全盛期に比べるとやはり相当劣化しているので単純なパスミス、キープミスが非常に増えた。
ボール貰ったらこねくり回して厳しいキーラーパスを狙うか、ファールをもらうってのが仕事。
とにかく俊輔にボールが入ると全体の流れが遅くなり躍動感が消え失せる。

非常に使い道の難しい選手ですが、
毎節多くの試合を見ているJリーグフリークな僕からみると、
今のJリーグには向いていないと思います。
とことん技術を活かして一人で点を取るか、
守備が出来ればボランチで活きると思うのですが。

そして中澤の劣化はさらに酷く、観ていて切なすぎるモノがあります。
もはやちょっとしたドリブラーには練習感覚で抜かれています。
ヘディングは相変わらず強いですが、昔は絶対になかったかぶりが大分増えました。
昔はサイドからのボールを上手くキックでダイレクトでクリアするのが上手い選手だなって思ってましたが、
今はそういうボールを殆どミスキックするようになりましたね。

中村と中澤はあまりに大きいネームバリューと実績を誇るので、外すのは非常に難しいと思うのですが、
これだけ悪い時期だけに一気に若返りをはかるチャンスだとも思います。

とにかく干されて評価も低い狩野ですがどうしても期待はしてしまいます。
彼を中心に松本翔、松本怜、斎藤学、小野あたりで前線を構成して欲しいです。
DFも青山、天野、金井、比嘉あたりを使ってあげて欲しいです。

ここまで6試合観ましたが内容は全く改善されていない気がします。
事故みたいなゴールが生まれるのを待つだけのサッカーです。

そこそこ個の力があるから戦術にはめにくいのでしょうか?
ヴィッセル神戸もかなり似た状況、似たようなサッカーをしているように思います。

マリノスの名門復活というキャッチコピーももう大分飽きましたよね。
優秀な戦術家を連れてこない限りいくら選手を入れ替えていても変わらない、
っていうことを今日何度も言っておきます!

何においてもミスターマリノスあってこそ成立していたチーム。
世の中はもう忘れて来てるのかもしれませんが、
僕は一昨年の戦力外は未だに許せずに居ます。

アレの罰としてどんどん落ちぶれたらいいと思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。